昨年、馴染みの朝市で買ったイチジクに実がなった。こんなに早く不老不死と謂われる実がこうも簡単になって、柿や柚子のことを思うと正に別次元である。漢字では無花果と書くので花が無いのかと調べたら、花は無いのだそうだ。但しとあった。実の中に花があるというのだから実も蓋もない話である。
原産地では、イチジクコバチとの関係で産卵場所と受粉が実の中で行われるという。風変わりな植物らしい。だが、日本では心配無用らしい。イチジクコバチが居なくても受粉できる品種だそうだ。
追記
巷で大問題になっている邪教の話しに似て、イチジクのコバチのように日本に入ってきて卵を産み、卵がかえって花粉をつけて飛び回って受粉すして回るということは無いらしい。
