「沖縄に対しては国はいくら報いても過ぎることはない」、上京した屋良朝苗知事に、初代沖縄開発庁長官を兼ねた山中貞則総務長官はそう語りかけた、、、9/13日経の春秋より
今回の沖縄知事選でもはっきりと民意は示された。民主主義国である日本ならば、沖縄の民意を最大限尊重しなければならない政治の一丁目一番地である。統一教会に汚染された自民党はともかくとして、その他の野党やゆ党は沖縄の民意に寄り添うのが与党に対峙する党の使命ではないだろうか。何のために野党やゆ党を結成しているのか真剣に考えてもらいたい。
沖縄は、絶大な権力で封じ込められようとしている中にあって、何とかその権力の鉄条網を切り抜けるために血眼になって奮闘している。あのウクライナがロシアの侵略戦争に抗っているようにだ。だが、沖縄が悲惨なのは後ろに欧米諸国のような援軍がいないことである。税調で名を馳せた山中氏は「東京だけの視点で沖縄を見るな」という諫言を残しているそうだ。この言葉は、統一教会に汚染された与党以外の国会議員への天の声ともいうべき言葉である。