イギリスの製薬大手アストラゼネカは、開発中の新型コロナウイルスのワクチンについて、治験を中断すると発表。イギリスで治験に参加した人に深刻な副作用が出た疑いがある。(テレ朝)
米国立アレルギー感染症研究所長は、「ワクチンの有効率は70~75%がいいところだろう」とコメントし、米国民の3分の2が接種しても、「集団免疫(43%以上)を獲得することはあり得ない」との見解を示している。(時事)
新型コロナウイルスのワクチン開発は、各国が実用化を急ぐ中、過去に例のないスピードで進められていて、専門家からは、安全性を十分検証するよう求める声が出ています。ワクチンは一度打つと、元には戻らない免疫反応を起こすので、安全性に問題があってはいけない。新型コロナウイルスのワクチンを開発している製薬会社など9社は8日、共同で宣言を発表し、安全を最優先に開発を進めると強調(NHK)
治験を急いで莫大な利益を独り占めしようとする大手製薬会社も、ここに至って慎重にならざるを得ない状況のようだ。
日本政府は、アビガンに始まってアストラゼネカまで大量の購入契約を済ませて、オリンピックに間に合わせようとしているが、そもそも考え方が完全に間違っている。メディアも表立って批判もしない翼賛体制になってしまったようで、すべてがオリンピックに向けて前のめり状態である。