-アラジンストーブ メンテナンスと販売- 暮しの道具とストーヴ『KEM-G』

芯上下式石油ストーブのメンテナンスと在庫ストーブのご紹介などなど
(石油機器技術管理士の資格を取得しています)

#0130 ストーブガードについてのお問い合わせへのご回答の巻

2017年12月24日 | 日記
今回は、いつもと少し違って、
ストーブガードに関してお問い合わせいただいた
お客様へのご回答です。




お尋ねの内容は、
私のブログ「 #0102 ストーブガードの巻 」でご紹介した
ストーブガード#001に関するものです。
お使いのストーブはコロナ製とのことです。



お尋ね その1

「ストーブガードの直径54cmより、ストーブの底板の方が大きいのだが
底板は外しても大丈夫か?」

→ 底板にはいくつかの役目があると思います。
その一つに転倒防止というものがあるはずです。
地震が起きた場合、底板がある場合とない場合を考えると、
ある場合の方がより倒れにくくなると思いますので
底板は装置した状態でのご使用をお勧めします。


お尋ね その2

「ストーブガードには、点火用の小窓はついているか?」

→ 残念ながら小窓はついておりません。
点火と消火の際はストーブガード自体を持ち上げることになります。


お尋ね その3

「ストーブガードの底は板か?」

→ ストーブガードは単純に筒状になっていて、底には何もありません。



さてYさん、いかがでしたでしょうか。

よろしくご検討ください。





次回の予告

次回#0131では、芯固着の原因 について ご紹介する予定です。

乞うご期待!


#0129 KEM-Gへのご連絡方法についての巻

2017年12月22日 | 日記
ここにきて、メールが送れないというお声が増えてきてしまいました。

迷惑メール撃対策が影響してしまっているのかもしれません。

ご不便をおかけして、申し訳ありません。



恐れ入りますが、ご連絡は次の携帯番号にお電話ください。

ストーブKEM-G 090-9380-0821



運転中などで電話に出られない時が多いので、

その場合は留守電にメッセージを残してください。

折り返しこちらからお電話いたします。

よろしくお願いいたします。





師走に入り、メンテナンスのご依頼が立て続けに入ってきました。

皆さん、物置から出してみて、あっ汚れてる! って思ったんでしようね。

年末年始はメンテナンス三昧になりそうです。





今日のオマケ。



どっちをひねったらいいか、一瞬固まりました。

普通、左は赤なんだけど。

#0128 ワケありパーフェクション特別販売の巻

2017年12月17日 | 日記
ズラッとパーフェクション。




お預かりのものも含め、今日はパーフェクションをメンテしました。


部品数は少なく、どちらかと言うとアラジンより手間は掛からないのですが、

ガラスホヤを割ってしまってはオジャンなので、

パーフェクションを扱うときはとても緊張します。



しかし、しかし、メンテ中はこれだけ気を付けているのに、

先日、骨董市からの帰り道にやってしまいました。



道が凸凹で、大きくバウンドした時に、

何だかイヤな音が。



到着してから恐る怖る見てみたら、やっぱり ピキッ とヒビが。



残念ながらワケありになってしまいました。




このパーフェクション、天板の止めネジが固着していたので、

ネジをダメにして分解したため、新たに取り付けたネジは今のもの。



オリジナルはこうです。





さて、このパーフェクション。

ワケあり価格 ¥15,000 (芯代別)でお譲りします。


ちょっとのヒビとオリジナルと違うネジ以外は完全オリジナルで、メンテナンス済み。

ちっちゃなヒビなんて気にならないよ! という方には間違いなくお買い得。


ただし、12月24日の日曜日午後に、作業場 ( 埼玉 狭山市) まで取りに来られる方に。

コメント欄でご連絡ください。

早い者勝ちでお待ちしてます。





ところでニッセンもガラスホヤなので、

これからは骨董市にはアラジンだけ持って行こうかと。

だってヒビが入ってしまうと、とっても凹むんですよ。





今日のオマケは、メンテナンス真っ最中のニッセンの波無しガラスホヤ。

お布団敷いて、特別扱いです。













#0127 川口市のH様へ メンテ前診察結果報告

2017年12月10日 | 日記
H様には大変申し訳ないのですが、ホヤの破損で哀しい思いをされた後に、

また辛いことをご報告しなければいけなくなりました。



先日はホヤ割れを確認した時点で直ぐにストーブを宅急便屋さんに

持ち込みましたので、本日、全体のチェックを初めて行いました。



その結果、フレームの破損と燃料キャップの破損を確認しました。



先ずは、フレーム破損の状態をご覧ください。




正常な状態はこちらです。




完全に折れてしまっています。

簡単に折れる箇所ではないと思いますので、搬送中にかなり強い力が加わったことが

想定されます。

ホヤが割れてしまったのも、同じ衝撃が原因かもしれません。



次に燃料キャップの不具合です。



一部が欠損しています。

正常な状態はこちらです。



フレームの破損に比べれば症状は軽い方ですか、灯油漏れの心配がありますので、

交換した方がいいでしょう。



どちらもパーツの交換で解決できる不具合ですが、

フレームと燃料キャップの交換は、部品代で1万円弱の費用が必要です。


既に波型ホヤの購入で1万円近くの部品代が発生しておりますので、

合計すると、部品代だけでほぼ2万円かかることになります。



2台目もあることですので、ご予算的にはいかがでしょうか。

このまま部品を調達してメンテナンスを進めてもよろしいでしょうか。



部品交換した場合、新しい部品と現状の部品とは金属の輝きは明らかに異なります。

いずれ時間が経てば、色の違いは気にならなくなると思いますが、

それまで辛抱していただくことになることも申し添えておきます。



トラブル続きで厳しいところですが、

よろしくご検討くださいますよう、お願い申し上げます。








#0126 アラジンもやっぱり臭うじゃないの巻

2017年12月07日 | 日記
ストーブを使い始めるこの季節、たびたび耳にするこの言葉。

「臭わないストーブって聞いたから買ったのに、アラジンもやっぱり臭うじゃない。」



よくよく聞いてみると、

10人中ほぼ10人の方が、去年の残った灯油を使ってました。



ポリタンクに残った前の冬の灯油。

見たところ、色も変わってないし、匂いもこんな感じだし、

3月末に買ったやつだから、半年ちょっとしか経ってない。

それに何と言っても、もったい無いじゃない。



皆さん、だいたいこんな理由。



見ても、匂っても、大丈夫そうな前シーズンの灯油。

何のなんの、しっかりと変質してます。


どう変質して、何が悪さをしているのか学問的なことは分かりませんが、

臭いの原因はこの変質灯油。



この問い合わせをいただいた方には、

ストーブの灯油を直ぐにポリタンクに戻して、

古い灯油が入ったままのポリタンクを持って、

灯油を買いに行くようお話します。



灯油を売っているガソリンスタンドやホームセンターならば、

古い灯油がまだ入ってるんだけど、と言えば、

まず間違いなく、古灯油を捨ててくれます。



さて、新しい灯油を入れなおして、もう一度、火をつけてみてください。

芯に残った古灯油が燃えれば、もう臭いはしなくなります。



暖かくて、臭いのしない冬をお楽しみください!







さて、今日のオマケ。


何だか変ですが、どこがおかしいか分かりますか?











「たいしん 」と入力して真っ先に変換されるのが、この「耐震」

消火装置は揺れに耐えてはいけません。


気をつけていれば、気がつくはずなのに、

よっぽど慌てていたのでしょう。


このシールを作製した人は、随分と怒られたでしょうね。

私も気を付けないと。