電王祭りパート2・電王事典、のんびりまったり継続中です。
とうとうこの日がやってきました、「も」です。
電王事典を書き始めた当初は、目標「も」と言ってた気がしますが、本当にここまでたどり着けるとは思っていませんでした。
これも、超スローペース更新でも読んでくださる方々あってのこと、感謝申し上げます。
とはいえ、相変わらず独断と偏見と趣味と記憶で書いておりますので、「間違ってるよ!」「忘れてるよ!」というものがありましたら、ご遠慮なくコメント欄にお願いいたします。
ももたろす【モモタロス】良太郎に憑いた最初のイマジン。
良太郎はモモタロス、ハナちゃんはモモまたはバカモモ、ナオミさんはモモタロちゃん、ウラタロスはセンパイ、キンタロスはモモ引き・モモンガ・モモの字など決して正しく呼ばず、リュウタロスはモモタロスと正しい名称で呼んでいる。
短気でけんかっ早い暴れん坊。
そのくせ、良太郎の金で勝手に好みの服を買ったことを気にして、泥棒の片棒を担いで使った金を返そうとした。
妙なところが律儀だが、この一件は良太郎を怒らせ、最終的に良太郎が命を張ってモモタロスを屈服させる遠因となる。
掛け値なしに三度の飯よりケンカが好きなタイプ。
外見は桃太郎に登場する鬼の姿がモチーフだが、鬼なのに名前が「モモタロス」なのは良太郎のセンスのなせる技である。
この「モモタロス」を皮切りに良太郎の、周囲の賛同を得にくいセンスが電王世界を形作るのだが、その意味ではモモタロスの外見とネーミングは筆頭格である。
このズレ感覚こそが良太郎らしさ=電王の世界観であり、鬼なのに鬼退治をする側(電王)になったモモタロスの存在が「電王」という異色のヒーローの立ち位置をありありと表している。
そして、「モモタロス」という名付けに当初はっきり不満をならしていたモモタロスが、この名前を受け入れることで良太郎を認める=良太郎に従うことを表明することは、物語の中で大きな意味を持っている。
名前をつけること=存在を認めること、これはイマジンであるモモタロスが良太郎と同じ時間と記憶を共有し、つむぎだし、自らの存在の記憶を構築するという意味につながっている。
敵イマジンとモモタロスをはじめとする4タロス、さらには桜井侑斗に憑いたデネブとで明らかに違ったのは、この「存在の承認」と「時間と記憶の共有」の部分だったからである。
さて、考えるより先に行動するモモタロスは、良太郎に憑いてから良太郎が特異点であることを知って動揺を見せるなど、うっかり者の一面を第1話から見せつけてくれた。
良太郎に憑いたとき、そうとは気付かない良太郎に自転車で轢かれたのを皮切りに、手荒い扱いを受けることの圧倒的に多いイマジンである。
特に良太郎を守るために奮闘する最強ヒロイン・ハナちゃんには「このバカモモ!」と殴られ、蹴られ、踏みにじられるなど、全編を通して文字通り踏んだり蹴ったりの扱いを受けているが、本人がこれを理不尽と感じている節はない。
本来イマジンは自分勝手な勝手な解釈で物事を曲解し、自分の思うとおりに動く存在である。
当初モモタロスは良太郎に憑いて好き勝手に暴れまくり、泥棒の片棒を担いでもまったく気にしないなど、ある意味イマジンとして当然の行動をとり続けた。
これに怒った良太郎が戦闘になっても決してモモタロスを憑かせず、イマジン相手に命を張って戦った際、モモタロスが良太郎の根性の前に初めて自らを曲げて良太郎に従ったのが第4話であった。
泥棒の片棒を担いだモモタロスに「ごめんなさいは?」と言う良太郎の感性もある意味すさまじいが、このエピソードがモモタロスの行く末を決定づけたことは間違いない。
「ごめんなさーーーーーーーい!!」の名(迷)セリフで良太郎の許しを得てM電王として戦うことを得たモモタロスは、以後時の運行を守る電王として良太郎と二人三脚で戦い続けるパートナーとなる。
この後、「こっちの闘いの方が俺には合ってるぜ」と、電王として戦うことにまったく疑問を持たないモモタロスは、本来は仲間であるはずのイマジンたちを何の疑問も躊躇いもなく次々と倒していくのだが、そこには裏切り者の暗い影はみじんもない。
電王世界の明るさは、モモタロスの自分の思うとおりに行動する、ある意味もっともイマジンらしい部分に裏打ちされているといって良い。
モモタロスのこの単純明快な性格が、電王の一見難解な時間ものの複雑さを、良い意味でわかりやすく単純化してくれている。
また、モモタロスはお世辞にも賢いとは言い難い。
これが、モモタロスに教えるという形で視聴者に解説するきっかけにもなっている。
最初は自分勝手な乱暴者で手のつけられないイマジンだったモモタロスが、物語の中で最終的にはもっとも常識的で良太郎のことを思うイマジンへと成長することは、視聴者がモモタロスの目を通して良太郎に共感できる構成をも形づくっている。
良太郎はある意味視聴者には理解しにくい主人公である。
運が悪くいつも理不尽にひどい目に遭っているのに、他者への優しい視線を持っており、いざとなったら一歩も引かない強さを秘めた男、これを映像で表現するのは意外に難しい。
しかし、見るからに強く、実際にケンカでも戦闘でも強いモモタロスの単純明快なキャラクターを通すと、良太郎の、視聴者には理解しづらい魅力を見せることが可能になる。
モモタロスという単純で純粋なキャラクターが、視聴者と電王世界の橋渡し役として機能し、このことが視聴者のモモタロスへの共感性と、モモタロスが良太郎を思うほど視聴者も良太郎に好感を持つ構成を作り上げているのである。
また情に厚くほだされやすいタチで、良太郎に2番目に憑いたウラタロスのウソにだまされてもらい泣きするなど、単純かつ純粋な一面を持っている。
簡単にだまされるモモタロスに対して、嘘つきで卑怯者のウラタロスが第2のイマジンとして登場し、これにキンタロス・リュウタロスが加わっても、基本的に電王世界と視聴者の橋渡し役はモモタロスでありつづけた。
単純なモモタロスの視点は、視聴者に状況をわかりやすく知らせる役としてはうってつけだからである。
感情表現豊かなモモの喜怒哀楽が、視聴者に訴える点は大きい。
時に重い内容を含む電王世界が最後まで明るさを失わず、さわやかに最終回を終えられたのは、モモタロスの性格に負うところが大きい。
電王は、モモタロスの成長物語としての一面も持っている。
典型的なイマジンであるモモタロスは、自分のやりたいようにやるキャラクターである。
ところが、そのモモタロスが良太郎に一目置いて気遣いを見せるようになり、良太郎・ハナちゃん、そして良太郎に憑いた他のイマジンたちと時にぶつかりながら関係を築いていくようになった。
良太郎とともに戦い、リュウタロスという良太郎にも抑えきれないイマジンの登場でウラ・キンと協力し、さらには他の3タロスの一時的消滅という経験を経て、リーダーとしてデンライナーのイマジンをまとめる行動に出るようにもなったモモタロスには、当初の手のつけられない暴れ者のイメージは既にない。
良太郎を思うモモタロスを中心にデンライナーの協力的な雰囲気が作られたことは特筆に値する。
本来自分勝手なイマジンたちが、良太郎のために協力して何かを成し遂げようとしたのである。
そして、仲間であるはずのイマジンを倒すことにみじんの躊躇も見せないモモタロスが、良太郎に憑いた他の3タロス消滅や、最終3話でのキンタロス・ウラタロスが過去の世界に残るシーンで見せた姿は、忘れられない。
電王は、良太郎を巡るイマジンたちの変化の物語でもあったのである。
その中でも、もっとも大きく変化し、成長を遂げたのは、間違いなくモモタロスである。
とはいえ、いつまでもモモタロスらしい単純さを残しているところも心憎い。
電王世界では、電王は敵であるはずのイマジンの力を借りなければ時の運行を守ることが出来ない。
ところが、電王=良太郎が多くのイマジンを葬り去ればその分だけ、イマジンの未来と現在の世界のつながりは薄くなり、モモタロスたちの存在を之ものを脅かすという、重い世界観を持っていた。
良太郎は、その中でも自分のするべきことを迷わない…自分の守るべき時間を見失うことがない。
なのに、モモタロスたちの消滅に対して冷静ではいられない。
この良太郎と真正面からぶつかり、良太郎にどこまでも協力し続けることを言明するモモタロスと、その言葉に迷いを振り切って最後の闘いに臨む良太郎の姿は、電王屈指の名シーンであるとともに、電王の中心に良太郎とモモタロスのバディ関係があることを印象づけた。
モモタロスは、良太郎とともにこの作品の主人公といってよい存在なのである。
モモタロス、いくよ【モモタロス、行くよ】良太郎のセリフ。
良太郎がM電王に変身する前にモモタロスにかけるセリフである。
もちろん他のタロスに声をかけるときも同じように呼びかけるのだが、呼ばれる回数はモモタロスが圧倒的に多く、しかも最も呼ばれるのを楽しみにしているのは、間違いなくモモタロスである。
また、良太郎がもっとも信頼して呼ぶのもまた、モモタロスであった。
モモタロスォード【Momotarosword】モモタロスの蛮刀型専用武器。
モモタロスがイマジンの姿で実体化しているときのみの専用武器なので、デンカメンソードのモモソードとは別ものである。
劇場版およびデンライナーがステーション停車中に敵イマジンと戦闘に陥ったときなど、モモタロスが疑似実体を得たときにのみ登場している。
形状は蛮刀風であり、七支刀の影響も見られるかなり大型の刀剣である。
<参考文献>「DETAIL OF HEROES 01仮面ライダー電王特写写真集IMAGINE」HOBBY JAPAN(2008年)
もものじ【モモの字】キンタロスのモモタロスに対する呼称。
当初は「モモ(股)引」「モモンガ」など言いたい放題だったキンタロスだが、良太郎に対してモモタロスの話をするときにはモモの字という言葉が使用された。
この言い方に、キンタロスなりにモモタロスに一目置いている雰囲気が伝わる。
ただし、モモタロス本人に対してはほとんど使用されたことがない。
キンタロスとしては、モモタロスに「一目置いている」という素振りはあまり見せたくなかったのだろう。
このあたりに、4タロス同士の距離感がよく表れている。
以上、9月27日記す
風水
とうとうこの日がやってきました、「も」です。
電王事典を書き始めた当初は、目標「も」と言ってた気がしますが、本当にここまでたどり着けるとは思っていませんでした。
これも、超スローペース更新でも読んでくださる方々あってのこと、感謝申し上げます。
とはいえ、相変わらず独断と偏見と趣味と記憶で書いておりますので、「間違ってるよ!」「忘れてるよ!」というものがありましたら、ご遠慮なくコメント欄にお願いいたします。
ももたろす【モモタロス】良太郎に憑いた最初のイマジン。
良太郎はモモタロス、ハナちゃんはモモまたはバカモモ、ナオミさんはモモタロちゃん、ウラタロスはセンパイ、キンタロスはモモ引き・モモンガ・モモの字など決して正しく呼ばず、リュウタロスはモモタロスと正しい名称で呼んでいる。
短気でけんかっ早い暴れん坊。
そのくせ、良太郎の金で勝手に好みの服を買ったことを気にして、泥棒の片棒を担いで使った金を返そうとした。
妙なところが律儀だが、この一件は良太郎を怒らせ、最終的に良太郎が命を張ってモモタロスを屈服させる遠因となる。
掛け値なしに三度の飯よりケンカが好きなタイプ。
外見は桃太郎に登場する鬼の姿がモチーフだが、鬼なのに名前が「モモタロス」なのは良太郎のセンスのなせる技である。
この「モモタロス」を皮切りに良太郎の、周囲の賛同を得にくいセンスが電王世界を形作るのだが、その意味ではモモタロスの外見とネーミングは筆頭格である。
このズレ感覚こそが良太郎らしさ=電王の世界観であり、鬼なのに鬼退治をする側(電王)になったモモタロスの存在が「電王」という異色のヒーローの立ち位置をありありと表している。
そして、「モモタロス」という名付けに当初はっきり不満をならしていたモモタロスが、この名前を受け入れることで良太郎を認める=良太郎に従うことを表明することは、物語の中で大きな意味を持っている。
名前をつけること=存在を認めること、これはイマジンであるモモタロスが良太郎と同じ時間と記憶を共有し、つむぎだし、自らの存在の記憶を構築するという意味につながっている。
敵イマジンとモモタロスをはじめとする4タロス、さらには桜井侑斗に憑いたデネブとで明らかに違ったのは、この「存在の承認」と「時間と記憶の共有」の部分だったからである。
さて、考えるより先に行動するモモタロスは、良太郎に憑いてから良太郎が特異点であることを知って動揺を見せるなど、うっかり者の一面を第1話から見せつけてくれた。
良太郎に憑いたとき、そうとは気付かない良太郎に自転車で轢かれたのを皮切りに、手荒い扱いを受けることの圧倒的に多いイマジンである。
特に良太郎を守るために奮闘する最強ヒロイン・ハナちゃんには「このバカモモ!」と殴られ、蹴られ、踏みにじられるなど、全編を通して文字通り踏んだり蹴ったりの扱いを受けているが、本人がこれを理不尽と感じている節はない。
本来イマジンは自分勝手な勝手な解釈で物事を曲解し、自分の思うとおりに動く存在である。
当初モモタロスは良太郎に憑いて好き勝手に暴れまくり、泥棒の片棒を担いでもまったく気にしないなど、ある意味イマジンとして当然の行動をとり続けた。
これに怒った良太郎が戦闘になっても決してモモタロスを憑かせず、イマジン相手に命を張って戦った際、モモタロスが良太郎の根性の前に初めて自らを曲げて良太郎に従ったのが第4話であった。
泥棒の片棒を担いだモモタロスに「ごめんなさいは?」と言う良太郎の感性もある意味すさまじいが、このエピソードがモモタロスの行く末を決定づけたことは間違いない。
「ごめんなさーーーーーーーい!!」の名(迷)セリフで良太郎の許しを得てM電王として戦うことを得たモモタロスは、以後時の運行を守る電王として良太郎と二人三脚で戦い続けるパートナーとなる。
この後、「こっちの闘いの方が俺には合ってるぜ」と、電王として戦うことにまったく疑問を持たないモモタロスは、本来は仲間であるはずのイマジンたちを何の疑問も躊躇いもなく次々と倒していくのだが、そこには裏切り者の暗い影はみじんもない。
電王世界の明るさは、モモタロスの自分の思うとおりに行動する、ある意味もっともイマジンらしい部分に裏打ちされているといって良い。
モモタロスのこの単純明快な性格が、電王の一見難解な時間ものの複雑さを、良い意味でわかりやすく単純化してくれている。
また、モモタロスはお世辞にも賢いとは言い難い。
これが、モモタロスに教えるという形で視聴者に解説するきっかけにもなっている。
最初は自分勝手な乱暴者で手のつけられないイマジンだったモモタロスが、物語の中で最終的にはもっとも常識的で良太郎のことを思うイマジンへと成長することは、視聴者がモモタロスの目を通して良太郎に共感できる構成をも形づくっている。
良太郎はある意味視聴者には理解しにくい主人公である。
運が悪くいつも理不尽にひどい目に遭っているのに、他者への優しい視線を持っており、いざとなったら一歩も引かない強さを秘めた男、これを映像で表現するのは意外に難しい。
しかし、見るからに強く、実際にケンカでも戦闘でも強いモモタロスの単純明快なキャラクターを通すと、良太郎の、視聴者には理解しづらい魅力を見せることが可能になる。
モモタロスという単純で純粋なキャラクターが、視聴者と電王世界の橋渡し役として機能し、このことが視聴者のモモタロスへの共感性と、モモタロスが良太郎を思うほど視聴者も良太郎に好感を持つ構成を作り上げているのである。
また情に厚くほだされやすいタチで、良太郎に2番目に憑いたウラタロスのウソにだまされてもらい泣きするなど、単純かつ純粋な一面を持っている。
簡単にだまされるモモタロスに対して、嘘つきで卑怯者のウラタロスが第2のイマジンとして登場し、これにキンタロス・リュウタロスが加わっても、基本的に電王世界と視聴者の橋渡し役はモモタロスでありつづけた。
単純なモモタロスの視点は、視聴者に状況をわかりやすく知らせる役としてはうってつけだからである。
感情表現豊かなモモの喜怒哀楽が、視聴者に訴える点は大きい。
時に重い内容を含む電王世界が最後まで明るさを失わず、さわやかに最終回を終えられたのは、モモタロスの性格に負うところが大きい。
電王は、モモタロスの成長物語としての一面も持っている。
典型的なイマジンであるモモタロスは、自分のやりたいようにやるキャラクターである。
ところが、そのモモタロスが良太郎に一目置いて気遣いを見せるようになり、良太郎・ハナちゃん、そして良太郎に憑いた他のイマジンたちと時にぶつかりながら関係を築いていくようになった。
良太郎とともに戦い、リュウタロスという良太郎にも抑えきれないイマジンの登場でウラ・キンと協力し、さらには他の3タロスの一時的消滅という経験を経て、リーダーとしてデンライナーのイマジンをまとめる行動に出るようにもなったモモタロスには、当初の手のつけられない暴れ者のイメージは既にない。
良太郎を思うモモタロスを中心にデンライナーの協力的な雰囲気が作られたことは特筆に値する。
本来自分勝手なイマジンたちが、良太郎のために協力して何かを成し遂げようとしたのである。
そして、仲間であるはずのイマジンを倒すことにみじんの躊躇も見せないモモタロスが、良太郎に憑いた他の3タロス消滅や、最終3話でのキンタロス・ウラタロスが過去の世界に残るシーンで見せた姿は、忘れられない。
電王は、良太郎を巡るイマジンたちの変化の物語でもあったのである。
その中でも、もっとも大きく変化し、成長を遂げたのは、間違いなくモモタロスである。
とはいえ、いつまでもモモタロスらしい単純さを残しているところも心憎い。
電王世界では、電王は敵であるはずのイマジンの力を借りなければ時の運行を守ることが出来ない。
ところが、電王=良太郎が多くのイマジンを葬り去ればその分だけ、イマジンの未来と現在の世界のつながりは薄くなり、モモタロスたちの存在を之ものを脅かすという、重い世界観を持っていた。
良太郎は、その中でも自分のするべきことを迷わない…自分の守るべき時間を見失うことがない。
なのに、モモタロスたちの消滅に対して冷静ではいられない。
この良太郎と真正面からぶつかり、良太郎にどこまでも協力し続けることを言明するモモタロスと、その言葉に迷いを振り切って最後の闘いに臨む良太郎の姿は、電王屈指の名シーンであるとともに、電王の中心に良太郎とモモタロスのバディ関係があることを印象づけた。
モモタロスは、良太郎とともにこの作品の主人公といってよい存在なのである。
モモタロス、いくよ【モモタロス、行くよ】良太郎のセリフ。
良太郎がM電王に変身する前にモモタロスにかけるセリフである。
もちろん他のタロスに声をかけるときも同じように呼びかけるのだが、呼ばれる回数はモモタロスが圧倒的に多く、しかも最も呼ばれるのを楽しみにしているのは、間違いなくモモタロスである。
また、良太郎がもっとも信頼して呼ぶのもまた、モモタロスであった。
モモタロスォード【Momotarosword】モモタロスの蛮刀型専用武器。
モモタロスがイマジンの姿で実体化しているときのみの専用武器なので、デンカメンソードのモモソードとは別ものである。
劇場版およびデンライナーがステーション停車中に敵イマジンと戦闘に陥ったときなど、モモタロスが疑似実体を得たときにのみ登場している。
形状は蛮刀風であり、七支刀の影響も見られるかなり大型の刀剣である。
<参考文献>「DETAIL OF HEROES 01仮面ライダー電王特写写真集IMAGINE」HOBBY JAPAN(2008年)
もものじ【モモの字】キンタロスのモモタロスに対する呼称。
当初は「モモ(股)引」「モモンガ」など言いたい放題だったキンタロスだが、良太郎に対してモモタロスの話をするときにはモモの字という言葉が使用された。
この言い方に、キンタロスなりにモモタロスに一目置いている雰囲気が伝わる。
ただし、モモタロス本人に対してはほとんど使用されたことがない。
キンタロスとしては、モモタロスに「一目置いている」という素振りはあまり見せたくなかったのだろう。
このあたりに、4タロス同士の距離感がよく表れている。
以上、9月27日記す
風水
泉のように湧いてきたのではないでしょうか?
佐藤健、高岩成二、関俊彦三人で作ったモモタロス。
いやー。よかったなぁ・・。(しみじみ)
今週は映画公開ですね。
ちょっと、初日は見に行けるか微妙ですね
(土曜日は子供の習い事があるので)
ちなみに、うちではモモタロスはだんなが好きです。
私→ウラ。子供→リュウ。です。
映画に行くと、コースター?シール?
何か一つもらえるそうなんですが、金ちゃんだけ
そろわないじゃん・・。
だんないわく「一人でもう一回行ってきたらいいじゃん。安い時。」と公認をいただきました。
すみません、モモ好きが書くとももがらみだらけの項目になってます。
モモタロスはいろんな意味で革新的なキャラクターでした。
どこからどうみても般若顔のモンスターが、ここまでの人気を博すると一体誰が思ったでしょうか。
モモタロスが愛すべきキャラクターとなったのは、モモを作り上げたすべての方々の努力の結晶だったと思います。
今週からさらば電王が公開なんですね。
今週は…忙しいので劇場に足を運ぶのはまず無理ですね。
来週あたりに何とかいけると良いなあと思ってます。
映画館ではおまけがもらえるんですか。
それは知りませんでした(どんだけ疎いんだ私)。
では私はモモ狙いで参ります。
とうとう「モ」まできましたねーーー!!!
私にとっては、この電王関連のワードでは、筆頭です、筆頭、モモタロスが!
ヒーロー番組の主役では珍しいタイプの良太郎を理解するのに、モモというフィルターを通すと共感できる、というのは、なるほど!ですね。
とりあえずは、モモがいなかったら、あの良太郎の強さがわかりにくかったでしょうからね。
特に「ごめんなさー-い!」の回での良太郎最強キャラの位置づけは、モモの功績ですよ、うん(笑)。
いつのまにか暴走する他イマジンにツッコむ常識キャラになっていたり(笑)。
なんだかんだで愛されていたし…電王にはいなくてはならないキャラですよね~。
ファンもいまだに多いですしね。
ああ、早く映画で会いたいよ~~。
って、関係ないことを(笑)。
とにかく、「モ」が読めて満足です。
小さい字で「コースターは選べません」の文字が・・。
ええーー!!
ってかんじですよ!
娘も「3つとも金ちゃんだったらどうしよう・・」
とか言ってるし・・。
いや、もし、ブラインドじゃなかったら
替えてくださいって言いますけどね。
風水さんはもちろんモモ狙いでしょうけど、
わたしはかぶらなかったから誰でもいいです。
「も」にはけろりんさんが反応してくださるに違いない!と信じておりました!ありがとうございます!!
ええ、電王事典を書き始めたときから、モモタロスが筆頭で目標でしたとも!
それだけに、モモで何を書くかはイロイロ考えました。
モモの電王での位置づけは何なのか。
いや、個人的にはとにかく人外ならモモ!なのですが、それでは事典にならないので悩みましたねえ(苦笑)。
好きなところを語るのとはちょっと違いましたねえ。
「ごめんなさーーーーーーい!」は電王の中ではどういう意味があるのかを考えると、やっぱり良太郎を知る一番のポイントだったかなということでまとめました。
あれは名場面の多い電王でも、屈指の名場面でしたねえ。
あのシーンで、モモのギリギリラインもわかったし、良太郎がものすごく芯の強い男の子なんだと言うことも印象づけられました。
あの回は何度もリピートしました(笑)。
そのモモが、番組終盤では誰よりも常識ある発言をし、常識的にツッコミを入れるようになるんですからねえ。
そんなモモもまた大好きです。
そんなモモにもう一度劇場で会えるんですね!
ああ、楽しみです。
映画のおまけはコースターですか。
しかし、選べないというのは…ファンには痛いところですね(苦笑)。
さすがにブラインドというのはないと思いますが…。
ご家族でいらっしゃった方なら、一つずつ柄違いにしてくださいとお願いすれば何とかなる気もしますよね。
私は第一希望はモモですが、モモでなくても4タロスはみんな好きですから、それはそれでOKです。
もともとおまけがあることを知らなかったくらいですので(苦笑)。
もちろんモモだったらラッキー!ということで。