風がめくった 一枚のページ

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クレマチスのつる

2010年06月20日 22時05分35秒 | Weblog

クレマチスの追記です。
千種類を超えて、様々な品種のすべての話題ではありませんが、つる性のクレマチスについての話題ですが、
本でも、ネットでも、この種がどんな風に絡み付いて上りついているのか、その様子の記述が少ないような気がします。

記述の仕方にも問題があるのかな?...「つる性植物」と一括りにして記述することによって
野菜の「きゅうり」のように、撒きつく「蔓」を別途出して撒きつきながら登って行くような気にもなりますし
「朝顔」などのように、茎そのものがクルクルと巻きつきながら登って行くような気もします。

しかも、花を愛でる人たちの盲点は、その花だけに眼が行くという点です。
何時も、何も自動的に花だけに眼が向いてしまう盲点でしょうか...
「クレマチス」がどういう方法で、上へ向に上っているかという点については何方も余り、意識していないよう。気がします

つる性と言っても、細い蔓に見まごう茎は、クルクルと巻きついて行く訳ではありません。
細くて、蔓(つる)に見えても茎です。上へ上へとは延びてゆきますが捩れたり回転はしません。

絡まって茎や花を支えるのは、葉の直ぐ下部の「葉柄」(ようへい)と言われる部分です。
この葉柄が、枝や、棒、木の枝に巻きついて位置を確保するのです。

我が家のネットに絡みついているクレマチスの葉柄部分の写真をお見せしますね~

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2 コメント

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Unknown (成記)
2010-06-21 15:54:26
そういわれて改めてみると面白いですねぇ。
確かにツルを伸ばすタイプと茎そのもので撒きついていくタイプがあるなぁ、と改めて認識しました。
植物によって左巻きとか右巻きとかあるんでしょうかね。
そっちも気になります。

クレマチスと言う名前は知っていますが、実物と一致しません。
↓の写真がそうなんですね。
そんなに種類が豊富なのも知りませんでした。
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追記です。 (風わたる)
2010-06-21 21:15:31
成記さん 今晩は~
クレマチスの種類は、メチャ多いですよ~蔓で絡まないで直立型のも有りますし...色や形の変化にはもう驚く他ありませんね。

国産種であり、和名で知られているこの種類の原種に「テッセン」(鉄線)が有ります。
名前の命名理由が、強い茎や葉柄が鉄線で出来ているようだとの名前です。

前述しましたが、クレマチスは茎は巻きつき行為はしないようで、
巻きつく蔓(つる)の役目はひたすら葉の直ぐ下の部分「葉柄」が司っているようです。
その葉柄の部分が、何かに当たっているのを感じると、相手が自分の茎の部分だろうが
木だろうが、他の植物だろうが
感じたものを内側に、左右関係なく葉柄が曲がって巻きつくようです。

成記さんもお気づきの通りで、本体の茎でもなく、
巻きつくための専用の蔓が用意されるわけでもなくて、葉柄が「つる」として働き、巻き付く事になるようです。
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