カモシカさんの山行記録・旅日記etc.

山は心のふるさと。登山(アルプス~低山まで)・ハイキング・小旅行の気ままな記録です。

 修行! 「和菓子作り」in京都  

2009-07-23 | 小さな旅

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 「京都 出会い旅 15」

        和菓子職人の技を体験しよう!

          

                    匠の技の妙!

  

 

  竹内結子の主演デビュー作となった朝の連続テレビ小説「あすか」。
 奈良県に生まれた活発な少女・あすかが、京都で和菓子の美しさに魅せられ
 老舗和菓子店「扇屋一心堂」で職人となるため懸命に努力していく・・・。

 そんなことを思い出させる師匠との出会い!

 

 見本菓子2種(下)と、体験用の生地(上)が用意されています。

 “いとうつくし”の形容がピッタリの和菓子ですが、
 乾燥や高い温度は鮮度が落ちるので スピードが命!

 しかし、指先や手の平には細心の注意を払わなくてはいけないのだ。

 職人さんの見本を参考に、Let's try! 

 スピード感あふれる説明に、、ぼぉっとしているとついていけない部分もあり(汗

  職人さんは2~3分程で作り上げちゃうそうな。

 粘土遊びみたいだけど、やり直しは出来ないので一発勝負!(爆汗)

 → 

 材料は「こなし」とこしあんを使います。こなしとは、こしあんに小麦粉を混ぜて蒸したもの。独特の弾力があり成形しやすいことから、和菓子によく用いられています。

お盆の上に材料を取り出したあと、薄桃色のこなしをよくもんで丸めます。
 → 

 次に、白いこなしを二等分して円錐形に形作ります。

 → 

 こなしを直径5cm程度にのばし、中央に小さなくぼみをつけます。
 

 円錐形の白いこなしを、尖った方からくぼみに押し付ける。2個とも同じ方向から。
 

 

 裏返したところが左の写真。中央が白く、周辺が薄桃のキレイなぼかしとなります。

 これを「内ぼかし」という。

 

 白いこなしを押し付けた面を上にして、手のひらにのせます。
 

 その上にあん玉をのせて包み込み、丸い形に整えます。
 

 「内ぼかし」の技。              へらで中央に軽くマーキング。

 

 マークを目安に指で桜の花びらを模ります。

 

 小指アウトサイドの技。          へら細工の技。

 

 微妙な力加減です。 一発勝負に緊張!

 

 カモシカ作「さくら」   内ボカシの技はまあまあ! 花びらの形が難しかった。

 

 二つ目は「蝶」<チョウ>に  挑<チョウ>戦です!

 

              下拵えは、「さくら」と同様。

 

                   こなしも餡も丸めて

 

 ベースのこなしを平に延ばす。     白いこなしを上から押えるように乗せ、

 →

 うす~く引き延ばしていく。  「外ぼかし」の技!

 

 餡を包みます。              片手でしなやかに包み込みます。

 

 丸めながら、先ほどの「外ぼかし」の効果を出すわけですが、これが難しい。

 

 丸めるのはかなりうまくいく。       小指アウトサイドの技もいいね!

 

 この辺で、テンポの速い説明を一部聞き逃してしまった(汗、汗、、、、、

 へらを当てるポイントが?????   時間勝負!

 →

 やり直しなしの一発勝負!        ううぅ、、、不恰好!

 

 千晴「やっぱ、カモシカさん不器用だねぇ。」   お手本と並べてみる。

 

 上は職人さんが作られたものですヽ(´ー`)ノ流石!

 カモシカ作の和菓子は、明らかに「蝶」は。「外ぼかし」は、難しいのです。

 右の「さくら」は、何とか合格点かな? 「内ぼかし」は、センスあるらしい。

  何はともあれ、初挑戦の和菓子作り! 程よい緊張と達成感に満足。

 

 千晴「はやく食べたいなぁ~。 でも、食べるの惜しいなぁ~。」

 

 同席の和菓子大好きなお姉さんたちに囲まれる千晴。

 

 ←本日の師匠はこんな方でした!

 作り終わった後は、職人さんの技を近くで観ることができます。

 あっというまに目の前で菊の花になってしまう・・・。

 手仕事のすごさに関心させられました。 2分ほどの早業を連続写真でどうぞ!

 説明をしながらのスピード感のある職人技の披露!

 まるで林家正楽の紙切り芸を見ている感じだ。

  

 

 

 

 

 

 

 さじ切り

 

 

 

 へら細工

 

 

 これだけでもいいようですが、

 

 仕上げは指!

 

 ハイ、出来上がり~~! 

 

         ☆職人技の結晶☆

 ←繊細な京菓子「あじさい」

 

 抹茶と出来立ての和菓子で一服です。

 

       

 女性京菓子作り職人;水内さんとの出会い!  和菓子作りの体験!

 和菓子を通して、日本の伝統文化と美学の一端に触れることができた

 「京都 出会い旅」の1ページとなったのでした。

 

 「京都 出会い旅 16~ ** とコラボ」に続く。

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14 コメント

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へえ~っ~ (やまとそば)
2009-07-25 20:04:44
カモシカさん・・・
なんで、この様な素敵な方々とお知り合いになれるんですか???
裏山しい~(笑)
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Unknown (上松 B作)
2009-07-25 22:07:42
洋菓子もいいけどやっぱ和菓子ですよねぇ~日本人は!!
「あじさい」なんてとっても美しいではありませんか!!

私が好きなのはシンプルに「粒あんの饅頭と緑茶」!!!

最高っす~~~

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やまとそばさん ( カモシカ)
2009-07-26 20:36:44
なんでといわれても困りますが、、、。
出会った人たちは確かに素敵な方々ばかり♪
和菓子大好きなんです。
やはり寄り道はしてみるものです。
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B作さん ( カモシカ)
2009-07-26 20:41:08
>やっぱ和菓子ですよねぇ~日本人は!!
季節感溢れる芸術品です。
目で見て楽しみ、ほんのりした甘みをお茶と共に味わう。
和の心の一端です。
落着くんですよね~。
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Unknown (食う寝るさんだ~す)
2009-07-27 11:16:21
すごい楽しそう!
やってみたい
いい遊びしてまんな~ヽ(^o^)丿
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わぁ♪ (シャイン)
2009-07-28 11:28:08
こんな美味しい体験は良いですね(^^)
「あすか」は好きなドラマでした・・
可愛いお菓子職人さん。。手に職を持つって素晴らしいですね。


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食う寝るさん ( カモシカ)
2009-07-28 21:46:36
>いい遊びしてまんな~ヽ(^o^)丿
でしょう! でもね、
写真を見ると粘土遊びみたいですが、
真剣ですよ~! 職人さんとの違い、歴然です。
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シャインさん ( カモシカ)
2009-07-28 21:53:54
あらゆる角度から、京都、和の心への切り込みです。
大好きな和菓子ですから、体験しちゃいました。

>職人さん。。手に職を持つって・・・
基礎を身につけるのに最低5年は掛かるそうです。和菓子は芸術の世界ですね!

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Unknown (白音)
2009-07-30 12:30:18
カモシカさん上手~
「さくら」の方なんかとっても綺麗で、
お店に並んでたら買っちゃいそうです(^^)
それよりなにより、写真撮りながら作っちゃうのがスゴイって思いました!
器用だ~
返信する
白音さん ( カモシカ)
2009-07-30 23:10:27
>カモシカさん上手~
ありがとうございます。私の作なんて、ヘタッピーで、公開したことを後悔(笑
職人さんが作るもっと本格的な繊細なものなど
食べるのが惜しいくらいです。

>写真撮りながら作っちゃうのがスゴイ
まさか!お手手は完全消毒にての作業ですから、カメラは触れません。
ネタばらしをすると製作中のショットは
私の隣にいた小学生和菓子太郎君のお母さんのご好意でシャッターを押してもらいました。
後半の写真の黄色いセーターを着ている方です。
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