春山を彩る野生のサクラ「カスミサクラ」の実を「ツキノワグマ」が食べることがわかったと、森林総合研究所」(茨城県つくば市)や東京農業大ばどのチームが発表した。カスミザクラは暑さに弱いとされ、温暖化によるサクラの分布域の縮小を、クマが食い止めていることになるという成果は米科学誌カレントバイオロジ一電子版に掲載された。チームは2010年~13年に東京.奥多摩の山地を調査。種子に含まれる酸素の同位体の割合が標高によってわずかに異なることを利用し、動物のぐんに残っているカスミザクラの種子が、どのくらい標高の場所から平均300m、最大738メートルも高い所に運ばれたことがわかった。カスミザクラは6月から7月にかけて実をつけるため、クマがエサとなる実を追いかけて麓から山頂の方向に移動することで、結果的に種子を高い場所にまいていると考えられる。同研究所の直江将司研究員は「クマがサクラの種子により気温の低い上方に移動させることで、サクラを温暖化から守る『花咲かじいさん』の役割を果たしている」との話だ。(カントリーバイオロジー電子版記載より)。鶴瓶の家族に乾杯NHK放送途中から、2016年5月3日読売新聞朝刊記事との並列記載した。(ケイスケ)。震情報AM10:00北海道、帯広:釧路;根室地方で地震発生。震度3地下70㌔津波の心配はなし。