木曽駒ヶ岳 <雪山登山>
今季の雪山第1弾は、恒例となった木曽駒ケ岳へ!
今季雪山登山の第1弾は、木曽駒ケ岳<2019・12・29>。
年末の雪山登山クイズと合わせてご覧ください。
快晴の絶好の雪山日和をGetしての幸先のよい雪山スタートとなりました。
雪山には無雪期にはない魅力がある。
すべてを真っ白に覆い尽くす雪の世界は、吸い込まれるような美しさを持っている。
しかし、雪山には多くの危険が潜んでいるのも事実。
技術や装備はもちろんのこと、ルート選択、気象、雪崩などの危険予知と回避のための
表に現れない技術や総合力が安全登山を支えてくれる。
美しくも厳しい雪山と向き合うために常に基本に立ち返り歩を進めていこうと思うのである。
それでは、今回の山行記録、ご覧ください。
千畳敷カールからのスタートである。
宝剣岳にズームイン!
サギダルの頭にズームイン!
乗越浄土に向かって直登していく。
小規模ながら、既に2回雪崩が発生しているとの情報あり。
<2019・12・23 極楽平と八丁坂で雪崩が発生している>
雪山らしい登りである。
宝剣岳が左手脇に眺められるようになる。 荘厳である。
しかし、八丁坂通過は 登りの苦しさと共に要注意ポイントである。
参考:過去の情報やニュース記事を振り返る。
2017年2月23日の雨及び湿雪の影響で、カール内で大きな雪崩が発生。
宝剣岳より発生 破断面は2~3m、雪崩の幅は最大100m以上、しらび平付近まで到達。
八丁坂、乗越浄土に登るためには雪崩の上を通過する必要あり。
平成7年1月4日、中央アルプス千畳敷カールは朝から吹雪いていた。ホテル千畳敷では、宿泊客に対して前日の夜から「登山全面禁止」を告げていたという。午前11時、千畳敷カールで雪崩が発生。宝剣山荘から千畳敷駅をめざして歩いていた登山者6人が巻き込まれた。長野県警と遭対協の救助隊員が捜索に入ったが、翌5日の夕方までに全員の死亡を確認。6人の遺体は、いずれもザックを背負ったまま登山道から約150mも流されていた。現場の状況から判断すると、彼らはほとんど逃げる間もなく、一瞬のうちに雪崩に巻き込まれたと思われる。
乗越浄土に飛び出す! ぐるりの展望 ↓
伊那前岳
中岳
宝剣岳
カールの上には北岳、間ノ岳、農鳥岳を軸に南アルプスずらり、富士山も見えている!
カールからの八丁坂直登、ゴール目前の登山者を捉える。
宝剣岳を仰ぎ見る。
宝剣岳TOPに立つ登山者
天狗岩&三ノ沢岳
主稜線に出て、宝剣岳を振り返り見る。
雪に埋まる宝剣山荘
伊那前岳方面
宝剣岳と天狗岩
天狗岩と三ノ沢岳
中岳へ進む
右手には、八ヶ岳が見える
中岳山頂にて
中岳から眺めた宝剣岳
木曽駒の左に御嶽山が見える。
二つ目のピーク、木曽駒ヶ岳を目指す
木曽駒ヶ岳の山頂直下を登る登山者
山頂到着! エビの尻尾がついた木曽駒ヶ岳神社。
中央アルプス主脈をバックに
木曽駒ヶ岳山頂からの展望
神社左に見える御嶽山 ここから左へ反時計回りで
三ノ沢岳
宝剣岳~空木岳方面への主稜線 バックは、南アルプス
宝剣岳にズームイン!
空木岳方面にズームイン!
伊那前岳方面 バックは、南アルプス
宝剣岳と南アルプス南部
悪沢岳、荒川中岳・前岳、小赤石岳・赤石岳、聖岳、兎岳
間ノ岳、西農鳥岳、富士山、塩見岳 手前:伊那前岳
鳳凰三山、北岳、間ノ岳、西農鳥岳
浅間山・・・蓼科山、八ヶ岳
八ヶ岳<南部の核心部>
蓼科山と北八ヶ岳
根子岳・四阿山・・・烏帽子岳、湯の丸、黒斑山、浅間山/車山など
頚城山塊
北アルプスずらり
北アルプス北部
北アルプス中部
北アルプス南部
乗鞍岳
鹿島槍、白馬岳方面にズームイン!
穂高、槍ヶ岳、大天井岳方面にズームイン!
穂高、槍ヶ岳にズームイン!
山頂の様子。 好天のためか、例年より大勢の登山者で賑わっていました。
快晴(ほぼ)無風の静穏な天気に恵まれ、みなさん、思い思いにのんびり過ごしています♪
ランチタイムも含めて約2時間、のんびり展望を楽しむことができました♪
木曽駒よ さらば。 もう一度素晴らしい展望を目に焼き付けてから下山しよう。
北岳、間ノ岳、西農鳥岳、富士山
富士山、塩見岳、本谷山 伊那前岳
悪沢岳、荒川中岳・前岳 小赤石岳・赤石岳、聖岳
北アルプス<写真中央が槍・穂高>
宝剣岳と後方の南アルプス南部<上河内岳、茶臼岳、易老岳、光岳、笊ヶ岳など>
檜尾岳、空木岳、越百岳、南駒ヶ岳など中央アルプス主稜線
宝剣岳を正面に眺めつつ、千畳敷カールに下り 無事山行を終えたのでした。
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