カモシカさんの山行記録・旅日記etc.

山は心のふるさと。登山(アルプス~低山まで)・ハイキング・小旅行の気ままな記録です。

白馬岳~小蓮華山~白馬大池etc. <その1>

2016-08-25 | 山行記録

 

 白馬岳~小蓮華山

        ~白馬大池etc.

 

 猿倉を出発してしばらくすると、今回の登山対象の山「白馬岳」

 

 「小蓮華山」が見えてくる。

 

 程なく、白馬尻小屋に至る。

 

 しかし、白馬尻から望む大雪渓の様子が例年とは大きく異なっていた。

 今年は北アルプスで残雪が極端に少ない年となっているが、白馬大雪渓も例外ではない。

 上の写真は、白馬尻小屋脇からの撮影だが、ガレ、岩の間を雪解けの流水が勢いよく流れている。

 いつもは、小屋の脇まで大雪渓の雪原の延長が延びているのだが。。。。。

 因って、秋道を延々と登らせられることとなる。

 

 例年なら、このど真ん中を雪渓のスプーンカットに足を置いて 涼を楽しみながら登っているのだが、。。。。

 通常の大雪渓ルートの半分以上を秋道ルートを歩かせられた。

 

 無理して雪のある所に踏み込むのは、危険極まりない状況だ。

 

 上部残り1/3くらいのポイントから、ようやく大雪渓歩きとなる。

 

 それにしても例年より雪の量が少ないぞ。

 

 

 クレバスが口を開けたり、下が空洞化したスノーブリッジが待っている。

 

 とりあえず、大雪渓にて。

 

 短い大雪渓歩きと雪の少なさに 白馬岳登山のメインルートが物足りなく感じられた。

 この上、葱平を登った先にある小雪渓の斜面をトラバースするのが例年だが、

 今年は、小雪渓そのものが既に消滅していて、ここも迂回させられた。

 ここまでは、「看板に偽りあり」みたいな感じで 爽快感がいつもの半減。

  ☆本来の大雪渓の様子は、拙ブログ過去記事<複数年UP>を参照して下さい☆

 

 しかし、お花畑が始まる辺りから 青空と目の覚めるような緑の中を登るのは楽しい♪

 

 さわやかな夏山♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦

 

 お花畑が続く♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦

 

 早くも秋のムラサキ系の花が多い。

 

 黄色のミヤマキオンと青紫はミヤマトリカブト

 

 ミヤマトリカブトの大群落がかなりの面積を占有している。

 

 ミヤマトリカブト

 

 ミヤマキオン

 

 ミヤマアキノキリンソウ

 

 イワギキョウ

 

 ミヤマダイモンジソウ

 

 杓子岳をバックに

 

 杓子岳と白馬鑓ヶ岳

 

 杓子岳と白馬鑓ヶ岳をバックにお花畑の登山道を登っていく。

 

 このルートから杓子岳と白馬鑓ヶ岳を振り返り見ながら登るのが、お気に入り♪

 

 杓子岳と白馬鑓ヶ岳と村営白馬頂上宿舎

 

 稜線に飛び出すと、立山、剱岳、毛勝三山が目に飛び込んでくる!

 

 立山連峰と剱岳にズームイン!(手前、丸岳)

 

 旭岳

 

 杓子岳と白馬鑓ヶ岳をバックに。

 

 

 今夏も快晴の白馬岳山頂♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦

 このタイミングでは360度の展望!(まもなく雲に隠されるが)

 

 笑顔のステキな山ガールに囲まれた千晴♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦

 

 白馬岳山頂から、小蓮華山に続く稜線を望む。

 

 旭岳方面 (毛勝三山が雲の中へ・・・)

 

 白馬山荘と杓子岳と白馬鑓ヶ岳方面を望む。

 

 杓子岳にズームイン!

 

 鹿島槍も湧き上がってきた雲の中にまたたく間に消えた。

 

 立山、剱岳も見えなくなった。

 信州側は、完全に真っ白い雲海となった。

 しばらく山頂で粘ってみたが、回復しそうにないので下る。

 

 その途中、山ガールたちの質問に答える。Q「この花、な~に?」

 

 「これは、トウヤクリンドウだよ。」

 初秋の花が山頂周辺に多く咲いていた。

 

 山荘のテラスにて。

 さっさと夕食を終え、日没直前に稜線の雲が取れ、展望が回復してきた風景をのんびり眺める。

 

 杓子岳と白馬鑓ヶ岳

 

 

 山頂では雲隠れしてしまった立山・剱岳も雲海の上に姿を現した。

 

 

 剱岳、いいね~!

 明日も、素晴らしい山岳展望を見せてくれ。

 小蓮華山へは、稜線美の雲上散歩だ♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦

 

  山行2日目に続く。

 

 

 ↑ これは、おまけ。杓子岳から白馬岳のスケッチ画。


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