ジャーナリストで朝日新聞社の編集委員やコラムニストを務めた早野透（はやの・とおる）さんが死去したことが、6日わかった。77歳だった。田中角栄元首相の番記者を務め、 16年にはインターネットメディア「デモクラシータイムス」を立ち上げ、ユーチューブで各界の論客とニュース解説などをしていた。’（朝日）
10月28日の３ジジ放談を観たばかりだったので実感が湧かない。番組ではどことなく体調が悪そうな場面があり、そのせいで会話がスムーズに運ばないこともあったが、論客の佐高氏と平野氏を絶妙にリードする司会進行振りは流石だった。政局の行く末や裏話などもっと聞きたいことが多かったので残念でならない。
思うに、街路樹を見ていると、早く紅葉するのもあればいつまでも緑のものもある。人間の場合は色には出ないが同じなんだろうと想う。早野さんの77歳は、歳がそんなに変わらない自分には他人ごとではない気がする。今でこそ100歳以上が9万人もいる時代であるが、自分ごととして考えておくべきだと痛感させられたニュースだった。
