デゲロ28で スローな人生の楽しい航海へ 『DEGERO28MS ヨット勁草丸(けいそうまる)と柴犬のお話 』

フィンランド生まれのヨット DEGERO28MS と巡り合い、瀬戸の島々を中心の船旅 Bon Voyage!

89日目、10日遅れの酒田で知った粋と野暮

2018-06-30 05:23:34 | ヨット

 

朝寝坊してしまった。前夜の寝不足で目覚ましを聞き逃し(マナーモードにしていた)てしまった。4時前に起床すると、ヨットの周りにも釣り客であふれている。釣ることで頭が一杯なのかマナーも悪い。そうそうに退散、4時半に離岸した。今日は51マイルの航海である。7メートルの風が急に止み、波も穏やかになった。海の天気は解らない。

12時半に入港、、、が、北港と間違えてしまった。。マリーナの職員に電話すると、海に出たことないので案内できないとの返事。結局、2時過ぎに着岸した。入り口の防波堤が無料のビジターバースらしい。港に「よく来たの 酒田の粋な文化に出会う街」とデカデカと書いてあった。着岸に時間が掛かったが、期待が高まっていた。

こういう掲示板は、皆への啓蒙なのだろう。実際の対応は「野暮」だったからだ。川柳に「通り抜け無用で 通り抜けを知り」みたいに、粋の反対で接するけれど、野暮でごめんなさいというようなものか。ちょっと違うなー。

コインランドリーが近くにあるようなので寄ったのだが、そのコインランドリーも遠い。海のそばなのに坂道も多いので、自転車で相当な運動をしてしまった。そのコインランドリーも暑い日に限ってエアコンが消えている。窓も開いていないのには参った。

マリーナでは、減速を知らないマナーの悪いボートで、ヨットはひっくり返らんばかりになる。それに比べたら、寺泊の漁師は粋だ。これがスロー運転の見本のように港の出口までゆっくりだった。着岸では、マリーナの職員がモヤイも取らずに平然と立ち去るのには唖然とした。

町を散策すると、文化人の紹介や北前船の歴史遺産に触れた掲示板などもあり、公園も立派である。松林で海から町並みは見えないが、30近く立つ風力発電には未来型都市を連想させて、古い文化と融合させようとしている酒田の粋な施策(野暮は言うまい)だと合点した。

酒田の大火(朝日グラフで読んだ)と本間さまには及びは、、、位しか知識はない。町は大きいが昭和の雰囲気が感じられる。商店街も大型店舗が少ないからだろうか、人の集中がなく閑散とした昔風のいい雰囲気だ。それはそれで、古きよき町の景観が守られていると言うべきだろう。

いいところは物価が安いことである。1.1kgのかち割り氷が99円である。それと、さくらんぼが安くてうまいのは地元ならではだと思う。目立たないようにある、こじんまりとしたスーパーも地元の人には便利だと思う。野暮な都会にはない粋がそこにある。


88日目、岩船港に向けて暁の出航

2018-06-29 04:23:51 | ヨット

今朝は、満を持しての4時15分出航となった。航程約49マイルの長距離である。昨夕、漁協に挨拶に行くと、3時までに岩船港に着けば大丈夫です。明後日も良いですよと、パソコンとスマホのデータで教えてくれた。女性の事務員さんは、日本一周ですか。いいですね。カッコいいですね、、、とおだててくれる。同じ町内会のような雰囲気に、良港と共に印象深い泊地となった。

左手に佐渡が見えている。能登からは遠かったが、寺泊からは近い。かつては風待ちで37日も逗留して恋が芽生えたと言うが、島流しとはいえ優雅なご時世だったのだなーと思う。

 12時20分着岸した。言われた通り、11時頃から10メートルの風が吹き始めた。方角も西風に変わり、岸壁の方から吹いているので着岸はしんどいと思ったら、もやいを取ってくれる人が居て、イワシ釣りの人を無理にどけさせてくれた。

目と鼻の先に漁師食堂があった。

 揚げ立てのフライと新鮮な刺身で750円。美味しかった。

食堂内に飾ってあった。

砕氷船宗谷のスクリューで、4枚で3.5トンだそうである。

 

 

 


天気の回復を待つ間、寺泊を散策

2018-06-28 10:11:37 | ヨット

港の近くにある魚の市場通り(通称、魚のアメ横)に向かう

中でも名物の番屋汁を頂く

具がいっぱいでお腹も一杯になった。お店のサービスメニューだろうが、大鍋で煮込んであり、最近流行りの繊細な料理と違った自然体の豪快料理である。こういうストレートな調理もいいもんだ。

夕方訪れたら、寿司が半額だった。

昔も「風待ち」で37日寺泊に居たと記載されている。聚感園に於て

故郷の友人が送ってくれた。心暖まる贈り物に感謝以外に言葉がない。

西宮の仲間からは、ヨットの関連備品やペーパークラフトなど、若輩への支援に、ただただ有り難いことだと心に刻んでいる。

 


86日目、北上に向けてヨットに戻る

2018-06-27 06:08:05 | ヨット

京都を深夜に出て、柏崎駅に6時前に着いた。

信越線と越後線の乗換駅で、信越線上りだと次は鯨波駅とある。出発10分前でも乗客は見かけない。

寺泊駅に着いた。駅前のバス停の時刻表を見ると、始発が8時25分となっている。急ぐ旅でもあるまいと自答する。

こじんまりとしたJR駅前の風景、急ぎならタクシーになるのだが、、、

駅構内やバス待ちの若者も十数人いるが、静まりかえっている。みんな顔見知りのようで、一言小声で挨拶したりしているが、都会でペチャクチャ喋る若者とは異質に見えてしまう。

10分遅れてきたバスに乗る。中学生の職場体験学習らしく、大勢乗り込んで来た。それでもはしゃぐ子はいない。

ヨットには9時に着いた。何も変わったようすがなかったので一安心である。早速、漁協にお礼の挨拶に行くと、身内か昔からの知り合いのような対応に心が休まる。明日の天気を聞くと、警報が出ていて暴風もあるらしく、出航はやめてゆっくりされた方がいいですとのアドバイスに、明日は出港しないことにした。

そして、隣のファミマに宅配便を受取に行くと、ヨットの方ですよねと、こちらも初対面の店員さんにも関わらず、故郷に帰ったような感覚を覚えた。

良い所なので宣伝しよう

午後から、小雨の合間にバウチョックの修理をした。この部品もヨットの仲間(師匠)が用意してくれたものだ。これで両方のバウチョックが元通り以上(ボルト止め)になって甦った。(多謝多謝)

 

 

 


朝の散歩中に、傷ついたヤモリを見つけた

2018-06-25 07:43:13 | 身近な鳥や動物

柴と朝の散歩をしていると、歩道の端に居たのが「尻尾の切れたヤモリ」だった。このままでは踏まれて死んでしまうと思い、手で掬い上げて近くのお寺の入り口に避難させた。暫くじっとして動かなかったが、携帯のカメラを向けると少し動いたのでほっとした。(リードは、ショックコードで伸びるようにしてある)

愛くるしい瞳のヤモリも喋れたら、、、

少し行ったところで、緑道に真っ白い『クチナシ』の花が咲いていた。

緑道の先の公園の植え込みにあった。文言と文字の具合が絶妙に合っていると感心した。