ナンバー６１４号～日本シリーズ・北海道日ハムの幸福と近鉄の悲劇

かなり久しぶりにナンバーを買った。最後に買ったのは・・・あれは２０世紀・・・。いろいろ思い出してみる。多分横浜ベイスターズが日本一になったときの日本シリーズ特集号。なんともう６年も前。
表紙はカブレラ。電車の中吊りはカブレラのどアップ写真。おかげで夢にカブレラが出てきた。
かなり読ませる記事が多い。永谷脩さんによる「シリーズ人間模様」は泣かせる話ばかり。写真も相変わらず凝っている。話はそれるけど最近この手の雑誌が増えてる気がする。SportivaとかVSとか。欧州サッカー人気と大リーグ人気が後押ししてるのかな。あとプライドとかK-1とか。F1も今年は盛り上がったし。アルペンスキーも佐々木明の活躍が期待されるし。日本は今、大マジメにスポーツを見ることが隆盛してる気がする。そして常に「世界の中の日本人」がクローズアップされる。

閑話休題。そして北海道日本ハムファイターズの特集。これまた泣ける。北海道民放局アナ２人を取材したもの。２人を通して北海道にファイターズがいかに浸透し、愛されているのかを伝える内容。うち一人は愛知の中京テレビから日ハム転職したという方。中京テレビは日テレ系な上に土地柄、中日応援放送もしなければならない。子どもの頃から日ハムファンだった彼にとってかなり孤独な日々だったに違いない。

そして涙なしでは読めない大阪近鉄特集。
他には宮城球場のことや八木・潮崎・赤堀のインタビュー（かつてはアイドル選手だった潮崎のあまりに謙虚な発言に驚いた）、大リーグとかパのプレーオフとか。ひっそり最初のほうに日本シリーズ第一戦直前に行われた横浜対ヤクルト最終戦の記事があったり。

値段は５１０円。おやつを抜いてでも買う価値はあります。（昼食でも可）