カモシカさんの山行記録・旅日記etc.

山は心のふるさと。登山(アルプス~低山まで)・ハイキング・小旅行の気ままな記録です。

霧が峰ハイキング

2006-07-16 | 山行記録
06.7.15(土)晴れ時々くもり

週間予報では3連休とも雨模様であったが、14日直前の天気予報で初日の15日のみくもりベースながらもお出かけできそうだったので、
急遽仕度をして深夜に出発する。
(現地に近づいたところで判断しようと、蝶・常念に登る仕度もしてきたが、予想どうり夜空の晴れ具合や湿度が原案通りの日帰り山行となる。)

霧が峰といえば、ニッコウキスゲである。
例年だとこの時期が1番の見頃である。
去年は19年ぶりの大当たり年であった!!!!
しかし、今年は開花が遅く7月の下旬が見頃となることは承知の上であったが
うまい空気が吸いたい、自然の中に身を置きたい、とにかく歩きたいとの思いからGO,GOとなったわけである。

ニッコウキスゲは、ころぼっくるヒュッテより下で4~5部咲き・車山山頂は開花前であった。
例年になく、イブキトラノオが多く目立っていた。
去年が100点満点とするなら、今年の現在の状況は20点。
花は、少々寂しいが時折青空が広がり、夏らしい白い雲も眺められた。
下界にいては体感できない空の広さである。

本来なら、全山ニッコウキスゲで埋め尽くされた黄色が前面に出る写真が多く撮れるはずであったが・・・。
周囲の山岳展望は、そこそこ得られたので数枚の写真を残すことにする。

八ヶ岳・富士山・南アルプス・中央アルプス・御岳・根子岳・四阿山~浅間山方面が、午前中は望むことができた。
本来なら、北アルプス全体がきれいに見えるのであるが(もちろん槍の穂先まで)
早朝より黒い雲の中である。残念・・・。

♪「山小舎の灯」や「あざみの歌」♪ は、ここ霧が峰が舞台となって生まれた歌である。
七島八島湿原の前後の入り口にそれぞれの歌碑が建っている。
詳細は、ビジターセンターに行くとよく分かる。
歌そのものについては、カテゴリー「山の歌」で後日取り上げてみたい。

今回のアクシデント
撮影中に急に脚にまとわり付いたもののためにバランスを崩して転倒。
買ったばかりのカメラのレンズが石にあったってグシャ!!
身軽なカモシカさんは、普段なら体勢を立て直すか、受身を取るかで大事には至らないのであるが、今回ばかりは先にカメラをかばっていた。(間に合わなかったが・・・)結果、左膝を強打!!
痛くて、痛くてしばらく動けなかった。
脚にまとわり付いた犯人は、おばちゃんが綱を放して飛び回っているペットの犬だ!!!
おばちゃん曰く「大丈夫?」
カモシカ(ズボンをめくり)(大丈夫じゃないよ・・・<痛くてそれ以上しゃべれず>)
お皿が腫れ上がり、その脇からは出血! それを見たおばちゃんどうしたと思います。
くるりと背を向けて、犬と一緒に何事もなかったかのように立ち去ってしまいました。(あんた、さっき言った大丈夫ってのはいったい何なのさ!)

幸い骨折はなかったですが、予定のコースは歩けず打ち切り。
止む無くカメラも購入し直す羽目になりました。
こんなこと今までもちろんありません。美しい自然の思い出にいろいろな意味で苦く、痛く、腹立たしいおまけが付いてしまいました。

お願い

どうか自然の中に入っていくときのマナーをお守りください。
ペットは連れ込まないでください。野生動物たちや貴重な植物たちの生活の場ですから。脅かさないで優しくしてね。
自然の生態系は微妙なぎりぎりのところで成り立っています。
人工物やペット持ち込まないでね、お願い!
(山にはキツネもいます。彼らの持っている病原菌がペットの犬に感染する可能性もあるのですよ。)



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« モルゲンロート | トップ | 霧が峰 写真 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

山行記録」カテゴリの最新記事