5月10日(土)の夜になりました。もうアップしても大丈夫でしょう。。(^_^;)
「お待たせしました!」かな?
ちょっと長くなりそうですが、よろしくお付き合いくださいませ。
ミニライヴのセットリスト(演奏曲目)を紹介します。
山下達郎 アコースティック・ミニライヴ
2008年5月6日(火・祝) 15:00 開場/15:30 開演
会場:浜離宮朝日ホール[座席数:552名]
主催:ワーナーミュージック・ジャパン/JACCS
企画・製作:スマイル・カンパニー/SOGO
協力:TOKYO FM/JFN
☆ライヴの前にスクリーン映像にて
0. JACCS CARD CF (主演:柴咲コウ 60秒ヴァージョン)
1. アトムの子(中野サンプラザ 1992.03.15)
2. GET BACK IN LOVE(NHKホール 1999.02.04)
3. ずっと一緒さ (TVサイズ・P.V.)
~街の雑踏のS.E.が流れる中、ステージに3人が登場~
★ここから本番のアコースティック・ミニライヴ
1.BOMBER
2.ドーナツ・ソング
3.PAPER DOLL
4. FOREVER MINE
5.バラ色の人生~ラヴィアンローズ
6.CHAPEL OF DREAMS
7. SMOKE GETS IN YOUR EYES
8. What's Going On
9. 蒼氓
10. さよなら夏の日
11. RIDE ON TIME
★アンコール
12. ずっと一緒さ
13. クリスマス・イブ
~クロージングに『THAT'S MY DESIRE』が流れる~
達郎さん(Vocal,Guitar,Windchime,Cabasa,Glockenspiel,Tambourine)、伊藤広規さん(Bass)、難波弘之さん(Piano)の3名で演奏。
達郎さんが話すには「私だけノーギャラです」。(^^♪
達郎さんのギターは、Guild D-50とMartin D-28の2本。
ギターの演奏家によっては、12フレット以上を使う場合はカッタウェイ(指板の下のボディを繰り抜いた変形ギター)を使う人も多いのですが、達郎さんはおかまいなしに、ハイフレットを多用する演奏でも通常ボディのD-50とD-28をめいっぱい指を伸ばして弾いておられました。「うまい!」です。。(^_-)-☆"
☆
1曲目の『BOMBER』から、いきなり伊藤広規さんのベースが炸裂していました。ベースを演奏される方なら分かっていただけると思いますが、この曲を生かすも殺すもベースの演奏次第。伊藤さんの腕にかかっています。
広規さん、GOOD JOB!!
「今日は達郎さんの声の調子良さそうだな~」とひと安心した1曲目でした。
☆
恒例のアカペラコーナーは、『バラ色の人生~ラヴィアンローズ』から始まり、『CHAPEL OF DREAMS』、『SMOKE GETS IN YOUR EYES』の3曲。
☆
達郎さんのディスコグラフィーにないのが1曲ありました。
『What's Going On』。
いわずと知れたMarvin Gaye(マーヴィン・ゲイ)のヒット曲です。
歌詞にある「But who are they to judge us.Simply because our hair is long...(髪が長いからといって、僕たちを判断してるのは誰?)」の部分に感銘を受けたと話しておられましたょ。(^^♪
☆
個人的に感動したのは、アカペラコーナーの『バラ色の人生~ラヴィアンローズ』です。
CDシングルと同じオケを使っているので、まったく「同じ音」なのです。が、ライヴならではのドライヴ感と達郎さんの声がよく出ていて、ヨカッタです。
歌では「気持ちが大事」とよくいわれますが、そのお手本のような仕上がりでした。。(^^)v
☆
拍手が多かったのは、『SMOKE GETS IN YOUR EYES』(邦題は『煙が目にしみる』でしたっけ?)。
「う~~む。今日の客はいい客だなぁ…」と観客の拍手に感激していました。
初めて達郎さんのライヴに来られたご年配の方々もこの曲にはとても満足されたようです。
☆
3人の演奏という制約があっても、やはり『RIDE ON TIME』は盛り上がりますね。
この曲は一瞬足りとも気が抜けない3人の緊張感がよく伝わっていました。
普通のミュージシャンなら「5リズム以上じゃないとライヴ演奏は無理」と避けて通るような曲を、圧倒的な音圧で楽しませてくださいました。
☆
『ずっと一緒さ』はカラオケを使っていました。
「3人では無理なので、ツアーをお楽しみに。。」とのことです。
私の推測になりますが、曲調を考慮して今回に限ってカラオケを準備したのだと思います。
☆
『クリスマス・イブ』はコーラスのない3人演奏での完結ヴァージョン。
例の間奏のパッヘルベルの部分は、難波さんがきらびやかなタッチで弾いておられましたょ。
めったに聴けないアレンジだったので、この曲だけでも来たカイがありました。。(*^^)v
☆
あっという間の2時間。。
ノーギャラの達郎さん、伊藤広規さん、難波弘之さん、そしてスタッフの皆さん、お疲れさまでした。
「抽選に外れて当日会場に来られなかった人も多い」と聞いて驚き、このブログにアップした次第です。
今回と同じ3人編成での演奏は以前、ファンクラブのイベントとして、有楽町のよみうりホールで開催されたことがあります。
当然、周りは全員山下達郎ファンだったせいか、異常なくらい盛り上がりました。
達郎さんも用意した曲がなくなって、最後は『YOUR EYES』をピアノの弾き語りで唄っていました。。(^^)
このときとは違ういい意味で、落ち着いて達郎さんの洗練されたハイトーンヴォイスが聴けて、個人的には大満足のライヴでした。(浜離宮朝日ホールはヴォーカルがよく響く設計なのかもしれません)
そういえばずっと昔、TBSホールでのミニライヴも今回のようなカンジだったように思います。
「タツロー!」「タッチャン、すてき!」などと会場のいろんなところから声援が飛ぶのも楽しめていいんですけど、どちらかといえば、達郎さんの声と演奏を楽しみたい私としては、自分の中では達郎さんのライヴ第1位に挙げたいくらいのいいライヴだったと思います。
最後にもう1度。
ノーギャラの達郎さん、伊藤広規さん、難波弘之さん、そしてスタッフの皆さん、お疲れさまでした。
とても楽しめました。。
ありがとうございました。