万両(ヤブコウジ科)花言葉は、寿ぎ。ヤブコウジ科の常緑低木である万両は、7月ごろ白花が散房状に下向きに」垂れて咲き、球形の果実が冬、深紅色に熟す。千両とともに冬枯れの庭に彩を添える。万両は60cmから1m位になる。藪柑子と万両は、共にヤブコウジ科の植物で葉の下に実があり、千両はチヤラン科の植物で葉の上に実がることで区別の目安となる。千両より万両の実がやや大きい。古くから庭園樹として観賞用に栽培される。「万両のひそやかに赤し大原陵 山口青邨」「万両やみづからの実に言葉溜め 青柳志解樹」「万両の一房の実を楽しまむ 遠藤はつ」「雪すこしとけて珊瑚か藪柑子 及川 貞」「千両や深息といへど短か息 石田波郷」「名は千両といふ明るくて寂しくて 有働 亭」「万両にかゝる落葉の払はるゝ 高浜年尾」「万両や癒えむためより生きむため 石田波郷」「万両のほかに生家の記憶なし 富安風生」「万両やとび石そこに尽きてゐる 五十崎古郷」「万両に日向移りて午後の景 岡本 眸」「万両の万の瞳の息づきて 永方裕子」「万両の実にくれなゐのはいりけり 千葉皓史」「百両がほどこぼして実万両 伊藤トキノ」。(万両や千両と聞き 師走来る ケイスケ)