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誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

夏の山の想い出

2015-06-21 19:39:18 | 日記
中国北宋の画家郭煕残したとされる言葉に、「春の山は笑ふが如く、夏の山は蒼翠として滴る如し。秋の山は粧が如く、冬の山は眠るが如し」とある。いずれも四季の山の姿を端的にあらわした語であるが、夏の山は登山の対照ともなるので、遠望ばかりでなく、さまざまに詠まれる。夏なお雪を残す雪渓や、草木を拒む高山や岩山もまた、夏山の姿である。「夏山の」体表的な山として、長野県上高地の姿は忘れられない。平成19年3月14日京王電鉄バス株式会社(042-352-3715){50周年フォートコンテスト」に応募して入選作品となつたのが、小生の山歩きの盛んなころであった。賞品として、諏訪湖河畔の{日本ホテル」の宿泊券を戴いて、従妹夫婦とともに宿泊することが出来た。想い出の「上高地」の写真が懐かしい。その後、同じ上高地の洋画を買い部屋に掲額してある。その時の写真(当選の)は目黒の姉からの要求で、目黒に贈呈してある。想い出の場所、写真、、絵画である。あれから8年3ヶ月過ぎている。時の流れは速いもので、同行の兄;姉ともに今は天空に昇り、当時の同行者は、今3人となった。想い出の「上高地」である。


テッポウユリ

2015-06-21 05:06:31 | 日記
テッポウユリ(ユリ科)花言葉は、純愛;淑女。百合はユリ科ユリ属の総称。「ゆり」は「揺り」の意で、大きな花が風に揺れて動くことに由来。「百合」の字は、球根が数十個の鱗片でできているので、「百片合成」の忌である。「万葉集」には、「百合」「油利」「佐山理」{佐由理」などと表記されている。日本には美しい百合が数多く自生するが、どれも球根(鱗茎)から芽を出し、笹の葉に似た葉を互生。花は六弁の漏斗形で、芳香を放つものが多い。園芸品種も多く、切り花は一年中出回るが、花壇などにも植えられる。
「山百合」は各地の山地の林縁や傾斜地などに自生する。開花は6~7月、径20㎝以上の大輪白花で紅や褐色の斑点が入る。「さく百合」(別名為朝百合)」はその変形で径30㎝にもなる。山野に多い「笹百合」や「小鬼百合」は7月に橙赤色の花を多数つける。鬼百合は葉の脇に珠芽(むかご)をつけ、これえも繁殖する。小鬼百合は百合根を食用とする。純白の花ヲつける「鉄砲百合」は欧米の人々を魅了した花。明治の頃から球根を大量に輸出された。ほかに「透百合」「鹿の子百合」「姫百合」などもある。西洋では百合は早くからキリスト教と深く結びついており、今でも受胎告知の神聖な花として祭壇に飾る。黒人霊歌は米国黒人が作った民族的な讃美歌である。「くもの糸一すじよぎる百合の前 高野素十」「百合の蘂皆りんりんとふるひけり 川端芽舎」「谷風や花百合そ向きま向きして 阿波野青畝」「食卓の鉄砲百合は素つぽをむく 加倉井秋を」「生家なほ三里山中百合涼し 宇佐美魚目」「百合の春のはげしく襲ひ來る椅子に 稲畑汀子」「断崖の百合に日暮れの風移る 河野友人」「指さしてわがものとする崖の百合 橋本美代子」「山霧の引きゆく迅き小鬼百合 星野恒彦」「百合咲いて昼をしずかに富む家ぞ 島谷征良」「たくさんの百合添へて死を頂戴す 正木ゆう子」「笹百合の結界春を放ちけり 大野今朝子」「尼寺や喉払蔵と百合ひらく 木村日出夫」「告別ミサ百合は異端の匂ひもつ 今村潤子」「百合の花家ひろびろと香りけり 黒柳昌子」「ふれもせで百合くずれたり沖縄忌 丹波恵美子」「蕊掻いて百合の丸蜂あわてもの 島村 元」「鬼百合の鬼々しきを生けて厭く 相生垣瓜人」「断崖を白くし百合の群れ咲けり 山口波津女」「百合の香と小過失吾を眠らせず 相場迺子」「駅員の一卓の百合海に向き 能村登四郎」「渓音や百合はねむりて蘂めざめ 森 澄雄」「黒百合の嶺に爛々と夜明星 岡田日郎」「あら壁に百合の花粉の触れし跡 渡辺茂子」「山百合をいくたび照らす夜の雷火 土方秋湖」「何思ふ子の横顔や百合ひらく 和田祥子」「百合の花朝から暮るるけしきなり 一 茶」「百合咲くや海よりすぐに山そびえ 鈴木真砂女」。百合の句は多数あり、小生の及ぶところなし。夏至。二十四節気の一つで、、太陽の黄径が90度に達したとき。新暦6月21日頃にあたり、北半球では一年中昼間が最も長い。今日は残念なことに、曇天で確かめることが出来ない。「夏至ゆうべ地軸の軋む音少し 和田悟郎」「夏至の日の手足明るく目覚めけり 岡本 眸」「地下鉄にかすかな峠ありて夏至 正木ゆう子」。(白樺の林明るき夏至の雨 ケイスケ)


ハナショウブ

2015-06-20 06:47:21 | 日記
ハナショウブ(サトイモ科)花言葉は、優しい心;あなたを信じる。各地の池や川の縁に群生する。葉は群がって生え、剣状線形で直立し、長さ50~90㎝。5~7月、葉の間から花茎を立て、淡黄色の小花の密集した長さ5~10㎝の円柱形の花穂をつける。古くから「あやめ」「菖蒲草」の名で親しまれてきた。アヤメ科のあやめに葉が似る。漢名「菖蒲」「菖」は勢い盛んで色鮮やかな草、「蒲」は水辺の草がまの意。全体に一種の香気があり、これが疫病を防ぎ、邪気を払うと信じられた。5月5日の「端午の節句」には「尚武」に因んで使われ、「菖蒲湯」や蓬と束ねて屋根に上げる「軒あやめ」として親しまれてきた。「白菖」も漢名。「あやめ草足に結ばれ草鞋の緒 芭蕉」「風吹てそよそよのびる菖蒲かな 正岡子規」「菖蒲かけて雀の這入る庇かな 村上鬼城」「道の上に菖蒲拾ふを見られけり 石田波郷」「春を括るわざを見せけり菖蒲引 安東次男」「夕空や切先のぞく軒菖蒲 草間時彦」「山は陽のおのづと翳りあやめ草 斉藤梅子」「友舟へ白菖一本流しけり 星野恒彦」「田の神へ誰かそなへしあやめ草 三石 茂」「はなびらの垂れて静かや花菖蒲 高浜虚子」「むらさきも濃し白も濃し花菖蒲 京極杜藻」「むらさきさまで濃からず花菖蒲 久保田万太郎」「うつむくは一花もあらず花菖蒲 長谷川秋子」「花菖蒲夕べの川のにごりけり 桂 信子」「女傘借りて見てをり花菖蒲 清水基吉」「てぬぐひの如く大きく花菖蒲 岸本尚毅」「蕾解く風を待ちをり白菖蒲 高島筍雄」「白菖剪つてしぶきの如き闇 鈴木鷹夫」「わかれわかれになりて歩きぬ菖蒲園 櫛原希代子」「わかれわかれになりて歩きぬ菖蒲園 鷹羽狩行」「菖蒲田の夕日に浮かぶ花となりぬ 松本たかし」。(寺庭を 見事に飾る 花菖蒲 ケイスケ)

梅雨

2015-06-19 09:37:55 | 日記
「梅雨の瀬の簗かけのぼる最上川 水原秋桜子」「梅雨の犬氏も素性もなかりけり 安住 敦」「かれひ突く舟横揺りにはしり梅雨 桂 樟蹊子」「二階より顔出せば梅雨はじまれり 千代田葛彦」「梅雨の川荒れて家ぬちの音断つ 馬場移公子」「梅雨長しわが窓に窓相向ふ 岡田貞峰」「青梅雨やひとの妻子と壁へだて 福永耕二」「梅雨晴間とるに程よく草のびて 遠藤はつ」。梅雨入りして各地の崖崩れや、水害を引き侵している。四方を海に囲まれている日本、今年の水害は莫大のようだ。(我家庭は 恵みおおける 梅雨の雨 ケイスケ)

2015-06-19 05:22:34 | 日記
薊;野薊;花薊;山薊;(キク科)花言葉は、私をもっと知って下さい。菊科の宿根草。日本の山野に60余種が自生するが、薊はこれらの総称である。俳句で薊と言えば、「野薊」を指し、この野薊は晩春から初夏にかけて花が開くので春の季題とする。花は多数の紅紫色の筒状花から成り、紅刷毛のように小ぶりで優しい。総苞にねばり気があるのが野薊の特徴である。花茎は高さ60㎝位、葉は長楕円形で羽状に裂けて縁には刺が多く野生的である。他の種類の「富士薊」や「山薊」は、茎の高さも1mに達し、紫紅色の大輪を夏あるいは秋に開く、それぞれの植物名で俳句に詠むか夏薊または秋薊として区別して詠んだ方がよい。花の後白い冠毛をつけ実を結ぶ。13世紀頃スコツとランドにノールウェー軍が攻めこみ、アレキサンダー王の城を包囲した。ノールウェー兵は城内に侵入しようとしたが、薊の刺に刺されて失敗.スコッランドが勝利をあげて以来アザミは「救国の花」となったのであった。「花薊露珊々と葉をのべぬ 飯田蛇忽」「薊摘んで花の巧を眼に見入る 篠原温亭」「くもり來しひかりのなかの薊かな 久保田万太郎」「妻が持つ薊の刺を手に感ず 日野草城」「双眼鏡遠き薊の花賜る 山口誓子」「一輪の薊を持ちし手が疲る 山口渡津女」「降り出でて淡路は近し薊咲く 角川源義」「まえうしろ愁ひの雨の濃き薊 原 裕」。(細々と 薊の花に 雨ふりぬ ケイスケ)

大待宵草

2015-06-18 05:13:47 | 日記
大待宵草;月見草;宵待草(アカバナ科)花言葉は、ほのかな恋。月見草と呼ばれる植物は多く、本来の「月見草」は北アメリカ原産の一年草で、径3~5㎝の白い四弁花を夕方に咲かせる。江戸時代に渡来、観賞用に栽培されたが、野生化せず、現在はあまり見られない。同時代に渡来した「待宵草」は黄花で、翌朝しぼむと赤くなる。野生化したが、昭和の初め頃までで、その後はあまり見られない。竹久夢二が「宵待草」と詩に綴つたのはこの花だろう。「大待宵草」は北アメリカ原産2二年草で、明治初めに渡来。今では各地に野生化している。茎は直立して高さ1メートル前後になり、長楕円形の葉が密につく。7~9月、径約8cmの黄色い四弁花が枝先に連なって夜に咲くが、涼しいと昼間も咲き残る。花はしぼんでも赤くならない。◎待宵草や大待宵草を月見草と呼んで詠まれることが多い。どこか淋しげで人恋しいような風情がある。花の名からも濃い情緒が醸し出される。「月見草はならばなれに夜明けり 渡辺水巴」「月見草旦の露のみどりなる 川端茅舎」「鴉描いて足がふくれたよ月見草 永田耕衣」「月見草夕月よりも濃くひらき 安住 敦」「月見草ぼあんと開き何か失す 文挟夫佐恵」「月見草ふれて行かねばならぬ道 稲畑汀子」「月見草ひらき祭のやうな丘 木内怜子」「島ながらゆたかなる川月見草 渡辺文雄」「月のまはり真空にして月見草 正木ゆう子」「月見草場末は川のにほふなり 小川軽舟」「月見草蛾の口づけて開くなる 松本高志」「月見草月は朝々残るのみ 中村草田男」「待宵草片淵は暮れ小鮎をどる 木津抑芽」「一つ蛾に浜の月見草みなひらく 林 翔」「月見草歩み入るべく波やさし 渡辺千枝子」「月見草青眉にふるる風ありて 鷲谷七菜子」「開くとき蘂の淋しき月見草 高浜虚子」「月見草夢二生家と知られけり 文挟夫佐恵」「月見草ひらかんと身をよじらせて 青柳志解樹」「帆はいつも遠きところや月見草 下鉢清子」「魚籠の中しづかなりぬ月見草 今井 聖」。(光みな遠へしりぞき月見草 ケイスケ)

南天の花

2015-06-17 10:09:53 | 日記
南天が庭木として好まれるのは、その名が「難を転ずる」からで、むかしどの家でも鬼門に植えたものである。赤い実は正月飾りに用いるが、花が咲くのは六、七月ころ。円錐形状に白い小さな花が開き、実ほどには目立ないが、ひっそりとした趣をたたえている。「南天の花にとびこむ雨やどり 飴山 實」「南天の花咲くさかりとも見えず 坂間晴子」「花南天実るかたちをして重し 長谷川かな女」。今朝タイサンボクについて書いたが、文末で、自分の句を書こうとしたら、何所をおしたのか?ローマ字しか打てなくなり止むを得ず途中で打ち切つたので、追加の意を持ちて「難を転ずる」こととした。実際には我家にも南天は日と鉢植えてある。「泰山木終の一花として高し 畠山譲二」。(泰山木夕べは白き別れ哉 ケイスケ)

タイサンボク

2015-06-17 05:43:29 | 日記
タイサンボク;泰山木(モクレン科)花言葉は、威厳;自然の愛情。北アメリカ原産の常緑高木。日本へは明治時代初期に渡来し、公園や庭木に植えられる。高さ約10m。葉は長さ12~20㎝の長楕円形。表面は暗緑色で光沢があり、裏面には赤褐色の細毛が生えている。6~7月、枝先に強い芳香がある白花をつける。花は径15~20㎝の盃形で大型。花弁は6個が普通だが9~12個のものもある。「泰山」は中国.山東省にある霊山で、「泰山木」は高貴な花の雰囲気をその霊山の名に借りたものとされる。◎清らかな芳香の大きな白い花は仏を思わせ、東洋的な雰囲気を漂わせている。一方、古い洋館、教会などにも似合いそうな花である。いずれもゆったりと咲く風格を大切にしたい。「磔像や泰山木は花終えぬ 山口誓子」「泰山木樹頭の花を日に捧ぐ 福田蓼汀」「ロダンの首泰山木は花得たり 角川源義」「あけぼのや泰山木は蝋の花 上田五千石」「十字架の高き泰山木の花 岬 雪夫」「泰山木かんばせを日にまかせたり 鍵和田柚子」「泰山木咲きしんしんと空の沖 増成栗人」「梢うごきをれば泰山木の花 両角玲子」「花のあるうちは風きて泰山木 檜 紀代」「泰山木の花より上に妣の国 木村日出夫」「泰山木の花晩成を目指せよと 大石香代子」「泰山木の花に千手のひかりかな 小西道子」

浅間山噴火

2015-06-16 11:36:00 | 日記
今朝は雨模様なので、雨が降らないうちに、昨日入金できなかつた西部信金とりそな銀行に振り込むために、10時ごろ家を出る。2ヶ所の入金を済ませ家に帰る。11時30分頃。往復タクシーを利用したので、大した所要時間がかからず雨にも合わずに帰れた。テレビを点けると、浅間山噴火のニュースが報じられていた。浅間山周辺雲に覆われ噴火の状況は見られないが、周辺は要注意とのこと。火山大国日本は噴火が休みなく続いている。箱根の状況は如何なものか?阿蘇の状況は?どこも油断出来ない火山大国である。梅雨の雨など、小さい心配だが???豪雨による災害も随処に被害をもたらす。狭隘な国土、島国の必定の条件だろうか???

後期高齢者医療負担区分判定

2015-06-16 06:42:19 | 日記
昨日年金の支給日の為市役所に行く。年金の受領はすぐ出来た。市役所から後期高齢者医療負担区分判定の為の収入額の申請書の提出を求められたので、市役所の窓口で書類を提出した。それから、帰り際に、組合管理費、健康保険料、通信費、公共料金支払費、等支払区分に分けた通帳に分散経費を収めるために夫々の銀行へ行く。収入と支出を一関していないので、手間がかかる。あと2件残つてしまつた。一両日中に行くこととする。これも歳拠りの暇潰しの一つか?