オヤマリンドウ:竜胆(リンドウ科)花言葉は、正義。山野に自生していた多年草。現在ではさかんに栽培されている。平安時代の「吾名抄」には、「えやみぐさ」とい古名ででている。竜胆とはもともと漢名で、根をかむと熊の胆以上に苦く、まるで竜の胆のようなのでつけられたという。江戸時代以前に消炎、解毒剤に用いられていた。「正義感ひそめる花の竜胆よ 雅 舟」「竜胆や厳頭のぞく剣ヶ峰 水原秋桜子」「竜胆の花の間に立つ葉かな 高野素十」「雨ためて竜胆の花を覆へす 前田普良」『もの思う 秋風情にふさわしい 尾花の下の想い草 深山竜胆「野菊の基」に欠かせない』【道のべの 尾花が下の想い草 今さらなどものか思はむ 万葉集巻10-2270】今日の誕生日人、ノーベル(1833)江戸川乱歩(1894)八木義徳(1936)五月みどり(1939)千住 明(1960)。(濃紺の 竜胆咲いて 想う今 ヶイㇲヶ)