川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

塩屋の岬 

2012-11-07 08:31:02 | 中国残留日本人孤児

11月6日(火)雨

 一日コタツに入ってすごしました。午前中は17日からの「きいちご移動教室」の名簿作り。

今回はちょうど50人の参加です。ほとんどが「中国残留日本人孤児」とその配偶者です。名前・性別・生年月日・住所・電話番号の順に何とか完成させました。部屋割り、旅行傷害保険、高齢者割引、諸連絡などのため面倒でもこれだけの要素の確認が主催者には必要です。

 参加申し込みに際し義務付けてもみんなの情報がそろうのには時間がかかります。その根底には帰国して30年がたっても日本語や日本社会への理解が進まない現実があります。郵便振替で参加費を送金するなどということも苦手な人が少なくありません。僕としてはこういう機会に自分で郵便局に行ってわからないことを教えてもらうのも移動教室の一環だと思っているのですが。

中には読み書きがまったくできないという方も居られます。そういう方にも楽しんでもらいたいと思っています。

 午後は日程の確認。歌の選定が難航しています。「ふるさと」「里の秋」「もみじ」はいつものとおりです。

旅先は「いわき」です。ご当地ソングといえば「常磐炭鉱節」「喜びも悲しみも幾歳月」「みだれ髪」かな。日本語の理解が難しい曲ばかりです。

パソコンで聞いているうちに半日が過ぎていきました。

①常磐炭鉱節●http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=JlBx7PpJw6s

②「喜びも悲しみも幾歳月」●http://www.youtube.com/watch?v=H9GIqaQ9PVI

③「みだれ髪」●http://www.youtube.com/watch?v=6qoPpDcVfSY

 

「美空ひばり」はなんと言ってもすごい。塩屋崎が近づいた頃、Kさんに「みだれ髪」を歌ってもらうのがいいかなあ。

高校生の頃に北朝鮮に渡ったKさんは「ひばり」のファンです。歌唱力も抜群です。「みだれ髪」は知らないかもしれないがお願いすれば喜んで練習してくれるでしょう。

 


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