カモシカさんの山行記録・旅日記etc.

山は心のふるさと。登山(アルプス~低山まで)・ハイキング・小旅行の気ままな記録です。

槍~大キレット~北穂 <快晴の夏山ENJOY> DJ版

2010-08-25 | 山行記録

 

 槍~大キレット~北穂

                                   <快晴の夏山ENJOY>

 ひと夏に1回有るか無いかのすっきりとした大快晴の空の下、

 復活の記念すべき登山となりました。

 7月末のケガでは、本当にご心配をおかけいたしました。完全とはいえないまでも

 お陰様で早くに山に復帰できました。 

 さすがに、ジャンダルムのコースに突入するまでの回復ではないので、

 ポイント毎に引き返すチャンスがある今回のコースを選択しました。

 不思議なもので、山に入ると下界よりも元気が出るのはどうしてでしょう?

 初日前半は痛みが出ないか恐る恐るでしたが、セーブしつつも歩き出せば

 バッテリーが充電されていく感覚に。

 

 毎年恒例の槍・穂高縦走の前半部分でしたが、大展望と共に多くの出会いもあり

 満足度の大きな山行となりました。

 穂高と槍は、私にとっても 多くの登山者にとっても憧れの山であろう。

 槍ヶ岳から大キレットを縦走して北穂に立つお気に入りのショートコースである。

 ダイナミックな展望と爽快な岩稜歩きを存分に楽しむことができた。

 その展望は、幸せな気持ちになれる自然が創り出した美しさ!

 雲ひとつ無く 正真正銘の360度の槍ヶ岳山頂からのパノラマ全てなどの詳細は

 本編に譲ることにして、いつものように先ずはダイジェスト版での速報です。

 本編まで待てない方は、『行間を読む』の要領で 
 写真の合間を補ってご覧ください。

 

   それでは早速、写真で綴る山行ダイジェストをどうぞ。

 

 

 

 早朝の上高地を出発。  

 梓川の流れと焼岳の美しさ。 幸先のよいスタートである。

 

 快晴の横尾にて。 前穂東稜もくっきりだ。

 ここで、この日に行われた「涸沢音楽祭」に関わる出会いも。。。。。

 

 ライチョウと遊ぼう!  槍沢にて。

 ミヤマトリカブト、タテヤマリンドウ、トウヤクリンドウ、イワギキョウ、

 ミヤマアキノキリンソウなど一足早く秋の花が目立つ。

 そして、チングルマの花穂が風に揺れ。。。。。

 

 モルゲンロートに染まる槍ヶ岳

 

 夏の朝風に聳える槍ヶ岳

 

 3,180m 槍ヶ岳山頂からの展望!

 裏銀座の名峰もずらり。360度全てお見せしたいのですが、ダイジェスト版では

 代表して 大喰・中岳・南岳への縦走路と穂高連峰方面の眺め。

 この稜線を歩いて行くわけです♪

 

 槍ヶ岳山頂にて

 

 

 大キレットに向かう縦走路からの槍ヶ岳の眺め。

 右手に延びるのは、東鎌尾根。

 

 もう何度も通過したことがある大キレット。 

 しかし、その度に新鮮な緊張感に包まれる。

 

 長谷川ピークにて。

 ピークとは言うものの「Hピーク」とペイントがあるだけ。

 千晴の大きさからもよく分かると思いますが、完全なナイフリッジ。

 

 長谷川ピークから続くナイフリッジの岩稜を進む。

 

 長谷川ピークからのリッジの岩稜。A沢のコル側から見上げる。 

 白○のペイントがルートです!

 

 『飛騨泣き』の上部から見下ろす。 高度感が分かりますか?

  後続の登山者

 大キレット越えは スリル満点!

 

 3,106m 北穂高岳山頂にて。

 この1枚から、槍ヶ岳同様360度余す所のない大展望を想像あれ。

 実際の360度眺めは、本編にて。

 

 大キレット越しの槍ヶ岳(黎明)  後方は 白馬や鹿島槍などの後立山連峰。

 

 夏山の目覚め!  シルエットの常念岳からのご来光。

 

 モルゲンロートに染まる前穂~奥穂

 

 モルゲンロートに染まる奥穂~ロバの耳・ジャンダルム/北穂南峰、滝谷。

 

 

 大キレットと槍ヶ岳

 眺めているだけでも感動ものだが、

 実際に自分が歩いてきたばかりの縦走路が全て見えているというのは、圧巻だ!

 

 私を惹き付けて止まない幸せな気持ちになれる美しい眺め。

 この縦走路を歩くのが、好きだ! この縦走路を北穂から眺めるのも好きだ!

 

 前穂北尾根と涸沢カールの眺め。  北穂南稜の下りにて。

 下山途中であっても おまけには余りある。

 これだけでも完璧な夏山の思い出の1枚になろう。

 

 〆は、もちろん快晴の涸沢カールの眺め♪

 何十回訪れても、何時間続けて眺めていても飽きることのない眺めである。

 最も愛する穂高と共に 私にとってなくてはならない眺めのひとつである。

 

 穂高よ さらば  またくる日まで

 奥穂に映ゆる あかね雲

 かえり見すれば  遠ざかる

 まぶたに残る  ジャンダルム

 

 

 滝谷さらば またくる日まで

 北穂へつづく 雪の道

 かえり見すれば  遠ざかる

 まぶたに残る  槍ヶ岳

 

 

 涸沢さらば またくる日まで

 横尾へつづく 雪の道

 かえり見すれば  遠ざかる

 まぶたに残る  屏風岩

 

    また来る時にも 笑っておくれ♪

    いつまでも留まっていたい。 いつまでも眺めていたい。

    なかなか立ち去りがたいこの思い。。。。。

    山に手を振って 感謝の気持ちと共にさよなら。 また来るからね♪

 

 

    詳細は、本編にて。

    

 

 

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22 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (つばさ)
2010-08-25 06:38:44
復活早くて、よかったです。
いきなり槍穂で、大キレット越えですか。本当に何度見ても飽きない素晴らしい展望に恵まれましたね。今年の夏、やり残したことをやり遂げた感じで満足感も大きいでしょう。素晴らしい復帰ですね。おめでとうございます。
返信する
さすが~カモシカさん (RN)
2010-08-25 08:36:47
なかなかいいですね~
ステレオアダプターを付けるかステレオカメラで撮影し立体に見れればいいねえ~
返信する
よかったですね♪ (矢車草)
2010-08-25 21:49:35
怪我で大丈夫かなぁ、カモシカさん・・・なんて
山で思い出しておりました!
ここを歩いたんですか~すご~い♪

最高のお天気だし、いう事ないですね。
復活おめでとうございます(^o^)/
私は反対側からカモシカさんを見てましたよ~!
大分遠いけど・・・^^;
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つばささん ( カモシカ)
2010-08-26 21:32:24
早速に、ありがとうございました。

>今年の夏、やり残したことをやり遂げた感じ
まさにそんな感じですね。槍穂に逢いに行かないと! とびっきりの快晴が、お馴染みの展望を引き立ててくれました。
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RNさん ( カモシカ)
2010-08-26 21:35:03
槍穂は本当に素晴らしい山です。
写真より自分の眼で山の風と共に眺めるのが最高なのです。
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矢車草さん ( カモシカ)
2010-08-26 21:44:01
ご心配、ありがとう。
矢車草さんが、五竜界隈の後立山に出かけるのは分かっていましたよ~。(既レポの前ふりで)
幸い骨折だけは回避できたので、予想以上に早い復帰ができました。
>ここを歩いたんですか~すご~い♪
毎年恒例の槍穂縦走の一部分だけですけどね。
とびきりの快晴に恵まれ、また歩くことができて嬉しかったです。
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山男復活 (Edelweiss)
2010-08-26 22:04:22
正に、天も晴れ地も晴れた素晴しい天候。まるで山が「お帰りなさい」と迎えているかの様。大好きな穂高連峰に囲まれ身も心も癒えた観が伝わってきます。この景色にもっと酔っていたい。私も穂高が大好きです。21,22は蝶ヶ岳~常念岳に会いに行って来ました。今週末は雲の平へ。全快おめでとうございます。ジャンダルム
!とっても行ってみたいですが、私には一生無理なピーク。残念ですが。



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新聞記事より (RN)
2010-08-27 19:27:35
英国人青年
上高地の魅力 海外発信へ
弊日記に参考までに載せた。
http://d.hatena.ne.jp/negisi6960/
返信する
Edelweissさん ( カモシカ)
2010-08-28 19:04:12
ありがとうございます。
>大好きな穂高連峰に囲まれ身も心も癒えた
はい、まさにその通りです。

>蝶ヶ岳~常念岳
槍穂の展望台にいらしたのですね。蝶・常念も好きな山でよく登ってますよ。
今頃は雲の平、いいですね~♪
返信する
RNさん ( カモシカ)
2010-08-28 19:07:55
>英国人青年 上高地の魅力 海外発信へ
平成のウォルター・ウェストンとして、新たな感性で海外発信してくれるといいですね。
返信する

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