福姫ジェニーの山旅・湯日記

中高年の仲間に!
山大好き、旅大好き、温泉大好きな福姫ジェニーの旅日記。
国内のみならず、世界各地を目指して出発!!

青森 黄金崎不老ふ死温泉

2018-10-25 20:50:30 | 温泉


温泉リポート 第66弾の巻

今回紹介の温泉は、秘湯ブームを越えて、誰もが一度は浸かってみたい日本海の露天風呂『黄金崎不老ふ死温泉』
今では、あまりにも有名で、人がたくさん訪れる温泉です

すぐ目の前が海。
湯は茶色の濁り湯で、何とも解放感溢れる露天風呂
楽しみの温泉なんだけど、あちこちで紹介されているからなぁ…。





以前、岩木山に登る前に立ち寄った事がある。
めちゃくちゃ期待して行った温泉だけに、行って驚いてしまった。
日帰りのお客さんの多い事
露天風呂は人でごった返し、とてもゆっくり湯に浸るなんて、夢の夢

そんなこんなで、次回来る事があれば、絶対宿泊やと思っていた温泉です。

But
いつ行っても混み混みみたいで…。
かなりうんざり



到着した時刻は、4時半頃。
丁寧な説明を聞き、部屋へ。
新館2F。
お風呂に行くには、かなり遠い。

 広過ぎやし、人も多過ぎや
 ・・・

まずは、新館にある露天風呂付きの内湯へ。
混んでいるかなぁと思ったけれど、内湯は、数人ほどで、露天風呂の方は貸切状態。
ほとんどの人が、海前にある露天風呂の方へ行ったみたいだね。

人気の海側の露天風呂は、宿泊客も日帰り客も日没までの利用となっている。
照明設備が無いので、夜は危険という事らしい。



到着した日は、残念ながら曇り空。
日本海に沈む夕日をお風呂に浸かりながら眺めるという事は、無理みたい。
まっ、晴れていたらいたで、いっぱいの人なんでしょうね。

 前回と一緒で、芋の子洗うみたいや

それでもやっぱり海近の露天風呂に入りたかったので、夕食を早めて、その後、入りに行った。
女性の方は二人なので、ラッキー

 う~ん、やっぱりいい感じや。

水平線に沈む夕日を見るというのは、あかんかったけどね。
それでも雲と雲の隙間からオレンジ色の光が漏れていて、いい雰囲気や。

 楽しみの夕食



食事が美味しいという評判の黄金崎温泉さんだったけど、プランはスタンダードで。
サザエが凄く大きくて、身もプリプリ。
蒸かしてあるのかなぁ?
個人的には、焼きサザエの方が好きなんだけどね。

ご馳走様でした



さすがに人気宿。
とにかく人が多過ぎて、ゆっくりできない。
早朝4時から露天風呂も内湯も入れるんだけど、いつ覗いてみても、先客が…
来る者拒まず
何だかスーパー銭湯みたい。

根性入れて、入りに行く気合が必要な温泉です。
ジェニーは、もう無理と思った温泉でした

本日おしまい


青森 下風呂温泉

2018-10-18 21:25:17 | 温泉


温泉リポート 第65弾の巻

今回紹介の温泉は、下北半島下風呂温泉の『さつき荘』
本州最北端の大間崎から30分ほど国道279号を南下した所にある。

開湯は古く、室町時代にさかのぼる。
南部藩の藩主も浸かりに来たというお墨付きの温泉だ。

海岸沿いの山肌に大湯と新湯という2つの共同風呂をもち、宿は11軒。
国道279号線(はまなすライン)と並行に走る村道に宿がズラッと立ち並ぶ。
大きなホテルや旅館はなく、こじんまりとした温泉街だ



ここの温泉は、ファンが多いと思うが、場所が遠いだけに、何回も再訪するという訳には、いかないだろうな。
それ故、レトロ感が残り、秘湯という雰囲気を醸し出している。

著名な作家が、この地を題材にして小説を書いているのも、頷けるね。
井上靖の「海峡」
水上勉の「飢餓海峡」は、ここが舞台だよ



夏は、イカ(イカ漁である漁火がたくさん見られるそうです)
冬は、鮟鱇が名物となる。

下北に行くなら、絶対、下風呂温泉で宿泊したいと思い続けて、〇年
念願叶って、宿泊や



下風呂温泉郷は、狭い土地に宿が並んでいるが、源泉は3つもあるんだって
・大湯系(白濁)硫化水素型で泉度が66℃
・新湯系(透明に近い)硫化水素型で泉度が95℃
・浜湯系(灰色に近い白濁)緊張低張性高温泉で泉度が57℃


どこの宿にしようかなぁ

 そりゃ、やっぱ自家源泉を持っていて、掛け流しの湯がいいでしょうが…
 気楽やな

悩んだ挙句、宿泊は、『つるや さつき荘』さんに決定



さつき荘さんは、浜湯系で自家源泉を持っておられる。
同じ浜湯系でも、浜湯系の湯を引いておられる他の宿とは、若干、泉質が違うらしい。
ここが、自家源泉を有する宿の強いところやね

人気宿だけに半年前から予約を入れた。
おしゃべり好きな女将さんと電話(予約は電話だけです)で20分くらいおしゃべりを
初めて電話したのに、まるで長年御つき合いをしていたような感じ。
びっくりポンや


 めっちゃ、楽しみにしていたのに…、何で
豪雨で恐ろしやぁ~
 横で鼾かいていましたけど…




楽しみのお風呂は、一つしかないので、貸切で入る。
他の人とかち合えば、ちょっと面倒やけどね。

 おお~、この風呂ですわ



たっぷりの白濁した湯が惜しげもなく流れている。
ただ、熱過ぎて、水のホースをつかんで入らないと、入れな~い
源泉が薄まってしまうのが残念!
と、思うけど、硫黄の匂いは、体中からプンプン。

ほんまに素敵な湯でした。

 期待以上やぁ~
  素晴らしいぃ~

 楽しみの夕食
どれもこれも最高に美味しかったです



6貫のにぎり寿司(同じ様に見えるけど、ヒラメ・ホタテ・ミズタコでぇ~す)



ブリのしゃぶしゃぶ

ご馳走様でした

近ければ、もう一度訪れたい下風呂温泉の「さつき荘」さんやった
温泉のお風呂も食事も最高やでぇ~

本日おしまい




青森 下北半島

2018-10-10 20:29:56 | ちょっと旅


青森県のもう一つの大きな半島である下北半島。
地図で見ると、金太郎が持っている『鉞(まさかり)』の形。
本当にまさかりに見えるから不思議な形だね

下北半島もせっかく来たんだから一周せなと思った。
むつ湾フェリーで、津軽半島の蟹田から乗船し、下北半島の脇野沢で下船。
1時間の船旅。



脇野沢から国道338号を左へとり、浄土ヶ浜から大間へ行く予定やった。
でも、天気がねぇ~
ガンガンに降っているんだわ

 浄土ヶ浜へ行きた~い
 観光船、出ないと思うけど…。

てな訳で、進路を右にとり、大湊方面へ。
国道279号線(はまなすライン)を北上して、本州最北端の大間崎を目指す



下北半島の見所は、4カ所。
・浄土ヶ浜
・恐山
・尻屋崎
・大間崎

この中から2か所だけ観光

>①大間崎  ここは、マグロの一本釣りで有名な大間町
本州最北地である大間崎
マグロ船があちこちにある港にいっぱい停泊している。
この船に乗って、マグロを取りに行くんや。
イカ釣りと一緒の船みたいやね。



 大間に来たんやから、マグロ丼や
 もうすぐ夕食ですけど…
 なんでやぁ~。こんな最北端まで来たんやでぇ~。
 ・・・。



大間崎に立ち、こぶしを効かせて  大間崎漁歌 を一発 と思ったんだけど…。
この演歌、知らな~~い
歌えな~~い



>②恐山  死者の御霊を呼び、口寄せを行なうイタコがいることで有名

 清めの塩を持っていかな
 何を言ってますの…。



行って、驚いた。
綺麗なホテルのような宿坊があるし、境内に温泉がある。





 なんで・・・?

恐山は、日本三大霊山の一つ。
後2つは、滋賀県の比叡山と和歌山県の高野山

3つの霊山、全部行ったことになるなぁ。
最後となった恐山は、行く前から、何だか怖いという先入観があって…。
But,とっても綺麗な場所で、怖いなんて思わなかったな



境内一周は、約40分なんだって。
ジェニーは、歩きたかったんだけどな
空港に向かわないと行けなかったので、急いでた。
残念や

下北半島、広過ぎて、一日で観光しようなんて思うのが、あかん
もっと、時間に余裕を持って、計画しないと、もったいないわ

計画に無理があり、天気が悪く、残念な結果に終わった下北半島の旅でした

本日おしまい

青森 津軽半島

2018-10-03 18:24:39 | ちょっと旅


本州最北端にある青森県。
~ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと~
石川さゆりの代表曲「津軽海峡冬景色

竜飛岬は、どんな所?

 よし、竜飛岬に行こう
 遠いでぇ~

 あっという間に青森や

今回は、天気に恵まれず、ずっと

 何でやぁ~
 より良かったと思わんと…。



青森空港から北へ。
せっかく来たんだから、半島一周せなね。
ということで、五所川原市から国道339号を走り、13湖を見ながら北上。
竜泊ラインをクネクネと走らせ、やっと竜飛岬

天気が悪いから、ほとんど霧の中での走行や

 めっちゃ、こわいやん
  高い所を走ってると思うねんけど…。
 進むしかない

到着
 ~風の音が胸をゆする 泣けとばかりに~

 ほんまに、泣きたいわ
   雨ばかりやぁ~



本来なら、この灯台から北海道(函館方面)が見えるはずなんだけどね。
ガクッ

まっ、気を取り直して、青函トンネル記念館へと向かった。

青函トンネル記念館
 海底240m、総延長53.85Km。
津軽海峡の海の底を貫く青函トンネル。
 展示ホールと体験坑道がある。



展示ホール  構想から42年。 当時の資料をもとに 音や映像、立体モデルなどを交えて紹介。

体験坑道  海面下140mの世界を体験。
 ①日本一短い私鉄「青函トンネル竜飛斜坑線 もぐら号」に乗り込む。
 ②斜度14度の斜坑を、9分間乗車。
 ③ガイドさんと特設展示エリアを巡る。
今も利用されている地下坑道の一角に、実際に掘削に使われた機械や器機などが展示されている。
当時の現場を 再現してあって、音声の説明と共に、進んで行く。
体験ツアーの所要時間は約45分。



現在の北海道新幹線が、走行中に突発的な事が起これば、このトンネルを使って、地上へ出るんだって
いやはや、日本人って凄いというのが、このトンネル事業一つを見てもよくわかるね



4月21日から11月6日までが開館期間。
行く機会があれば、お勧めしたい所です

 トンネルの入り口が見たいわ
 またぁ、そんな事言って…。

ちゃんとあるんです
青函トンネル入り口広場というのが…。
駐車場があって、大きなトイレがあって、売店まであるんだよ。
昨年(平成27年)展望台も設置されたというから、びっくりポンや

雨だから、駐車場に停めて、車の中からしようと思ってた。
ところが、展望台に人が数人ほど。
車が一台、また一台、駐車場に入って来る。

 新幹線、来るんと違うか
  鉄ちゃん、構えてるで。

 わぁお~、新幹線来たぁ~



東海道新幹線と違って、一日に通過する本数は、わずか13本(上りだけですが)
たまたまジェニー達は、ラッキーだったね。
今別町のHPで、通過予想時刻をupしているから、興味がある人は、それを見よう。
ただし、12月末より翌年3月中旬まで冬季閉鎖なんだって。

 ~さよならあなた 私は帰ります~ 

本日おしまい