三木奎吾の住宅探訪記

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。

【断熱先進地北海道から火災に強い木造外壁・続報】

2020-10-03 05:28:33 | 日記


既報で「防火の木外壁」仕様が北総研研究で大臣認定とお知らせしました。
その「仕様」はFP(フォームポリスチレン)断熱材仕様だったのですが、
今回、それに加えて押出発泡ポリスチレン(PS断熱材)仕様タイプも認定取得。
北総研は研究開発主体であり、実際の認定取得は各断熱材業界団体などが
それぞれ主体となって申請するものとなっています。
板状断熱材の2大勢力がこれで揃ったカタチになりました。
以下、北総研の10/2発表資料より要旨抜粋。
〜地方独立行政法人北海道立総合研究機構(道総研)建築研究本部
北総研では、外装材に木材を用いた「北総研防火木外壁」の第2弾として、
付加断熱材にポリスチレンフォーム断熱材(PS)を用いた「PS仕様」を開発し、
この技術を用いて押出発泡ポリスチレン工業会、発泡スチロール協会
(申請者:デュポン・スタイロ株式会社, 株式会社カネカ、株式会社JSP、
日本フォームスチレン工業組合)は、建築基準法に定められる「防火構造」の
国土交通大臣の認定を取得しました。
この「北総研防火木外壁(PS 仕様)」は、北方建築総合研究所が
林産試験場と共同で取り組んだ道総研重点研究「道産資材を用いた
木造高断熱外壁の防耐火構造の開発」の研究成果の一部を、
押出発泡ポリスチレン工業会、 発泡スチロール協会に技術移転したものです。
「北総研防火木外壁(PS仕様)」は、建築事業者に自由にお使いいただけます。
1 大臣認定を取得した外壁名
「北総研防火木外壁(PS仕様)」
2 大臣認定を取得した外壁の認定番号と構造名
PC030BE-3884(1),(2)~ 3887(1),(2)
・グラスウール(ロックウール)断熱材充てん/
木材・ポリスチレンフォーム断熱材・構造用面材表張/
せっこうボード裏張/木製軸組造外壁
3 「北総研防火木外壁(PS仕様)」の社会的意義
木材仕上げには、高い人気があり、道民のニーズに対応できます。
法令の防火規制に適合しつつ、木材を外装材に使用できます。
北海道で広く普及している高断熱仕様の外壁であり、特殊な施工を要しません。
道産木材の利用を促進し、道内産業の振興森林資源の有効活用に貢献します。
4 「北総研防火木外壁(PS仕様)」の普及方法
・押出発泡ポリスチレン工業会、発泡スチロール協会会員各社を通じ
建築事業者へ普及します。〜

さらに今後、「北総研防火木外壁」は第3弾として、硝子繊維協会と
ロックウール工業会共同でグラスウール・ロックウール仕様の大臣認定手続きを
進めており、認定を取得次第、お知らせする予定とされています。
高断熱高気密がまさに基本的な住宅革新技術であり、
建築デザインに対してそれを制約するものではなく、むしろ自由度を
どんどん拡大させるものである面が認識されてきていると思います。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。