愛と命の尊さを見つめて.. ポルトガルから『日昇庵だより』 ”人生 邂逅し、開眼し、瞑想す” 日々是反省ブロ愚

今日出会った素敵な言葉、素敵な人たち、ここに集めてみました。
これは、自分だけのオリジナル・スクラップ・ノートです。

『あなたへ』

2013-05-17 10:06:47 | 心に残った一言

 

「英二は法律を守って、それを守らない囚人を管理するところで暮らしてきた。でも旅先で彼は、法を破る行為をしている彼らの親切や真心に触れる。それは法を守るという立場からはなかなか見えてこないことなんです。自然界で言えば表面を流れている綺麗な水ではなく、地下水の部分ですね。その地下水に、奥さんの遺言のおかげで触れることが出来た英二は、それまでとは違ったふうに解放されていく。そういう話なんだと思ったんですよ。これまでの健さんの映画は、最後に向っていろんなことがひとつにまとまって、そのエネルギーが頂点に達した時に音楽がかかって殴りこみに行く(笑)。そんなふうにまとまっていくのではなく、最後のほうに解放されて広がっていく映画になるなと。これは僕が思っただけで、お客さんがどう観てくれるかは分からないんですけれど。僕も健さんも歳をとって動きが鈍くなってきましたけれど、心のほうは歳をとって固まっていくんじゃなくて、何か広がっていけるというね。そこに共感してもらえるのかなと思ったんです」

Filmography

 

高倉×降旗のコンビによる20作品

 

戦時下の教師の言葉が支えに

――自身の思いを貫き通すのは案外パワーが必要なことです

子どもの頃、戦争の最中のことですが、ある日の放課後、担任の先生に呼ばれて「サイパンが陥落した。日本は戦争に負けるよ。お前はお調子者だから、気軽に少年兵志願に手を挙げたりしちゃいけないよ」と言われました。みんなが日本は勝つと信じていた時代だっただけに驚いたと同時に、この先生のようにものを考える人がいることに目を開かされました。そうしたら、今度は近所にやってきた特攻隊の兵士が「君たちは志願して兵隊になってはいけない」と同じことを話してくれた。そのときに「大勢(たいせい)に流されない人たちがいるのだ」と知り、素直にすごいなあと思ったんです。それから絶対、大勢に流されてはいけないと心に言い聞かせ、自分の生きていく指針となっています。安易に迎合しない、自分の意志に逆らうことをしないのはその経験が大きい。

――では、これからどんな人生をと考えておられますか?

いやあ、あまり考えない性格で。故郷に「ものぐさ太郎」の伝説があるのですが、あれが僕の理想。「果報は寝て待ちたい」タイプで、のんべんだらりと過ごしてきたし、特別に何か決意したりすることもなく、これからもそうなんじゃないかな。ただ、映画は撮り続けます。50年もやっていると、これしかできないですしね。

――最後に、40年以上コンビを組まれている高倉健さんは、どんな存在かお聞きしたいのですが

冷たい目で僕のことを後ろからジロッと見ているような(笑い)。僕にとって一番厳しい批評家だと思います。それと、彼を主役に次はどんな作品を撮ろうか、それだけはいつも頭にあります。まあ、そういう存在だということですよ。

 

『あなたへ』の降旗康男監督「高倉健さんは人としても俳優としても真っ直ぐな人」

『あなたへ』降旗康男監督にインタビュー

高倉健が『単騎、千里を走る。』(06)以来、6年ぶりに出演した主演映画『あなたへ』(公開中)でメガホンを取った降旗康男監督。ふたりは『鉄道員 ぽっぽや』(99)をはじめ、数多くの名作を手掛けてきた黄金コンビだ。本作は、亡き妻の思い出をたどりながら、いろんな人々と触れ合っていくというロードムービー。本作で、高倉健は妻を亡くした男の味わい深い哀愁を漂わせている。その舞台裏について、降旗監督にインタビューした。

チャン・イーモウ監督作『単騎、千里を走る。』でも、日本が舞台のパートを監督した降旗監督。高倉を6年ぶりにスクリーンに戻した降旗監督だが、本作が『夜叉』(85)や『あ・うん』(89)のプロデューサーで故・市古聖智が遺した原案の作品だったことも大きかったという。「大筋は刑務所と港が舞台。その港が奥さんの故郷だという設定で、市古くんのいろんな思いが込もったプロットでした。でも、それは今より若い健さんを当て書いたもので、最初は限界灘の拳銃の密輸の話なども入っていたんです」。

そこで降旗監督は、脚本をアレンジしていった。「今まで健さんが演じた役は、いろんなしがらみを背負って、危ない方へ行かざるを得ないという主人公が多かった。でも、今の健さんに演じてもらうということで、そういう荒事を取り除いていったんです。もしかして年をとるってことは、そういったしがらみから自分を開放していくことかもしれない。だから、そういう主人公にしました。そういう意味では、健さんが今までにないキャラクターを演じられています」。

降旗監督は、映画における主人公の定義についても語ってくれた。「映画の主人公に関して言えば、失敗した人とか、負けた人とか、そういう人を描くことで、人間の面白さや可愛らしさが出てくるんじゃないかと思っています。別に、主演俳優を不幸にしなきゃいけないってことじゃないですよ(笑)。健さんが昔やっていたヤクザ映画だってそう。腕力ではいろんな人に勝てるけど、他では負けた人ですから。正確に言うと、負けた人、失敗した人の中にこそ、すっと人間の良いところが光るような気がしています」。

監督が語る自身の映画論も実に興味深い。「映画は“てにをは”、助詞がない芸術だと思っています。それは、映画を見た人がつけるべきだと。映画のテンポをつけるために、“てにをは”を付けた映画、説明しすぎる映画が結構ありますが、映画ってそうじゃないと思う。だから、『監督のメッセージは?』と聞かれると、答えられないから、いつも困るんです。映画は論文じゃないし、一つの画をいかに高いボルテージにするかということが一番大切。四角いスクリーンに一杯詰まっていればそれで良しです」。

監督は長年、高倉と組んできたが、高倉の魅力については「真っ直ぐに立っている。人としても俳優としても一本の道を真っ直ぐに歩いてらっしゃることかなと思います」と語る。また、『夜叉』や『ホタル』(01)に続き、本作でも相手役を務めた田中裕子との共通点についても話してくれた。「健さんって、演技をパフォーマンスだと考えていないんです。もし、そう考えていたら、どんな相手でも演技が変わらないけど、健さんは相手によって演技が変わる、役者ならざる役者だと思うんです。そして、裕子さんも同じタイプの役者さんで、似た者どうしなんじゃないかと。お互いにパフォーマンスじゃない芝居、自分自身を出した芝居をやるので、ふたりはしっくりくるし、そういうコンビはなかなかないと思います」。

最後に、高倉健への思いをこう語ってくれた。「健さんは僕にとってどういう存在か?と聞かれると、最近は『僕のアイドルです』と答えることにしています。こんな年になっても、まだ映画を撮りたいし、そうすると、やっぱり健さんの話になりますね」。

降旗監督と高倉健の名コンビによる『あなたへ』は、記念すべき20作目のタッグ作となった。長年、高倉と共に映画界の第一線を闊歩してきた降旗監督だからこそ、今の高倉の新鮮な表情を引き出せたのだと思う。是非とも貴重な大人の人間ドラマを堪能してほしい。【取材・文/山崎伸子】


諸行無常強く感じた

2013-05-13 21:25:14 | 最近思う事

 

◇諸行無常強く感じた「8.15」と「3.11」

 日本を代表する映画俳優、高倉健さん(81)が6年ぶりに映画に出演する。妻の遺骨を遺言通り故郷の海に散骨しに行く刑務官を描いた「あなたへ」(降旗康男監督、8月25日公開)。東日本大震災の後に撮影が始まったこの新作に、高倉さんはどんな思いを込めたのか。高倉さんと、高倉さんの映画を見続けてきた近藤勝重・専門編集委員が語り合った。【構成・小国綾子】

 近藤 映画「あなたへ」を試写で拝見しました。優しい、いい映画でした。映画のキャッチコピーは「大切な想(おも)い 大切な人に 届いていますか」。大震災の後、日本人にとってはいろいろと思うところのある言葉だと思います。3・11後の日本をどんなふうに見ていますか。
 高倉 あの震災の日、少年時代に体験した1945年8月15日がよみがえった思いでした。疎開先で学徒動員に駆り出されていた僕は、貨車から石炭を降ろす仕事をさせられていたんです。なぜか終戦のあの日はそれがお休みで、仲間と近くの寺の池で泳いでいたら、天皇陛下のお言葉があるらしい、と聞いて。あわてて寺の本堂に駆けつけたら、大人はもう泣いていた。「日本は戦争に負けた」と。

 あの日のショックと似た衝撃を、大震災の日にも感じました。信じていたものが崩れていく。これからいったい何が起こるのか。日本はどうなるのか……。本当に諸行無常。ここまで強くそれを感じたのは、終戦の日と大震災の日だけです。

 近藤 大震災の1枚の写真との出会いで、映画に対する気持ちが入ったそうですね。気仙沼のがれきの中、給水所でもらった水を運ぶ少年の写真。口元をきりりと結んだ表情が印象的でした。

 高倉 少年が「絶対に負けない」と全身で私に訴えてくるようでした。この写真を映画の台本の裏表紙に貼り付けました。

 近藤 写真が、背中を押してくれた、と。
 高倉 むしろ、背中に蹴りを入れられた感じ。強烈でした。ただ、後悔もしています。僕がこの話をメディアにしたため、少年はメディアに注目されてしまった。悪いことをしてしまった。いつか謝りに行かないと、といつも思っています。

 近藤 「あなたへ」は、映画「単騎、千里を走る。」(張芸謀(チャンイーモウ)監督、2006年)から6年ぶりの映画出演です。

 高倉 なぜ長い間仕事をしなかったのか……。俳優になって五十数年がたって、幸運なことに、僕は日本で一番高いギャランティーを取る俳優になったりして、えらそうなことを言うようになっていました。でも中国で、いろいろな出会いがありましてね。

 中国で撮影中、僕の部屋の担当になってくれたヤンちゃんという女の子がいました。少数民族の白(パイ)族の子でね、かわいがっていたんです。旧正月も近い2月、いよいよ撮影が終わるって頃になって、ヤンちゃんが中国語で何やら訴えてきた。通訳に聞いたら、「私のお父さんとお母さんが、娘を大事にしてくれた人なんだから、今度のお正月に3年育てた豚を絞めて、ぜひ健さんにごちそうしたい、と言っている」というのです。
 驚きました。こんな心のこもった招待なんて、生涯受けたことはないと思いました。ところが周囲は「行かないほうがいい」というふうに、心配そうに見ている。なんだか、日本は、いろいろなものを失ってしまったんだなあ、と思いました。

 近藤 日本人が失ったものを、中国で見つけたのですね。

 高倉 助監督の蒲倫(プールン)さんからは、日記をいただきました。最初のページには「健さんのために書いた日記です」と書かれていました。撮影中の僕の行動の記録でした。時には、あまりに疲れて2日間書けず、「健さん、申し訳ありません、疲れて書けませんでした」などと書いてある。眠い目をこすり、疲れた体にむち打って、書いてくれたんですね。撮影の最後には、スタッフ全員から寄せ書きもいただきました。

 想いを届けるということがどういうことなのか、中国のロケで教えられました。日本では、お礼といえばモノを買っておしまい、というのが当たり前なのに。もう参りました、って感じです。そんなことをつらつらと考え始めたら、ぱたっと仕事ができなくなっちゃったんですね。
 近藤 健さんは、ポルトガルにもこだわってますね。「あなたへ」では、ポルトガルなど南蛮貿易の港だった長崎県の平戸が大切な舞台です。

 高倉 因縁ですねえ。休暇をもらってヨーロッパに行って良いと言われたら、ポルトガルに行きたいですね。日本人は、フランスやイタリアには皆行きます。でも僕は若い人に必ず言うのです。ポルトガルに行きなさい、ってね。

 仕事でポルトガルに行った時、食事に誘っても、運転手さんがなかなか一緒に食べようとしない。どうしてだろう、と彼が一人で食べているところを見に行ったら、それはぜいたくな食事でしてね。食前酒を飲み、お魚を注文し、白ワインを飲んで、食後酒まで。ほほ~、と思いました。この国の人たちは、自分の生き方を貫き通すんだなあ、と。

 近藤 生き方の流儀、でしょうか。

 高倉 東京・六本木では、若い連中がフェラーリなんかに乗ってます。一方、ポルトガルにはそんなのは一台もない。でも、何とも言えない豊かさがある。何百年も前に豊かさの極限を知ってしまった民族というんでしょうか。落ち着きます、ポルトガルって。
 近藤 映画「鉄道員(ぽっぽや)」(降旗康男監督、1999年)で日本アカデミー賞の主演男優賞を受賞した際のあいさつで、健さんは「生きるために……」と言ったまま、しばらく間を取り、こう続けました。「俳優になって、あっという間に四十数年がたちました」。その時、健さんが著書で「初めて、顔にドーランを塗られた日、ポローッと涙が出た」と書いていたのを思い出したんです。「身を落としたという想いが、胸を衝(つ)いたのかな」という言葉もありましたね。

 高倉 ああ、まったくそうでした。本当に、最近までそうでしたね。僕たちは何か合うものがありますねえ。こんなふうに仕事でお会いしたくなかった。どこか別の所でゆっくりとお話ししたいですねえ。(つづく)


医療じゃなくて、医術の時代

2013-05-11 00:24:30 | 音楽・酸素療法

3D Video: relaxing Waterfall & 528 hz music

医療じゃなくて、医術の時代。音叉(純音)は、奇跡を生むらしい。

こんにちは。昨日、528ヘルツの純音を紹介しました。

そしたら、音叉でこの周波数を出している状態で、思わぬ効果が出ている、と知らされました。

純音を発生している音叉を、そのまま口のなかで響かせると、顔全体の皮膚や筋肉が活性化し、たるみがなくなり、ふけ顔が、引き締まって、一気に若返ると。 これは、 抜群の美容効果をもたらすことになると。

さらに、カラダにある「凝り」や「打ち身」などには、振動している音叉そのものを当てることで、回復が早まるとも。

いい音を、聴覚に入れるだけでなく、人体の各細胞に、直接、届ける。 

これは、あくまでも、個別の体験の報告です。 万人、全てに、効くかどうか、はわかりません。

ただ、今の時代、これまで以上に、3つのコスモスを、きれいな周波数で、整える必要性が高まっています。

・・・・ 3つのコスモス。(マクロコスモス=大宇宙、マイクロコスモス=人体、 マインドコスモス=精神。)

私は昨日、両親をつれて、ほとんど放射能汚染のない大自然の中の温泉に行ってきました。もちろん、人工的な電磁波もないところです。清流と小鳥、風、以外に何の音もしない所です。ドンつまりなのでクルマもほとんどきません。それでいて、海には近い。こんなところで、フリーエネルギーで暮らしたい、とも考えました。

 

尚、「528Hzの音叉(MIチューナー)」についての詳細情報は、「瓊音ショップ」にでご覧下さい。→瓊音ショップ 

ご注文やお問い合わせは、担当の室伏までご連絡ください。連絡先→TEL:03-3548-1025  FAX:03-3548-1026  携帯:090-5804-5078  E-mail:akimasa-murofushi@jcom.home.ne.jp 

本サイトの右上の「お問い合わせ」からメールでご連絡いただいても結構です。

 

Love signal; music & frequency 528 Hz

 


第22回国際UFO会議

2013-05-11 00:22:01 | contact

ボブ・ディーン84歳 冷戦期NATOのUFO研究

http://martin310.exblog.jp/17732148/

2013年にアメリカ・アリゾナ州で開催された第22回国際UFO会議の会場にて、冷戦期にパリのNATO軍最高司令部にいた米国の元軍人ボブ・ディーンが、当時のNATOが3年がかりで行ったUFO研究のことなどを話す動画です。いつもながらわりと雑な日本語字幕で恐れ入ります。

英国の"AMMACH"という団体のジョアンヌ・サマースケールズという人がインタビューしています。
AMMACHはUFOとコンタクトした経験を誰にも話すことができなくて困ってる人のためのヘルプライン的な団体とあります。


◆ボブ・ディーン・・インタビューより抜粋

僕が最高機密の繊細な情報である、某「評価書」に触れたのは、その任務期間中のことだった・・・。


目からうろこが剥がれたね。NATOが3年かけてやった地球外生命体についての研究だった。
彼らが何千年もにわたり地球を訪れていた、という事実が書いてあった。


研究でわかったのは、4つの異なる集団が来ていたということ。
ぜんぶヒューマノイドだった。
でも1つだけ完全に人間の集団があった。


彼らが明解に示したポイントは、彼らが脅威ではないということ。
養育・調査・監視のためにここにいる・・・。
我々の成長と発達ぶりをみているということだった。


この惑星に住む我々人間は、知的生命体たちで構成されるほぼ無限大の共同体の一員であり、どうやら生き残る価値があるのだと・・・。


僕が何度も何度も彼らからはっきりと知らされてきたことは、
人間が今、とても痛みを伴う移行期にあるということ。
人間は成人期の手前の思春期のような時期にある。
僕はそれを地獄のように痛い移行期と呼ぶだけではない・・・。
みんな思春期には成長するの簡単じゃなかっただろ。
でも彼らは人間が移行していけるのを見守っている。
僕は「新しい生命種になるための 超越的な変容」と呼びたい。


そして私たちは生物種として目覚め、成長し、拡大された意識でもって
知的生命で溢れた無限の宇宙におけるふさわしい地位を手にする。
僕達はあそこの銀河的な文明への参加を呼びかけられてるんだ。
僕達がくぐり抜けるこの思春期のすべての困難や傷心や痛みにも反して、
僕達には輝ける未来がある。