カモシカさんの山行記録・旅日記etc.

山は心のふるさと。登山(アルプス~低山まで)・ハイキング・小旅行の気ままな記録です。

奥穂&涸沢カール<後半>

2020-08-31 | 山行記録

 

奥穂&涸沢カール<後半>

北アルプスの山々が目覚める。

厳粛にして、荘厳なアルプスの夜明けである。

常念岳の右に 太陽が顔を覗かせる。 夏山劇場の開幕である。

白出のコルから見上げる奥穂への取り付き。

モルゲンロートに染まる!

奥穂を目指して、いざ行かん!

お馴染みの連続2本の鉄バシゴからの登りである。

後続の登山者と穂高岳山荘を捉えた。

朝イチの好展望!

槍、北穂、涸沢岳と3,000m級の3横綱のそろい踏みである!

 槍、北穂にズームイン!

さらに登ってまた振り返る。

槍の右には、旭岳、白馬岳、鹿島槍などの後ろ立山連峰が見える。

槍の左には、立山連峰。

薬師岳、三俣蓮、鷲羽岳、水晶岳など。

ルートを辿ると奥穂山頂が視界に入ってくる。

そして、ジャンダルムが姿を現す。

いつ見ても迫力のある岩塊だ。

北アルプスの最高峰、3,190m奥穂高岳山頂。

奥穂山頂にて。

今夏もまたここに立てたことの幸せをかみしめる。

千晴、今年もまた奥穂からの素晴らしい展望を味わえるね♩

では、奥穂山頂からのぐるりの展望を! 槍を起点に反時計回りで。

笠ヶ岳、双六、黒部五郎、薬師、三俣蓮華、鷲羽、推奨、赤牛岳など

ジャンダルム、笠ヶ岳

乗鞍、焼岳、西穂、ジャン、 上高地を挟んで霞沢岳、六百山。

上高地、霞沢岳、明神岳

前穂、明神岳

前穂にズームイン!

富士山、南アルプス(写真では切れているが、この左に八ヶ岳、浅間山方面)

常念山脈、手前に屏風ノ頭

ロバの耳、ジャンダルム、畳岩ノ頭・・・西穂

ジャンダルムにズームイン!

今回はプランから外したが、あそこに見えている縦長の白い岩の左を

垂壁登攀している自分の姿を重ねて眺める。

焼岳にズームイン

御岳、乗鞍

上高地、霞沢岳、六百山

明神岳にズームイン

前穂にズームイン<Ⅳ、Ⅲ、Ⅱ、Ⅰ峰>

北穂にズームイン

槍にズームイン

槍ヶ岳・大ばみ岳・中岳・南岳<大キレット>北穂、涸沢岳

立山方面

鷲羽、水晶、赤牛岳

薬師岳方面

三俣蓮華

黒部五郎岳

笠ヶ岳

ジャンダルムへの縦走路

最初の難所、ウマノセにズームイン!

奥穂山頂から槍ヶ岳に続く縦走路

今夏はショートコースに留めたが、 またあの槍ヶ岳から

ずずーんと槍穂大縦走をやりたいなぁ~♩

奥穂山頂に立つカモシカ

奥穂&千晴

千晴と一緒にほぼ貸し切りの奥穂山頂から 360度の大好きな

山岳展望を眺め、目に焼き付けます。

お気に入りの山岳展望を満喫して、今回は白出のコルに戻ります。

取り付きの鉄バシゴ付近の岩場に咲いていたクモマグサ

登り下りに必死な方は、この小さな花に気づく余裕がない。

穂高岳山荘のテラスに戻ってきました。

ザイテングラートを涸沢へと下ります。

ザイテン中間部

白出のコルを振り返ると 後続の登山者が下ってきた。

前穂北尾根の眺め

ザイテン基部から稜線を見上げる。

涸沢カール内に下っていきます。 見所豊富!

涸沢岳~涸沢槍

北穂南陵

奥穂方面

前穂北尾根&千晴  千晴の耳の斜め上延長線上がⅥ峰。

前穂Ⅵ峰のシンボル:狸岩もはっきり見えている。

前穂にズームイン Ⅴ~Ⅰ峰。

スリリングな岩場から一転、彩り鮮やかなお花畑♩

涸沢岳、涸沢槍をバックに 

シナノキンバイ&ハクサンイチゲの雲上のお花畑♩

メルヘンの世界である♩

涸沢ヒュッテのテラスから望む涸沢カール絶景!

1日眺めていても飽きることのない素晴らしい眺めだ!

北穂方面

涸沢岳、涸沢槍、獅子岩

奥穂方面

前穂方面

さらば、涸沢 また来る日まで。

この青空も午前中前半までである。稜線はガスに包まれる予報である。

下山にかかると早くも薄い雲が広がり始めた。

と、その時 轟音を響かせ 救助ヘリが現れた!

ぐんぐん前穂北尾根に接近する。 滑落か?

横尾にて。前穂方面が雲に覆われ始めている。

だいぶガスに覆われ始めた。

ヘリの音がする。

前穂の岩稜に接近!

回り込んでぐんぐん近づく!

ギリギリまで近づく。

ホバーリング! 果敢な救助活動が展開されているに違いない。

前穂山頂(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ峰)は完全に雲の中である。

帰宅してから調べると この日はやはり前穂で事故があった。

「82日、北アルプス前穂高岳で、仲間と2人で入山した52歳の女性が、

北尾根4峰付近を登山中に約200m滑落する山岳遭難が発生。

女性は県警ヘリで救助されたものの死亡が確認された。
同行者の56歳の男性も、技量不足で行動不能となり県警ヘリで救助された。」

徳沢付近から見上げた前穂。

徳沢にて。穂高稜線は雲の中だが、下界は晴れている。

下山途中、梓川に泳ぐカワマスを見つけてパチリ!

河童橋から穂高を望む。

奥穂~吊り尾根~前穂の稜線は、完全に雲の中である。

先程まで、快晴の奥穂山頂で爽快な展望を楽しんでいたのがウソのようである。

山の天気は、変わりやすい。

最後に晴れ渡った穂高に手を振ってお別れができなかったのが、心残りだが

狙いどおりの奥穂山頂での展望をGetできたので、

ショートコースであったが よい夏山山行ができた。

登らせてくれた山に感謝。 山の神様、ありがとう。

 

穂高よ さらば  また来る日まで

また来るときにも  笑っておくれ

 

奥穂&涸沢カールの絶景!<2020 夏山讃歌ダイジェスト>

 

奥穂&涸沢カール<前半>

 

 

 

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 奥穂&涸沢カール<前半> | トップ | 本当の辞任理由は アベノマ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

山行記録」カテゴリの最新記事