ADI 認定試験
試験課題の練習に突入すると
できの悪さに 焦りを感じた
練習・・・
練習・・・
ひたすら練習
最後の練習で ようやく 手応えが・・・
先生にも、励まされ 前日を迎えた
その晩
夜中に 突然
実家の弟からの電話
母親が倒れた・・・・
まさか・・・・・ よりによって
もう おかあちゃんに会えないの?
なんとか 手術で 一命をとりとめた
これは アタシに いってこいと言うことだと
テストを受ける時間を与えてくれたと
信じて 朝イチ テストを受けにいった
おかあちゃんは アタシがテスト受けれるよう頑張ってくれたんだと信じた
ただ 夜中に電話してきた弟の声がいまだに 忘れられない
もう ダメだと伝わる声
でも信じた
応援してくれているはずだと
だから 笑顔で 楽しくやれた
後悔はなかった
ダメだったとしても後悔しない
精一杯やれたから
次は 絶対合格できると思えた
テストを終えて
急いで
実家に向かった
おかあちゃんはHCUという 部屋にいた
集中治療室のような部屋で
病院に着いたときは
もう 面会時間は終わっていたけど
病院の配慮で
おかあちゃんにあうことができた
一時はもう 会えないと思ったから
すごく嬉しかった
おかあちゃんは
一言
『忙しいのに 来させてしまって ごめんねー 』
忙しさに連絡を取らなかったことを
後悔した
そんな風に思わせて 連絡とることを遠慮させていたんだと思って
愕然とした
アタシは最低だ・・・
なんて 親不孝者なんだと思って
後悔した
おかあちゃんは 思っていたより
最悪の状態だったらしい
あとから 主治医の先生から
『良くて 寝たきりになるだろうなとおもいながら治療してました』
と聞いて 驚いた
『想像していたより
ダメージも少なくてホントに良かった』ともいってた
ホントに ラッキーだった
神様はアタシたちの味方をしてくれていると思った
これからも一生懸命生きることが
神様への恩返しだと思った
ありがとうございます!
そして
合否の通知が来た
なんと無事 合格
おかあちゃんとこにいるんで
娘からの合格の知らせでわかった
なかなか信じられなかったら
娘が
合格通知を写メって送ってきてくれた
ようやくそこで
おかあちゃんに 伝えた
おめでとうと言ってくれた
もちろん 娘たちもおめでとうと言ってくれた