皆さんR25というフリーペーパーをご存知ですか?一度は駅・コンビニで目にした、
または読んだことがある方もいるのではないでしょうか?昨年7月に創刊。
首都圏で毎週木曜日発行、なんと2日で60万部(!!)がなくなってしまうという
今話題の雑誌です。
この編集統括を勤める若手編集者(1973年生まれ)が「R25が活字離れの世代に
支持される3つのヒミツ」と題して若者の街渋谷で講演会がありました。
(財団法人勤労青少年協会主催)
R25とは25歳から35歳の男性をターゲットとした雑誌で、
まさに27歳の私はそれに当てはまるわけでどうやってこれほど短期間で、
若者の心をつかんだのかぜひとも聞いてみたいと思っていました。
題名にある3つの秘密とは結論かららいえば
①編集 ②流通 ③広告 に集約されるとのことです。
①編集とはまず徹底的に今の25歳から35歳までの男性にインタビューし
どんな情報に接しているかその現状をリサーチしたとのことでした。
会場に集まってもらって話を聞く、もしくはアンケートをとるとほとんどの男性が
日経新聞を読み、仕事の合間にネットでニュースをチェックし
夜はワールドビジネスサテライトをみているとのことだったそうです。
しかし、そのインタビューを続けていくと、また飲み屋までインタビューをつづけると、
本当の姿がが現れてきたというのです。つまり多くの情報を自分で集め、
常にニュース、時事問題に接していたいと誰もが望んでいるということです。
つまり決して理解しているわけでなく、決してすべてを消化しているわけでなく、
自分のプライドがまたそうでありたいという願望がそうしているというのです。
その証拠にゼロ金利、量的緩和、FTA、常任理事国等のニュースのキーワードを
いくつか聞いても正確に理解している人は少なかったというのです。
ですからR25はそういった男性のためにニュースを詳しく平易に解説する。
TOPICがなんなのかを教える。そして点と点だったニュースをつなげる
役割をはたし、情報の消化不良に胃腸薬を与える役割になりたいと考えたのだそうです。
②は流通これが大変ユニークでどこでいつどんなふうに読ませるか?を考えたそうです。
25~35才の男性は忙しい!朝は起きて10分後には家を出る。帰ってくるのは
平均9時から10時、めんどくさがりやで、駅前のティシュさえもらわない。
そんな一日の中で「スキマ」の時間はどこだろうと考えたとき、仕事帰りの電車の中
だったそうです。帰りの電車は平均の乗車時間30分、どちらかというとぼーっとしている
というのが、データの平均だったそうです。であるならこの時間に読んでもらえる雑誌を
作ろうと思ったそうです。それにフリーパーのどこにでもおける強みをいかして会社から
電車までの動線に配置したそうです。ここでまた①の編集内容にもどるのですが、
帰りの電車の中で読んでもらうのにも工夫がなされています。
原稿は800字、キャッチを多く使い一駅平均が2分を考慮して作ったそうです。
しかも順番も最初は政治・経済の時事ねたからだんだんとエンタテイメント、
インタビューに変わり家につくころにはコンビニ特集、そして、深夜のテレビ欄へと
移っていくそうです。これで皆飽きることなく家路につくそうです。
そして最後の③広告これもフリーペーパーならでは工夫がなされています。
いくつか例を挙げると思い出す方もいるかもしれませんが、コーヒーの宣伝を
表紙に持ってきた時、コーヒーが赤。青の二種類の新発売だったのに合わせて
R25の表紙も同じ号でコーヒーの色に合わせて赤と青にしたのです。
また限定2万部だけ飛び出すポップがでてくるものを混ぜたり、
一般紙ではとてもできないアイデアで勝負して言ったのです。
読者は今度はどんな手でくるかいつも楽しみにせざるを得ません。
まだまだ細かい秘訣はたくさん語ってもらったのですが、あの何げなく置いてある
フリーペーパーにこれだけのアイデアが凝縮されているたのです。
その中でも一番いい話だなーと思ったのは、このフリーペーパーが活字離れを食い止め、
本を読むきっかけをつくれているという話です。簡単に読める、無料ということで、
一方では本を読まない若者を増やすのでは、ますますそれに拍車をかけるのではと
思われていた面もあったR25でしたが、読者欄には「新聞が面白くなった。」
「書評欄を見て本を読んで見ようを思った」という感想が多いというのです。
実際、R25書評欄に載った本は重版がかかり、本屋でもコーナーをつくるほどになった
というのです。まだまだ本には力があるし、またこれだけインターネットが進み、
ペーパレスといわれる世の中で改めて紙の力を思い知りました。これからR25がどんな
発展をみせるのか大変楽しみです。また私もアンテナを磨いて私たち若い世代が今政治に何を
望んでいるのか敏感にならなくてはいけないと強く感じました。
または読んだことがある方もいるのではないでしょうか?昨年7月に創刊。
首都圏で毎週木曜日発行、なんと2日で60万部(!!)がなくなってしまうという
今話題の雑誌です。
この編集統括を勤める若手編集者(1973年生まれ)が「R25が活字離れの世代に
支持される3つのヒミツ」と題して若者の街渋谷で講演会がありました。
(財団法人勤労青少年協会主催)
R25とは25歳から35歳の男性をターゲットとした雑誌で、
まさに27歳の私はそれに当てはまるわけでどうやってこれほど短期間で、
若者の心をつかんだのかぜひとも聞いてみたいと思っていました。
題名にある3つの秘密とは結論かららいえば
①編集 ②流通 ③広告 に集約されるとのことです。
①編集とはまず徹底的に今の25歳から35歳までの男性にインタビューし
どんな情報に接しているかその現状をリサーチしたとのことでした。
会場に集まってもらって話を聞く、もしくはアンケートをとるとほとんどの男性が
日経新聞を読み、仕事の合間にネットでニュースをチェックし
夜はワールドビジネスサテライトをみているとのことだったそうです。
しかし、そのインタビューを続けていくと、また飲み屋までインタビューをつづけると、
本当の姿がが現れてきたというのです。つまり多くの情報を自分で集め、
常にニュース、時事問題に接していたいと誰もが望んでいるということです。
つまり決して理解しているわけでなく、決してすべてを消化しているわけでなく、
自分のプライドがまたそうでありたいという願望がそうしているというのです。
その証拠にゼロ金利、量的緩和、FTA、常任理事国等のニュースのキーワードを
いくつか聞いても正確に理解している人は少なかったというのです。
ですからR25はそういった男性のためにニュースを詳しく平易に解説する。
TOPICがなんなのかを教える。そして点と点だったニュースをつなげる
役割をはたし、情報の消化不良に胃腸薬を与える役割になりたいと考えたのだそうです。
②は流通これが大変ユニークでどこでいつどんなふうに読ませるか?を考えたそうです。
25~35才の男性は忙しい!朝は起きて10分後には家を出る。帰ってくるのは
平均9時から10時、めんどくさがりやで、駅前のティシュさえもらわない。
そんな一日の中で「スキマ」の時間はどこだろうと考えたとき、仕事帰りの電車の中
だったそうです。帰りの電車は平均の乗車時間30分、どちらかというとぼーっとしている
というのが、データの平均だったそうです。であるならこの時間に読んでもらえる雑誌を
作ろうと思ったそうです。それにフリーパーのどこにでもおける強みをいかして会社から
電車までの動線に配置したそうです。ここでまた①の編集内容にもどるのですが、
帰りの電車の中で読んでもらうのにも工夫がなされています。
原稿は800字、キャッチを多く使い一駅平均が2分を考慮して作ったそうです。
しかも順番も最初は政治・経済の時事ねたからだんだんとエンタテイメント、
インタビューに変わり家につくころにはコンビニ特集、そして、深夜のテレビ欄へと
移っていくそうです。これで皆飽きることなく家路につくそうです。
そして最後の③広告これもフリーペーパーならでは工夫がなされています。
いくつか例を挙げると思い出す方もいるかもしれませんが、コーヒーの宣伝を
表紙に持ってきた時、コーヒーが赤。青の二種類の新発売だったのに合わせて
R25の表紙も同じ号でコーヒーの色に合わせて赤と青にしたのです。
また限定2万部だけ飛び出すポップがでてくるものを混ぜたり、
一般紙ではとてもできないアイデアで勝負して言ったのです。
読者は今度はどんな手でくるかいつも楽しみにせざるを得ません。
まだまだ細かい秘訣はたくさん語ってもらったのですが、あの何げなく置いてある
フリーペーパーにこれだけのアイデアが凝縮されているたのです。
その中でも一番いい話だなーと思ったのは、このフリーペーパーが活字離れを食い止め、
本を読むきっかけをつくれているという話です。簡単に読める、無料ということで、
一方では本を読まない若者を増やすのでは、ますますそれに拍車をかけるのではと
思われていた面もあったR25でしたが、読者欄には「新聞が面白くなった。」
「書評欄を見て本を読んで見ようを思った」という感想が多いというのです。
実際、R25書評欄に載った本は重版がかかり、本屋でもコーナーをつくるほどになった
というのです。まだまだ本には力があるし、またこれだけインターネットが進み、
ペーパレスといわれる世の中で改めて紙の力を思い知りました。これからR25がどんな
発展をみせるのか大変楽しみです。また私もアンテナを磨いて私たち若い世代が今政治に何を
望んでいるのか敏感にならなくてはいけないと強く感じました。