2006年7月吉日 横浜から三木への引越しの日

転勤が決まり、4年数ヶ月慣れ親しんだ関東地方とも本日で完全にお別れである。思えば関東に来たときは40何年間関西しか知らなかった者が関東に来たので非常に不安であった。世間一般で言うような気質の問題、言葉の問題等で・・・。しかしそれよりも仕事の実務上の問題の方が大きくがむしゃらにやってきたらいつの間にかそんなことは忘れてしまっていた。もしかすると自分は関西より関東の方が水が合っているのかもしれないと後半思っていた。それ故よきせぬ突然の転勤で自宅のある枚方市にはすぐ帰れるのでそういう意味では良かったのだがなんとなく名残惜しい気がしてならないまま引越しの日を迎えた。仕事の引継ぎが当然あるので1回1泊で往復し、新赴任先へは引越しの1週間前に着任済である。引越しが遅れたのは、入るアパートが空いてなかったためで会社の寮へ1週間程仮住まいしてのことであった。それ故着替えのみ宅急便で送り荷物は横浜に置きっ放しであった。ヤマト運輸の単身者パックを16：00に頼んでいたので14：00頃横浜着。最後の片付けを行う。布団関係はすべて捨てることにするが、切り刻んでの処分なので手間がかかった。問題はバイクである。色々インターネットで調べたがデポに運び、デポに取りに行くのが一番安く1万ちょっとだったが、３～4日必要とのことで意外とデポまで行くのは面倒である。関東が厚木、関西が寝屋川だったが・・・。ヤマトの宅急便だと約2万であった。当然単身者パックに含まれないので別料金だがいちよう申し込んでおく。当日キャンセル可ということを確認したうえでだが・・。乗っていくという手段は中々決断が付かなかったが、安く上がるし、冒険までいかないが約30年ぶりのバイクのツーリングをしたい気もあった。またヤマトで送っても3日間かかるので2日程足がなく大変か？とも思った。しかし100ccのスクーターであるし、約30年ぶりに買ってもこの1年間半径８km以内しか乗っていない、それよりももう歳だし・・・、と思ってたがヤマトが荷物を積んでいる際、体が快調であるのとまだ17：00前なので計算するとなんとか翌日夜までは辿り着けるなと確信し、一大決心する。2日分の着替えと必要なものを詰め直し、ヤマトを送り出した後バイクのみ残る。いよいよだ・・・。16：50横浜市を出発。通りなれた中原街道を１０ＫＭも行くともう知らない道が今回は幹線道路（Ｒ1）がメインだろうから地図は一切持ってない。（というか直前まで迷ってたから？・・）神奈川の地図は持ってるので、Ｒ１に出るまで見ながら走る。寒川を超えると少し道が空きだし順調に走る。18：00頃茅ヶ崎でＲ1に入る、ここからひたすら西へ行けばいいはずだ・・・。（が途中色々あったが・・。）19：00頃暗くなってきた頃に箱根超えだ、ここはバスで少し通った位で自力で走るのは初めてだ。真夏なのに日が暮れたのもあり寒い。薄手のジャンパーだけでは我慢できずカッパを出して着る。20：00頃箱根を超え三島へ入るここで一回目の給油。はらが減ったので途中の松屋で定食を食べる。静岡、浜松とバイパスが完備されているので順調だ。しかし浜松辺りでそのまま行くと自動車専用道路となり側道へ降ろされる。そのまま側道を走れればよいがそうでなく迂回するところもあり、夜中だし地図もないので不安がいっぱいになった。（後に姫路の西辺りでもっとひどい事態に遭遇するが・・。）日付が変わる頃愛知県に入る。本日の宿？は知立のサウナイーグルを決めていたので後80ＫＭ位だ。しかしバイクなのに眠たい！コンビニでお茶を買い信号で停まる度に飲んで眠気を飛ばす。1：50やっとサウナイーグルに到着。ここは一度仕事関係で泊まったことがあるが、非常にいいサウナである。が夜遅いので風呂もそこそこにして寝る。お尻がまたズレ起こしてしみた・・・。雑魚寝の仮眠室でも早々に熟睡できる。4時間位眠り、朝風呂に入った後7：00に出発。2回目の給油を済ませ、名古屋市内を避けＲ４２に入る。四日市、信楽経由のルートである。この辺りまで来ると土地勘があるので大丈夫である。信楽の狸の里？で小休憩し枚方を目指す。昼過ぎに枚方の自宅に到着３Ｈ程仮眠する。夕食後さらに西へ夜21：00頃三木に着いた。