動きたいように自由に動ける
行きたい場所へ自由に行けるお腹が空いたらご飯が食べられる
眠くなったら心地良く寝られる
これらがどれほど幸せなことなのか
約2週間、謎の体調不良が続いた
40℃の熱が2日間続いたときは
死んしまった方が楽なのではないかと
本気で思うほど苦しかった
視覚、聴覚、臭覚、味覚、触覚
どの感覚も痛覚へと過敏に反応してしまい
小さな光すらも痛みになっていた
なので部屋を閉め切り
全てをシャットアウトして
「無」の状態を保ち苦しみと対峙していた
閉め切った真夏の部屋の温度は
40℃以上はあったと思いますが
それでも寒くて寒くて仕方がなかった
目を閉じて布団にくるまり
激しい悪寒と倦怠感と
割れるような頭の痛みに耐えながら
苦痛が過ぎるのをただ待つだけでした
その永遠のような時間が本当に辛かった
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大きな病院で精密検査したところ
悪い細菌が体内に入り込んで
体を苦しめてたみたいでした
血液検査の結果を見た病院の先生が
「これは相当キツいでしょ?!」
と驚いていたのが印象的だった
その時、なんだかホッとしたのだ
その理由は病気の原因がわかったからだった
原因の解明と理解は不安を払拭して
希望を与えてくれるものだと思った
✳︎
薬を飲むと悪夢のような苦しみは
徐々に回復していき現在はほぼ完治して
明日から仕事へも行ける状態になった
怠け者で仕事が嫌いな自分が
普通に仕事へ行けるという行為に
喜びを感じてることが新鮮だった
✳︎
さっき体力を付けるために
近所を散歩してきた
目に映るもの全てが素晴らしいと思えた
もしかしたら今回の病気は
人生の転機になったのかもしれない
そう思いながら心地良く散歩できた
生活をする、仕事をする
本を読む、映画を観る
音楽を聴く、散歩する
何をするにも体力が必要で
健康という宝がなければ
何をしても楽しむことができない
それが今回の病気で得た
当たり前でない、当たり前の感覚でした
体重も体力も相当落ちてしまったので
これから少しずつトレーニング量を増やし
以前よりも屈強な健康を手に入れることを
目標にして突き進もうと思ってます
これを読んでくれた皆さんも
健康に気を配ってみてほしいです
【闘病中の格言】
シャインマスカットを発明した奴、糞神❤︎
それではまたCiao!