誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

山躑躅

2017-04-22 07:42:37 | 誕生日の花ケイスケ日記

山躑躅ツツジ科ツツジ属。花言葉は、燃える思い。常緑または落葉性低木の通称。欧米では落葉性の種が多い。ツツジの種類は数百ののぼる。山野に自生し、また観賞のため庭園に植えられる。花は漏斗状の合弁花で先が5~8裂し、晩春から初夏にかけて紅、緋、紫、白、絞りなど多彩な色が見られる。開花すると蘂(しべ)が長く突き出るのが特徴。ツツジバナ(筒状花)の略、花が次々咲くのでツツジバナ(続咲木)ほかツツジの名の由来は諸説ある。「花をしぞ思ふほのぼの赤つつじ 守 武」「躑躅生けてその陰に干鱈割く女 芭 蕉」「さしのぞく窓につつじの日あしかな 丈 草」「餅ほめて這入るは茶屋のつつじかな 許 六」「躑躅咲くうしろや闇き石灯篭 桃 隣」「旅籠屋の夕くれなゐにつつじかな 薮 太」「花稀に老いて木高きつつじかな 太 祇」「つつじ野やあらぬ所に麦畑 蕪 村」「つつじ咲き片山里の飯白し 蕪 村」「つつじ咲いて石移したる嬉しさよ 蕪 村」「盛りなる花曼陀羅の躑躅かな 高浜虚子」「紫の映山紅(つつじ)となりぬ夕月夜 泉 鏡花」「うつうつと大獄の昼躑躅咲く 飯田蛇忽」「庭芝に小みちはまりぬ花つつじ 芥川龍之介」「花びらのうすしと思ふ白つつじ高野素十」「日の昏れてこの家の躑躅いあな色 三橋鷹女」「吾子の瞳に緋躑躅宿るむらさきに 中村草田男」「山つゝじ照る只中に田を墾く 飯田龍太」「牛放つ蓮華つつじの火の海へ 青柳志解樹」「椅子向けてれんげつつじや高嶺晴 伊藤敬子」「大つつじ絢爛として沼暮れる 松本夜詩夫」「鬱の日のふつ点にゐて緋の躑躅 石 寒太」「アザレアをみせに飾りてはきもの屋 青柳はじめ」「つつじ散る池面に言葉置くように 菅沼芙蓉」。(躑躅さき燃える想いは今朝の空 ケイスケ)。

 

はきもの屋