キバ 第５話印象

キバ第５話見ました。
今日はザンキさん(違う)の印象しかないのは気のせいでしょうか…。
猛烈に印象を残す過去の姿が、現在とどうつながるのかがまだ見えてきません。
ううーん…。
なので、印象のみで参ります。

過去になるとはじめモノクロ→カラーに変化して過去らしさを見せてくれます。
最初からこの演出をやってくれるときっと親切だった気が…いや、慣れましたけど。
過去と現在の連動は、セリフやシーンのつながりなど今回が一番違和感なくわかりやすかったです。

過去では音也がザンキさん(違う)と出会う話。
何者なのかは結局出ず、音也とはライバル関係に…？？？
とにかくコーヒーを飲む姿が強烈でした(苦笑)。
この時間のかけ方とか見せ方って…今回の主役はやはりこの人なんですね。
で、いきなり殴り合いが始まったり、ゆりさんが消えた現場に一緒に駆けつけたり…？？？
はっきり言って過去展開の方が断然気になります。

現代では自分を変えたいという渡。
暗くていじいじしている自分を変えたいとのこと。
近所の人たちを招いてコンサートを開いて、緊張のあまりヴァイオリン演奏に失敗。
落ち込んで名護さんに弟子入り。
なんだかこの世アレルギーからここに行き着いた心の動きがよくわかりません。
名護さんから恵さんの護衛をまかされたら、同じように恵さんを監視する男一人…。
行動を共にしたら、実はこれがファンガイア。
で、恵さんを助けようと変身したら、名護さんがキバを倒しに来て邪魔される。
恵さんはファンガイアに掠われて待て次回。

…名護さんは私情優先で状況が読めないタイプらしい。
恵さんへの態度にしろ、渡に対する態度にしろ、自分が優越感に浸りたいから弱い者を必要とするという前回の恵さんの指摘は正しい。
私には初登場以来この名護さんというのが…どうにも胡散臭くて…。
気分のおもむくままに生きる音也とどっちが良いかと言われると、まだ音也の方がかなりマシです。

音也の言動にはかなり慣れました。
ゆりさんの冷たいあしらいは音也とのどつき漫才を形成中。
音也に関しては、ザンキさん(違う)との関係がどうなるのか、が現在最大の関心事です。
今のところ一番まともに関係性が描かれそうなのがこの２人ですよね。
というか…他の登場人物の関係性には…対等な立場での理解というのがあり得ない気がするので。
キバに肩入れできない理由はこのあたりかもしれません。
人と人がかかわることによって生まれるドラマという期待感が薄いというか…。

渡の戦う理由をさりげなく聞くキバット。
なんとなくって…自分の意志というものがないのにちょっとがっかり。
実は戦ってるキバの中身が何回見ても渡とは思えないので、ここには意味があるのかと思ってましたが、ないんですね。
で、ファンガイアを倒すのも何となくなの？？？
キバは渡の成長物語…とも思えなくなってきました。
先週あたりから「がんばる」姿を見せているのは好感が持てるけど、どうも方向が…。
そして、私にはこれが一番気になるのですが、渡のヴァイオリン製作者としての職人の顔と日常生活の顔とヴァイオリンを弾く姿とキバとして戦う姿が…いまだに同一人物にみえません。

次回はザンキさん(違う)と音也さんの接点が語られるらしい。
今の青いキバとどうつながるのかを見せてくれるのでしょう。
まだ名前さえ出てきてないんですねえ、ザンキさん(違う)。

気になったこと。
キバの青いフォームは、剣を持つこと以外に何か特性があるのでしょうか？
キバのフォームチェンジでは今ひとつ特性も必然性も見えてきません。
青と赤とではどう違うのかをしっかり見せて欲しいところです。
そして、キバが戦う理由をもうちょっと何とかしてほしい…。
今日一番ガッカリしたのがここだったので。
ところで、ファンガイアって何？
そろそろしてくれて良いと思うのですが…もしかして説明されないなんてことはないですよね。

風水