
「山の上にそびえ立つ聖地サメイロ」ブラガの郊外8Km
まずは日昇庵おすすめ、葡萄牙(ポルトガル)ならではの“巡礼体験”!

現在、巡礼といえば、多分、シャーリー・マクレーンの「カミーノ」や、パウロ・コエーリョの「星の巡礼」で話題になったサンティアゴ巡礼が世界中で最もポピュラーでしょう…。フランス国境の町からからピレネー山脈を越えてスペインのサンティアゴ・デ・コンポステラまでの,約1ヶ月から1ヶ月半、険しい山道や、乾いた荒野なんか歩き通すのだそうです。これには、かなりの準備とか体力が必要になってきますね。色んな思いや願いみたいなもの、皆さん抱えているのでしょうね。でも、今回は時間にあまり余裕がないし、そんなにきつそうなのは、、、ちょっとなぁ~なんて思ってられる、、、、あなたへ。
ポルトガルの魅力、再発見! キリシタン巡礼ルート
ブラガという名のこの町はポルトガルの北部・スペイン国境近く(国境まで約45キロ)に位置し、祈りの町、巡礼の町と云われ、古くから信仰心の篤いキリシタンの都として栄えてきました。まるで京都の様な、しとやかな”たたずまい”を魅せる、この町には、数多くの教会や聖堂が建ち並び、中心地の噴水広場からは、巡礼地として有名なボン・ジェズス教会や聖地サメイロが、山の頂にそびえ立っているのが、とても印象的です。
そこでおすすめしたい、あなただけの、ポルトガル『旅のハイライト』。 ブラガ中心地にある巡礼宿“日昇庵” を拠点に、ボン・ジェズス教会、聖地サメイロまでの片道6kmー8kmを歩くプチ巡礼ルート。(帰りは30分おきに出ている市内バスで戻ることも出来ます)きっと、あなたにとってかけがえのない思い出体験になることでしょう。
体験談
ポルトガルを訪れるたびに、私は幾度となくお遍路して参りました。先週末は久しぶりにお天気に恵まれ

、ちょっと汗ばみながらも

ボン・ジェズス教会まで、ゆっくり歩いて1時間の道のり。さわやかな風が心地良い展望台のベンチで、持参のお弁当を食べながら眺めるブラガの町並み、向こうスペインまで広がる雪をかぶった白い山並みの大パノラマは壮大です。教会前のカフェテラスでエクスプレッソコーヒーをゆっくり味わったそのあとは、今度は緑の森林公園を抜けて約40分、いよいよ聖地サメイロに到着します。

「ボン・ジェズス教会」
わたしの巡礼体験
市街地から一歩一歩と聖地に近づくにつれ、周りの景色も少しずつ緑の中へ、空気もだんだん澄んでいくのが感じられます。
同時にからだの中も、こころの中も、思いっきり空気の入れ替え…凄いエネルギーの開放感です。すっかり身も心も軽くなってしまって最後の難所、六根清浄を願う清らかな湧き水を頂きながら石畳の階段を登りつめるころには、なんだか、全て空っぽになっちゃったみたいに、ものすごい浮遊感!
教会内部の神聖な空気と、自分の一番深いところが一体になってしまったような不思議な感覚。全てのものに対して”ありがとう”っていう気持ちで心の中がいっぱいになってしまって、、、、はじけてしまいそうです。
あの時味わった、そんな、あふれるほどの素直な気持ちを失ってしまわないように、大事にしていきたいと思います。
東京都 Y.Iさんより。
皆さんはどんな体験をされるのでしょう?
今後日昇庵では”巡礼証明書”も発行していく予定です。
今も宿る巡礼の心
さらに、巡礼宿“日昇庵”では、近頃ポルトガル人、スペイン人の若者の間で人気の高い『カミーニョ・デ・ポルトガル』 (ポルトガル北部の町からスペインのサンティアゴ・デ・コンポステラまでの約10日間の巡礼の旅)の全面サポートもいたします。
巡礼手帳(朱印帳)、巡礼ガイドブック、宿泊所etc,の手配承ります。
お問い合わせは下記まで。
yoshitakakura@hotmail.co.jp
『巡礼とは生まれ変わること。今までの自分を捨てることなんだ。この道を歩いて、新しい自分を見つけてほしい。』byパウロ・コエーリョ
『六根清浄』= 六根の執着を取り清浄な精神を所有し霊妙な術を習得すること。