みのぽんた

身の回りをぽんぽん批評したり、そんな感じで。

第三百八十七回 評価について

2019-08-29 05:00:02 | 思うこと
 「誰からも相手されない時代を覚えておけ」-これが僕の最近、カプセルホテルで感じた事。音楽しに東京に出かけた時、よく思う。ライブ練習して、歌練習して、レコーディングして、カプセルホテル。「俺、何歳やねん」って思いながらね。そんな気持ちがあっても、もう歳月はたっているというか。あきらめが悪いというか。年をとると、あきらめ力が増える。

 学生の頃からもそうなんだが、パッとしないうだつのあがらない奴のくせに、考え方が個性的というか。本質を掴むことや、本物を見極める力はあるんです。だけど、どれだけ努力してもパッとしない。才能がないので、まず才能を作るところからスタート。土台が悪いから、そこ作る間に歳月は経つ。思えば、黄色い声援をあびたかったという誰しも感じる若い考えから、影響を受けたカッコよさから、スタートしても、まだやっているんです。自意識過剰でもあるんだけど。

 仕事と音楽と言えば、死ぬ気で頑張ってきたと心から言える。まず、時間と回数、量、そして、勉強。特に勉強は本、youtubeから、さんざんしてきて、言葉を残すメモ力も引き出しはたくさん閉まっていても、結果は出ない。まぁ、その工夫は最近のことだけど。一人で成功するには、まず気ちがいになる事だと思う。いわば、ぶっとんでるわこいつってくらいにならないと、壁は破れないと思う。最近話題の人達、ホストや議員、youtuberなどの売れない時代を見てきて、売れる瞬間とそのやり方が、既存のパターンと違うってのが、この時代ならではの答えというか。。その人たちも最初は気ちがいかってくらいの印象だった。けど、根はめちゃめちゃしっかりしているという。。

 だから、まず、考えが先にあって、そこに、人・もの・金がついてくるという。音楽もそう。考えというのは、突き抜けた表現、「これが俺なんだ!」という部分。静かであっても。そういう表現。ただし、かぶってはいけない。というね。考えっつっても、理屈だらけではなく、理屈を姿に現したみたいなところ。それが売れる理由だと思う。ただし、他の人とは圧倒的に異なってしまう悲しさはあるけど。
 次に、パートナーの支え。誰かが支えてくれないと、壁は破れない。ゼロからイチにできないと思う。僕は上記2点は、もちあわせてない、現段階で。だから、占いやら風水やら運を呼びおせるのに、頼ってでも成功したいというか。。自分の積み重ねてきた努力と、辛抱していた自分がこのままではあまりに可哀そうとよく思う。いや、本当に音楽は引退しようと何回も思ったんだけどね。ニーズがないから。だけど、そのころの自分に対する今の自分の優しさというか。。せめて完全に掴んでからやめようかというか。。

 努力の量、勉強の量は圧倒的にあっても、他の人が評価、選抜されたときは腹立つ。いや、自然と腹が立って眠れずに、その人を責めはしないが、そういう世界に自分がいるのが腹立つ。これまでそこに立ててない自分が腹立つ。でも、これは自然の感情んだ。むしろ、自然に自動的にこういう状態になれるってのは、そこまで努力してきた証拠だから、違う意味で安心。でも、こういう事は確かに成長につながるきっかけではあるけど、この年まで繰り返してきた。。だから、来世は本当に優越感を一度きちんと味わいたいと思う。恩恵を。苦労してばかりの人生。だから、あんまり子供は好きじゃないというか。。苦労しかないから。。そんな事を考える。学生時代の自分の卒業アルバムを、あえて写真とって、あの頃からの優越感というより、「本当によく頑張ったな、俺」ってのは、自分だけでなく、目に見える形として残したというのは思う。そんな人生なんだな。。

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