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誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

石竹

2016-05-21 06:05:30 | 誕生日の花ケイスケ日記
石竹(ナデシコ科)花言葉は、女性の美。『万葉集』にもその名があるように古くから栽培されているが、中国原産あので、「唐撫子」と呼ばれている.花壇用の花で、草丈20㎝の五弁花が㈱を覆うように蜜につく。開花は4~5月。花色は赤、桃、白など。「常夏」は石竹が改良された品種群で、江戸時代に流行したといわれている。その後何回か流行したようだが、現在は品種がほとんど残っていない。代って種間雑腫群がダイアンサスや撫子の名で出回る。四季咲き性のある品種が多くこれらの方が花壇でよくみられる。花の似ている常夏もナデシコの一種。

◎硬い名前だが、つつましい中にも華やかさのある花である。俳句には、屈んで眺める花らしい。低視線が感じられる。「石竹の揺れ合う丈の揃ひたる 上野さち子」「石竹を君の娶りの花と挿さむ 星野麦丘人」「石竹や美少女なりし泣きぼくろ 倉橋羊村」「常夏に水浅々と流れけり 松瀬青々」「撫子や夏ン野のはらの落とし種 守 武」「酔うて寝むなでしこ咲ける石の上 芭 蕉」「露の世や露のなでしこ小なでしこ 一 茶」「撫子のふしぶしにさす夕日かな 成 美」「撫子や荒木言葉のわたし守 麥 水」「撫子の根に寄する水や夕河原 泉 鏡花」「撫子をゆりて因幡へゆく列車 山崎一枝」。(撫子や素顔正面から見られ ケイスケ)。