
2025年の日の出前、安芸市の海岸
経済学者がいうには、”大規模緩和「全てが間違い」”だそうだ。ある経済学者は、当初から『アホノミクス』と断じていたし、専門の知識が無くとも、まともな国民なら当然分かっていたんだと思う。それ位眉唾(マユツバ)もので見るべき政策だったというのがオチだろう。”どこどこの偉い先生が言っている”と吹聴して、裏金にまみれた議員先生を煙(ケム)に巻いた時点から可笑しかったのである。
それより問題なのは”プライマリーバランス ”だろう。『プライマリーバランス(PB)とは、社会保障や公共事業をはじめ様々な行政サービスを提供するための経費(政策的経費)を、税収等で賄えているかどうかを示す指標です。現在、日本のPBは赤字であり、政策的経費を借金で賄っている状況です。』(財務省)このPBが1992年度より赤字続きなのだそうだ。1995年の神戸淡路大震災より3年も前の話である。東日本・熊本・能登地震と続き、南海トラフも早まっているそうだ。財政が破綻するのか日本列島が致命的な打撃を受けるのか、現役世代や子や孫には真に残酷な試練が待ち受けている。