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誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

梔子の花

2015-06-29 05:56:06 | 日記
梔子の花(アカネ科)花言葉は、私は幸福すぎる。静岡県以西の海岸に近い林に自生し、また観賞用などに庭などに植えられる。アカネ科の常緑低木。幹はよく分枝し、高さ約2mになる。葉は楕円形で先がとがり、光沢があり、柔らかである。6~7月、枝の先端に径6~8cmの高盆状の花を一個つけ、豊潤な香りを放つ。花の初め純白で、後で淡黄色になる。基本種は花弁5~7個に一重咲きだが、八重咲きもある。秋に実を結ぶが、熟しても口を開かないので、「口無」の名がある。「梔子」は中国名。実は染料や薬用に利用する。「薄月夜花くちなしの匂いけり 正岡子規」「くちなしの花はや丈の褪せるごと 中村草田男」「くちなしの花撒いてあり王の墓 松尾いわほ」「今朝咲きしくちなしの又白きこと 星野立子」「驟雨くるくちなしの香を踏みにぢり 木下夕廠」「梔子を挿頭し閻魔に逢ひに行く 野見山ひふみ」「くちなしの花夢見るは老いぬため 藤田湘子」「匂いつつ花くちなしの乱れかな 宮本雅代」「くちなしの束を深夜に届けたり 和田耕三郎」「くちなしに帰化はるかなる百済仏 田辺すみゑ」「口なしの淋しう咲けり水のうへ 青 蘿」「くちなしの花びら汚れ夕間暮 後藤夜半」「梔子の花見えて香に遠き距離 八木澤高原」「くちなしの白きを園のあはれとす 田上石情」「われ嗅ぎしあとくちなしの花の錆び 山口 速」「くちなしの香や尼寺はこのあたり 黛 執」「錆びてより梔子の花長らへる 棚山波朗」。(満開の 梔子の花 匂いけり ケイスケ)