トレニア;花瓜草(ゴマノハエ草科)花言葉は、愛敬。インドシナ原産、一年草。春に種子を蒔くと夏~秋に開花。花壇に植えられる。草丈20~30cm、よく分枝し、対生する葉のわきに径3cmほどの花をつける。花は筒状で五裂し、先端が唇形。花色は淡紫、白で、弁先に鮮やかな濃紫や桃色が入り、賑やか。丈夫で育てやすく、他の花が暑さで傷む真夏にも元気よく咲き続け、翌年はこぼれた種子で芽をだし、花を咲かせる。花の形が菫に似るので夏菫、「花爪草」とも呼ばれる。「トレニアに町騒遠く棲み古りぬ 小田中柑子」「風つのるトレニアの花まだ咲いて 坂本ふく子」。(夕風やトレニア駄々と咲きつづけ ケイスケ)