リアフェンダーの取り付け

フロントに続いてリアフェンダーの取り付け。本所の分割タイプですが、特に凝ったものではなくて極々普通なタイプ。結論から言うと、新しいフェンダーでやり直したいなぁ(笑)

上の方の固定はシートステーブリッジへのステー留め。こっちは、取り付けるだけ。

問題はコッチ。チェーンステーブリッジ側ですが、フェンダー両サイドがチェーンステーに当たります。嫌な音が鳴るのでココは離しておきたい。何度かやっている作業ですが、その都度忘れるので、いつも通り「旅する自転車の作り方」を見ながら作業を進めていきます。

チェーンステー上下に少し余裕を持たせて印を付けます。

印を付けた4箇所を裏から叩いて潰しました。先を丸めたタガネがあると良いって事ですが、ウチには無いので先を丸めたポンチ(ボスフリーの蓋用に加工してあったモノ)とマイナスドライバーで行いました。この穴、前任者の「シゴト」ですが、今回リアフェンダー取り付けの難易度を上げた要因の一つ。ココはステー留めと違って「当たり」は一箇所だけ、慎重に行わないといけない(゜-゜)

「本」ではサラッと書かれていましたが、プロの様にはいきませんねェ(＠_＠;)

凹ませた部分を軸に一旦広げてから再度絞っていくなんて作業ですが、全然上手く出来なくて、結局当てモノをしてグイグイやったりハンマーで叩いたり…。こりゃー大変だ(笑)

漸くって感じで、何とかおさまりました。写真(上)は左側。

右側。

フェンダーの歪み(チェーンステーブリッジネジ穴付近のフェンダーの角度)によってフェンダー全体が動くので、その辺りを修正しながら行いました。

チェーンステーブリッジ側のクリアランス調整は、ブリッジ側からワッシャー(小)→皮パッキン→ワッシャー(小)×2→皮ワッシャー→ワッシャー(小)→ワッシャー(大)の順。皮ワッシャーは2mm厚ですが2枚重ねると結構つぶれる(ワッシャーやブリッジの凸に被さる)のでこんな仕様に(゜-゜)

今回フェンダーの穴が複数あって一部は潰れて弱くなっていたので、両側から大き目のワッシャーで挟んで養生する形にしました。

とっても時間が掛かりましたが、何とか付きました。チェーンステーとフェンダーの干渉、取り付けたフェンダーの角度と幅、特に真後ろから見た際に左右均等の出幅に合わせるのにとても苦労しました。ツーリング車のフェンダー取り付けは、リアフェンダーのチェーンステー固定部分が一番の難所って思いマス。とくに今回のは取り付け穴が広がっていたのでズレ易かったりして、適当な場所が分からなくて苦労しました。

そして、リアフェンダーの後端が少し長いことに気付いた。ステーの位置も直さなきゃいけなくなるけど、今日はもう一度切ろうかな、どうせ雨だし…(゜-゜)

2015年7月6日/夕方(追記)

リアフェンダー後端を更に約2cmカットしました。少々荒め、半丸形状のヤスリを覚えてからはフェンダーカット(整える作業)がグッと楽になりました＼(◎o◎)／

フェンダーを短くしたので、ステーの位置を変えなければいけません。変えなくても良いけど、やっぱり見た目が大切ｗ

写真(上)、上二つが既存のステー取り付け穴。一番下が新たに開けた穴。既存の一個と新しくあけたもう一個を使うことに。本当はもう少し後端から離したいけど、無用な穴も増やしたくない。

OK!?(゜-゜?)

余分な穴は小さいネジで塞いでおきました。折角なのでこの穴を使って後ろもフラップを付ければ「余分な穴」じゃなくなる(笑)