幕山＆南郷山 ＜梅の宴＞

 

　幕山＆南郷山　＜梅の宴＞

　

　　麓の湯河原梅園の梅が見頃を迎えていた。

　「幕山」というの名前は、南麓斜面に露出した岩壁が　遠くから見るとまるで歌舞伎舞台の「幕」のように見えることから付けられた。

　地質学的には、箱根火山の一部なのである。

　

　湯河原温泉の象徴的な山として多くの人に親しまれている幕山と南郷山に久しぶりに登った。

　お手軽ハイキングの山として、初心者やファミリーにも最適な山である。

 

　登山口は、梅林に隣接してある。

　

　４，０００本の梅林と称せられる中を　「梅の宴」を楽しみながら、

　

　梅の香に包まれて、山頂を目指して登っていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

　何種類もの紅梅や白梅を愛でながら進む。

 

　マットを背負ったクライマーも登っていく。

 

　今日は、この岩壁に挑むそうだ。

　

　幕山へのハイキングコースから望むクライマーたち。

 

　あちこちの岩場で、クライミングが展開されている。

 

　こちらはヘルメットとハーネスを装着して準備中のペア。

　

　４，０００本の梅林を眼下にクライミングを楽しむクライマーたち。

　こんな楽しい光景が視界から消えると、幕山山頂へは結構ハードな登りとなる。

 

　幕山にて。

　

　天気も上々、山頂でくつろぐハイカーたち。

　

　輪になって、フォークダンスが出来るくらいの広さがある。

　

 相模湾に突き出した真鶴半島を眺めながら、早めのランチタイムである。

　写真右手上には、初島も見えていました。

 

　「自鑑水」経由で南郷山へ向かう。

 

　石橋山の合戦に破れて自害を決意した源頼朝が、水面に映った自分の哀れな姿を見て

　再起したといわれている伝説の地である。

 

　南郷山山頂はこじんまりしている。

　

　山頂の様子。

　

　三浦半島、房総と相模湾が望める。

　

　箱根連山の眺め。

　

　熱海・伊東方面。

　南郷山からの一般的なラウンドコースは、五郎神社へ下り、鍛冶屋へと戻るのだが、

　もう一度梅園を楽しみたかったので、白銀林道を幕山麓まで戻り大石ヶ平へと下る。

 

　大石ヶ平付近から得られる展望。

 

　一ノ瀬橋。

 

　幕山公園へと戻ってきた。

 

　可愛いワンちゃん達がお出迎え♪

　

　幕山公園から仰ぎ見る幕山。

　ちょうど今の時期は、山の麓の幕山公園で湯河原梅林　「梅の宴」という梅祭りが開催中。

　まさに今が旬の山である。

　厳冬期の雪山は、ちょっとお預けにしてのんびりと里山ハイクも悪くない。