朝陽(あさひ)~三重・河芸の地域情報~

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梵字(ぼんじ)碑~河芸の文化財~

2009-03-30 09:10:31 | 河芸の文化財


円応寺(廃)は七堂伽藍を備えた真言宗の大寺で、後花園天皇(1428~1464)の勅願寺であったが、次第に衰微し、明治5年(1872)廃寺となり、現在は西方寺となっています。

この西方寺の前に高さ1メートル10センチの大きな梵字碑がります。

表に月輪の中に蓮華、その上に「ア」と発音する梵字が彫ってあり、裏には吉祥山円応寺と彫ってあります。

この「ア」は胎蔵界の大日如来を現すだけでなく、種字といってこれ一字ですべての仏を現す便利な字です。

(まちの文化財から)


(写真は、現在の西方寺さんです。)


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