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東千里の北の入口、近鉄踏切の東に地蔵堂があります。
この堂はもと光明院といって伊勢参宮の旅人の休憩所で、旅の無事安穏を祈願した場所です。
宝形造りの仏堂の屋根の上には、露盤と宝珠を置くのが普通ですが、この堂は炊事用の釜と水甕が伏せてあります。
非常に珍しい形式で、堂の名前の由来となっています。
なぜこのような変わった建築をしたのか理由について諸説がありはっきりとしたことはわかりません。
この堂の本尊は正面の石地蔵ですが、この本尊は3代目といわれ、初代、2代目の地蔵は脇に安置されています。
(まちの文化財から)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/8f/d279d12c693733386ab76441b8d97f6b.jpg)
(屋根の上の釜と甕です。)