仕事が休みだったので、午前中に母を乗せて鳴子温泉に行った。
私の定番、早稲田桟敷湯。曇~雨の天気で気温は16度。
しっかり体が温まるこの温泉に入るにはちょうど良かった。
人によっては圧迫感を感じるという浴室。
外装色と同じく、黄色が少し強いアイボリーと、とぼけた感じの茶色で塗られた壁は、
向かい合う壁面同士が並行ではない。少しズレた感覚を覚える。
言われてみればクローズな空間かもしれないが、
少し汚れてきたとはいえ明るい壁の色と、壁面のズレが、
非日常的な空間にいることを感じさせる。天井は高い。
まるで抽象画の中にいるような感覚。
静かに湯に浸かっていると、湯船からあふれたお湯が流れていく音、
洗い場で桶を使っている人の音、フーッというため息…。
これらの音がズレた壁面に反射して複雑な響きになる。
ああ、私は音でも空間を把握しているんだなぁ…。
浸かっているお湯からは、当然のように硫黄の匂い…。
ここの温泉は私の視覚、嗅覚、聴覚、触覚に訴える。
温泉からの帰り道。父の日兼私の誕生日ということで、途中のスーパーで買い物。
昨年は自宅から歩いて10分ちょっとの居酒屋へ家族で出かけて飲んだが…。
今年は翌日が両親の健康診断の日だから、居酒屋はちょっとなぁ…ということになり、
以前私がやって好評だった手巻き寿司にすることに。
前回は初めてやったので、どんな材料が合うかわからず、
適当にやった結果、生物の魚介系が多くなってしまった。
焼き物が好きな父は、それでも少ない焼き物と野菜を巻いては、
うまいうまいと食べていたので、今回は焼き物を少し増やすことにした。
○野菜:かいわれ大根、しそ、きゅうり。
○魚介:マグロの赤身、サーモン。
○焼き物:エリンギ、アスパラガス(それぞれごま油で炒めて塩コショウ)、
鶏のささみを焼肉のタレに少し漬けて焼いたヤツ。
○練り物:厚焼玉子、かにかま(ともに市販品)。
あとは当然酢飯と海苔。
サイドメニューとして、もやしとひき肉の炒め物を作った。
温泉に出かける前に父が母に「潤の分のウィスキー買ってやれ」
と言っているのがと聞こえたので、私も両親の分の酒を用意。
普段合成の焼酎ばかりの父に「いいちこ」。
日本酒好きな母には4合瓶だけど大吟醸の酒を。
私は「ジョニ黒」を頂いた。
夕方。それぞれの席の前にはそれぞれの酒が並び…
父と母はテレビ見ながら早速それらを飲み始め…
私は台所で調理。どうやらこういう時間が最も落ち着いているようだ。
切り分けたり、焼きあがったりした食材を順に食卓へ持っていく。
すぐにツマミとしてツマミ食いされるが問題ない。
最後に酢飯と海苔をもって準備完了。私も席についた。
もう43なので、特におめでとうの言葉は必要ないし、実際なかった。
「おつかれさん」それだけだ。
今まで私が夕食を作った時となんら変わらない。
ただ、相手の為に買った酒が卓上に並んでいることを除けば。
巻き方を見ていると人物が見えてくる…両親共欲張りだ。
そう思う私は巻き方が一番下手くそなのである。
「手巻き寿司」のはずが、どう見ても「おにぎり」だ。
テレビを見ながら(私は苦手だが)各々のペースでのんびり食事。
食卓の食材は見事になくなった。
「特別な日」なんてない。もしあるとすれば、毎日がそうなのだろう。
私の定番、早稲田桟敷湯。曇~雨の天気で気温は16度。
しっかり体が温まるこの温泉に入るにはちょうど良かった。
人によっては圧迫感を感じるという浴室。
外装色と同じく、黄色が少し強いアイボリーと、とぼけた感じの茶色で塗られた壁は、
向かい合う壁面同士が並行ではない。少しズレた感覚を覚える。
言われてみればクローズな空間かもしれないが、
少し汚れてきたとはいえ明るい壁の色と、壁面のズレが、
非日常的な空間にいることを感じさせる。天井は高い。
まるで抽象画の中にいるような感覚。
静かに湯に浸かっていると、湯船からあふれたお湯が流れていく音、
洗い場で桶を使っている人の音、フーッというため息…。
これらの音がズレた壁面に反射して複雑な響きになる。
ああ、私は音でも空間を把握しているんだなぁ…。
浸かっているお湯からは、当然のように硫黄の匂い…。
ここの温泉は私の視覚、嗅覚、聴覚、触覚に訴える。
温泉からの帰り道。父の日兼私の誕生日ということで、途中のスーパーで買い物。
昨年は自宅から歩いて10分ちょっとの居酒屋へ家族で出かけて飲んだが…。
今年は翌日が両親の健康診断の日だから、居酒屋はちょっとなぁ…ということになり、
以前私がやって好評だった手巻き寿司にすることに。
前回は初めてやったので、どんな材料が合うかわからず、
適当にやった結果、生物の魚介系が多くなってしまった。
焼き物が好きな父は、それでも少ない焼き物と野菜を巻いては、
うまいうまいと食べていたので、今回は焼き物を少し増やすことにした。
○野菜:かいわれ大根、しそ、きゅうり。
○魚介:マグロの赤身、サーモン。
○焼き物:エリンギ、アスパラガス(それぞれごま油で炒めて塩コショウ)、
鶏のささみを焼肉のタレに少し漬けて焼いたヤツ。
○練り物:厚焼玉子、かにかま(ともに市販品)。
あとは当然酢飯と海苔。
サイドメニューとして、もやしとひき肉の炒め物を作った。
温泉に出かける前に父が母に「潤の分のウィスキー買ってやれ」
と言っているのがと聞こえたので、私も両親の分の酒を用意。
普段合成の焼酎ばかりの父に「いいちこ」。
日本酒好きな母には4合瓶だけど大吟醸の酒を。
私は「ジョニ黒」を頂いた。
夕方。それぞれの席の前にはそれぞれの酒が並び…
父と母はテレビ見ながら早速それらを飲み始め…
私は台所で調理。どうやらこういう時間が最も落ち着いているようだ。
切り分けたり、焼きあがったりした食材を順に食卓へ持っていく。
すぐにツマミとしてツマミ食いされるが問題ない。
最後に酢飯と海苔をもって準備完了。私も席についた。
もう43なので、特におめでとうの言葉は必要ないし、実際なかった。
「おつかれさん」それだけだ。
今まで私が夕食を作った時となんら変わらない。
ただ、相手の為に買った酒が卓上に並んでいることを除けば。
巻き方を見ていると人物が見えてくる…両親共欲張りだ。
そう思う私は巻き方が一番下手くそなのである。
「手巻き寿司」のはずが、どう見ても「おにぎり」だ。
テレビを見ながら(私は苦手だが)各々のペースでのんびり食事。
食卓の食材は見事になくなった。
「特別な日」なんてない。もしあるとすれば、毎日がそうなのだろう。
ん?利府の叔父の所だったかな…。
いや~どちらにしても手巻き寿司用意するには
時すでに遅しか…。
数年先でも楽しみにしていますよ~。
電車でコメント読んで笑いそうになりましたよ~
あと、彼氏のご家族と~っていうのは2・3年前のことです。
一回別れて戻ってからは、向こうのご両親はまたわたしと付き合ってるって知らないと思います(・o・)
まだ数年先なのでご安心を(笑)
まったくウチの親は…って感じですが、
うまいうまいと食べている様子を見ていると、
なんとも…ねぇ…。
たしかそちらにも6月生まれが
ゴロゴロといたような…。
ええい!みんなまとめて「おめでとう」。
手巻き寿司を食べさせてはやれないけれど…。
「塩辛」試してみます。
私は苦手だけど、母は好きそうだ。
そちら方面から微かにウェディングベルが聞こえるのは気のせいか…?
彼氏のご家族と手巻き寿司したときに出てきて意外とおいしかったのが、塩辛でした。
酢飯と塩辛って合うんですよ(^v^)
うちは実家でやろうにも父が高血圧なのでアレですが…。
お誕生日おめでとうございます☆
今年も健康で元気な潤兄でいてください!