日々是好日記

仙台市のお隣富谷市在住「草香」のありさまです。

やっと作った!?

2011年10月23日 | 本や音楽や映画のこと
今年の6月に購入した品なのですが…

「アッテネーター」ってヤツのキット物です。
CDプレーヤーとパワーアンプの間に入れて、ボリューム調整や入力機器の切り替えをするシンプルなヤツです。
届いた品は早速開封して中身を確認したのですが…
素人ながらも「う~ん…これ、どうなんだろう?」なパーツが入っていたので、
折角ですから、ネットで色々調べて納得の行くパーツで作ることにしました。

気になったパーツは…

○2連ボリューム
ネット上でアッテネーター自作している方々の記事を拝見し…
交換する事で最も音質改善が望めるパーツは…ボリュームだよ~…
と、いうことで再びネットをウロウロし、
ここ(←リンクしてます)を参考にしました。
マルツR1610G というパーツの評価が高かったし、値段も安かったのでこれにしました。
ただし、付属のボリュームより直径が小さいので、
パーツ固定用の穴を新たにパネルに開ける必要がありました。
マルツに行って購入しました。

○配線
付属の配線は細っこい品だったのですが、
オーディオ好きとしては「太い方がいいのかな…」なんて思いがちです。
これもネットで調べてみると、「やっぱり太い方が…」とか、
「いやいや、しっかりシールドされていることが肝要」とか、いろいろ出ていたのですが…
マルツで現物見て「えいやっ」と買っちゃいました。
直径が1mm、外形が2.6mmのしっかりしたヤツ。
以前真空管アンプのキット物を組み立てたときに使っていた配線は確かこれぐらいだった。
家に帰ってその品を見てみると…撚線だと思っていたら単線でした。
でも、ま、いっか。(←違いが分かっていない)

以上のパーツは先月買っておいたので、空いた休日の今日、組み立てました。

先ずは新たなボリューム固定用穴を開けるべく、電動ドリルで程よい所に穴開け…。
そうそう、コード式の電動ドリルドライバー初めて買いました。
今後も使うかもしれないし、ケイヨーD2オリジナルの品が2,500円程と安かったのです。
付属の組み立て図に従って使う配線を指定の長さに切り、
両端の被覆を取り、そこにはんだメッキかけました。
久々のはんだごてなので最初は手をどう使ったらいいか迷いましたが、
試行錯誤しつつ何とかメッキも終了。後はたった4つのパーツ間を配線…

○RCA端子(入力3系統、出力1系統が、1枚の小さなボードにまとまっている)、
○ボリューム(抵抗値を調整することで音量調整するヤツ)、
○トグルスイッチ(アッテネートする、しないの切り替えスイッチ)、
○ロータリースイッチ(3系統の入力機器の切り替え)。

こう書くと簡単そうですが…素人には結構手応えあるんですよ~。
トグルスイッチはパーツの大きさのわりに配線箇所が多く混み合っていて慎重になりました。
ロータリースイッチ、ボリューム、RCA端子と一応配線終了。
箱に収める前に、動作確認することにしました。
配線が丈夫な所為か(ちょっと柔らかい被覆付きの針金っぽい感じです)、
配線の一部をつまんで全体を持ち上げても、パーツをぶら下げる形で「だらん」となることはありませんでした。
これはこれで何かのオブジェみたい…。

さてさて、CDプレーヤーとパワーアンプの間にピンコード使って接続し、さて音は出るかな…。
あれ?入力1では右チャンネルしか聞こえない。入力2では左右からちゃんと聞こえる。
入力3では右チャンネルからしか聞こえない。むむむ…。
ロータリースイッチ付近の配線が間違ったのだろうか?

テスターを引っ張り出していろいろとつっついてみると…
どうやらどこかで入力1と入力3の配線を間違えているらしい。
調査はロータリースイッチの接触部まで及びました。(おかげでロータリースイッチの仕組みが分かりました)
…で、結果的に、RCA端子右側の配線で、入力1と入力3が逆になっているのに気がつきました。
で、早速配線し直し…テストしてみると…よしっ!今度はどの入力端子からもちゃんと音が出ました。
こーゆー試行錯誤って結構楽しいんだよね~。

テストも終了したので、箱に組み込みました。しかし…。
作業中にはんだ付けした所が外れてしまったりする…。丈夫な配線使っているせいかもしれません。
しかし配線はある程度自由に曲げられるので、形を調整してはんだ付けしなおし、箱に収めました。
素人がのんびりやるもんだから、準備から片付けまで、都合4時間半もかかっちゃいました。

○音は変わったか?
変わらない訳はないけれど…
従来は、CDプレーヤーにリモコンで作動するモーター付きのボリューム出力があり、
そこからパワーアンプにダイレクトに接続していました。
CDプレーヤーの筐体を開けたとき確認したのですが、
そのボリュームはアルプス電気のRK27(通称ミニデテント)でした。
その違いは…そんなに明確ではないけれど…強いて言うなら…静かになった。
ざわついた感じが減ったとでも言おうか…。
少なくともキットに付属していたボリュームよりも良い結果を得られたのではないかと思います。
音もさることながら、ボリュームつまみを回したときの感覚が軽めで、とてもスムーズなのです。
タッチが良いってのは、大事な要素だと思っている私には、安くて良いボリュームだと思いました。
なかなかやるじゃん!マルツR1610G!

なぜわざわざアッテネーターを用意したかといえば…。
将来CDプレーヤーが最も近く壊れるであろうという予測の上、
新たにCDプレーヤ(SACDプレーヤーかも)購入することになれば、
ボリューム調整付きの出力なんて機能は(昨今の様子を見ても)無い様子…。
…となれば、外付けのアッテネーターは必要になってくる…ってことです。
入力も3系統あるので、ステレオミニプラグからRCAピンコードへの変換コードを用意すれば、
ボイスレコーダーに録音した、私の下手くそなギター練習の録音を、ステレオで鳴らすことが出来る。
…いやいや、ボイスレコーダーにコピーした、ネットでダウンロードした音楽ファイルを、
ステレオで再生することが出来る…。ってことで、
元々持っている(ボロい)オーディオを、低いコストで、
より楽しむための要となるのが、今回のアッテネーターなのです。

さて次なるオーディオ的展望は…左右1セットで5千円程のスーパーツイーター!?いつになるやら…

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