(前篇はこちら・・)
私は2007年暮れに会社を設立するまで
大手企業、グループにばかり3社ほどいました。
外資系のコンサルティング会社では
お客様も超大手企業です。
教育出版社では
お客様は学校法人に属する教育者の方々でした。
わたしの年齢が20代、とジュニアだったこともあり
お客様に対しても
もっとも無難でコンサバティブな装いであることが
礼儀であり、重要なことでした。
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しかし、自分で会社を興し
大きな意味で、お客様企業に営業に行く際、
やはり、弱小ベンチャー企業の代表として
自分を語り
自分を覚えてもらわないといけない、という立場に変わりました。
同時に、30代のそれなりにキャリアを積んだ人間として
いつまでも リクルートファッションのような
色使い、素材、デザインのスーツを着ていることが
逆に、自信のないあか抜けない仕事人に
見える世代にも突入していました。
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そこで、自分をどう見せるか・・・
幸いにもアドバイスくださる男性がたくさんいて
明るくやさしい色の洋服や
やさしいラインを出す洋服を着るようになっていきました。
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するとお客様の反応は
パッと明るくフレンドリーになり
チームの反応も、わいわいとするものになるのでした。
何よりも、自分自身が
わくわくとする気持ちになり
仕事がより楽しく感じられるようになったのです。
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女性は何も働く時間、男性同様のファッションをしなくてもいい。
女性は長い時間を投下する働き時間も
女性らしく、女性であることをファッションから楽しめばいい。
そう思ったのでした。
でもキャリア服、
それも30代以上の責任ある女性が
手頃な価格で華やかで、
上質で
礼節あるファッションを手に入れるのは
結構至難のわざ。
それに、長時間働くゆえに
からだをしめつけない良い素材、を選択すると
もっと世の中にはない。
kay me のお客様を見ていると痛感しますが
活躍している女性ほど
時間がない。洋服を選びとる時間がそんなにさけない。
であれば、
上記のような条件を兼ね備えた洋服を集め、
ついでに着ることに時間をかけない
でも着るだけで綺麗に見える洋服を創造したい
それがブランド kay me 立ち上げの発端です
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きちんと、伝えないと伝わらない、
今日はそう思いブログにも書いてみました ^^☆