
今回紹介の花旅は、滋賀県の湖東三山の西明寺(さいみょうじ)に咲く不断桜(ふだんさくら)
西明寺(さいみょうじ)
金剛輪寺(こんごうりんじ)
百済寺(ひゃくさいじ)
これら3つの天台宗寺院の総称を湖東三山(ことうさんざん)と呼ぶ。

その中の一つ西明寺は、本堂と三重塔が国宝となっている。
本堂は鎌倉前期。
どちらも釘を1本も使われていない。
三重塔は鎌倉後期に建設されたというから、かれこれ800年は経っているということになるね





みんな知っている…。

本尊は薬師如来。
左右に日光菩薩と月光菩薩。
更に、十二神将と並んでおられる本堂は、中の空気が何だかピシーッとした感じやった。

今回もまたスタートが遅く、閉門30分前。
それでも、お寺の方が丁寧にお参りの仕方を教えてくださった。
中でも十二神将は、自分の干支の守り神であり、その神将にお願い事をしないときいてもらえないという事らしい。



干支の動物が乗っているでしょう?
あらまっ

確かに、それぞれの頭に干支の動物が1匹ずつ乗っておられる。



あれっ

西明寺に何しに来たんやったけ

不断桜を見に来たんや


大急ぎで不断桜を探した

不断桜って、どんな桜?
夏以外はズーッと咲き続ける桜なんだって。
花の最盛期は3月中旬から下旬ということらしいが、梢(こずえ)のあちらこちらに花を咲かせ続けるから不断(ふだん)と名付けられたらしいよ。

11月の紅葉に桜。
ありえへん組み合わせにびっくりポンや


ありました。
ありました。
白い小さい桜の花。
こんなに寒い日なのに、咲いているんですね。
驚きの一声です


大木が2本。
後は、小ぶりの木が5本。
全部で7本の不断桜が西明寺にありました。

不断桜も一見の価値ありです。
京都大原の実光院とか鈴鹿の子安観音寺にもあるそうです。
本日おしまい
