【ハロ・日暈(ひがさ)】を観測!
うっすらと雲のベールがかかった6月6日の空に
「太陽の周りの光の輪」を見ることができました。
これは「ハロ」と呼ばれる光学現象です。
「ハロ」とは、上空の高い所に太陽が透けて見えるくらいの薄い雲が広がっている時に、
太陽の周りにボンヤリと見える光の輪のこと。
薄雲の中の氷の結晶によって、太陽の光が屈折されて現れる現象です。
ハロは前線が接近しているときなどに見られることが多く、
一般的に「天気下り坂のサイン」とされています。<観天望気>
今日は、それを裏付ける天気予報が ドンピシャの当たり。
ハロが見られたのは、午前8:30~9:00頃。朝の内はまだ日差しがありました。
午後になると次第に雲の量が増え、厚みを増していきました。
そして、夕方にかけて雷を伴って大雨となった地域も何カ所か発生していました。
<例:JR青梅線は大雨のため青梅市の御嶽駅と奥多摩町の奥多摩駅の間の上下線で
運転を見合わせていましたが、午後6時半に運転を再開しました。>
精度の上がった天気予報に加え、
「観天望気」は<自然現象や生物の行動の様子などから天気の変化を予測すること。また広義には経験則をもとに一定の気象条件と結論(天候の変化の予測)の関係を述べたことわざのような伝承のことをいう。>大変、有用である。
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