街路灯と一口で言っても
比較的狭い道路(歩道が無い道路)を照らす防犯灯や、交通事故等を軽減する目的の道路照明灯
交差点照明灯と場所・用途により呼び名は色々有ります
街路灯の保守管理はその設置者(所有者)が行う事と決められています
町内には県道、市道、私道に様々な街路灯が有りそれぞれ設置者(保有者)が違います
但し当町会では現在、そのすべての街路灯の点灯の状況検査を定期的に行っています
また、皆さん方からの通報や連絡にも対応しています
町会で保守管理をするのは主に防犯灯です 電柱に取り付けてあるタイプや自立型等があります
戦後間もなくは行政サービスが行き届かず、町会や商店会が独自に設置した物があり
市や県設置の物と混在しているのが この町内の街路灯の現状です
街路灯の形式や大きさに統一感が無いのはそのためです
町会設置の防犯灯の修繕は町会での負担となります
設置当時の経緯は分りませんが私道にあるものはすべて町会の所有となっています
今では解散して存在していない商店会設置の物も異論は有りますが区分上町会所有とされています
加えて市道にも町会所有の物が多数あります
電気料金は町会が一括して支払い、それに見合った額が市から助成されますので問題はありません
但し新設や修繕に対しては市からの補助金制度もありますが、全額ではありませんし年度の
予算(市防犯対策課)を超えると次年度に廻されたり
またその申請手続きの煩雑さもあり 町会では球切れ等の修繕は
年度に何基かまとめて全額町会負担で行ってきた経緯がありました
尚、県や市所有のものは球切れ等の報告や連絡をすれば対応をとって頂けます
私たちが夜道を歩くのに不可欠なのが防犯灯です
今では子供等が塾や習い事で遅い時間帯に一人で歩くことも不思議な光景ではありません
短絡的な言い方をすれば「防犯上、夜道は明るい方が良い」「死角がない方が良い」となります
そこで、その申請手続きや市との交渉力の経験値をあげるために、今回私道にある防犯灯1基と
市道にある1基の新設及び交換にトライをしてみました
他の町会では当たり前の事務手続きでしょうが 私自身初めて携わって いろいろ勉強させられました
「習うより慣れよ」 ですね
交渉から約2週間と言うスピーディな対応で交換したのが
某総務部長増D宅前の老朽化した防犯灯です
次いで、市防犯対策課に相談を始めてから点灯まで約2ヵ月間に及んだ
私道にあるU沢邸前の防犯灯です なぜそんなに時間を要したのか?
話すと益々長くなるので割愛しますが 複雑な事情がありました
でも、点灯を確認すると 嬉しいものですね
2か所とも 勿論LED灯です
その交渉の中で今後市道の防犯灯については新設は勿論、交換時に町会所有の物でも
市での設置・所有に徐々に変更する方針との話も聞きました 朗報ですね
但し、私道にあるのは引き続き 町会の所有・保守管理となります
それでも町会の負担は徐々に軽減されていきます
これから先 市道の防犯灯がすべて市の所有になり LED灯になれば
消費電力は下がり耐用年数ものびます 長い目で見れば
市の電気料負担(税金)や修繕費も相当減ることになります
先日、ある会合で市最高幹部さんにお会いした時にこのお話を致しました
とても大きな市のプロジェクトがいくつも進行中です
貴重なお時間の中、耳を傾けて頂き、大変ありがとうございました