多摩川サイクリングロードの車窓から

猛暑を避けて西へ東へ 八ヶ岳高原ライド

 このお盆はずーっと猛暑。首都圏なんぞ暑すぎて人が走るところではありません・・・
 ということで、アスピーテラインに続いて避暑ライドをやってきました。今回の目標は八ヶ岳周辺の高原地帯。
 なお麦草峠にはいきませんのであしからず。




 小淵沢駅からスタートして、小海線沿いの道路でまずは西へ、清里方面へと走ります。午前9時にもかかわらずすでに汗が出てきますが、標高の高いこの辺りは首都圏よりはかなりマシです。



 どうですかこの雄大な橋!見た瞬間に「おー凄ぇ」とつぶやいてしまいました。
 こちらは八ヶ岳高原大橋、通称「黄色い橋」。橋の東側に駐車場があるのですがそこからの眺めは正直イマイチで、西側にある高架からの眺望が断然おススメです。


 橋を渡りしばらく登ると、南アルプスを背景にした黄色い橋が撮れました。
 湿度のせいか霞がかっていますが、山の足下がぼやけてこれはこれで雰囲気があるかなと。



 次に目指すは、八ヶ岳を一望できると評判の平沢峠。
 それほど標高差は無いのですが、道が狭い上に12%級の激坂が待っていました。暑いからあんまり本気出したくないんだけど、この斜度ではそうもいきません。


 平沢峠は八ヶ岳と南アルプスを望むことができる素晴らしい絶景スポット。写真ではわからないのですが、とにかく視界が広く開放的な眺めが楽しめます。
 これだけの景色ですのでさすがに人が多く、オートバイや車がひっきりなしに出入りしていました。



 平沢峠から北に降りると、JRの最高標高地点に出ます。一番高い駅は言わずと知れた野辺山高原駅ですが、この踏切がいわば分水嶺なのでしょう。
 ここも人が多いので、早々に退散して次に向かうことにします。



 清里から八ヶ岳高原ラインに入って程なく遭遇するのが、「赤い橋」こと東沢大橋。
 スケール感では「黄色い橋」に一歩ゆずる感がありますが、八ヶ岳とのコントラストが見事です。橋を作った人はそれを考えて赤く塗ったのでしょうか。
 ここはぜひ紅葉シーズンにも来てみたいです。どんな風情になるのでしょうか。



 さて、八ヶ岳高原ラインは八ヶ岳の南東側、標高1400m程の所を走る道路。人里からは離れた森の中で、こんな暑い日は日影が多いのがありがたい。


 でも方向によっては八ヶ岳がひょっこり顔を出したりするのです。



 続いて走ったのは八ヶ岳エコーライン。今度は農地の間を走るので眺望が良く、南アルプスがきれいに見えました


 少し雲が増えてきたけれど、それもまたよし。



 それでは本日の最終目的地・霧ヶ峰に向けて茅野から国道152号を登っていきます。
 道は広くて走りやすいのですが、交通量が多く雰囲気はイマイチな道でした。この先の白樺湖と霧ヶ峰が人気スポットだから当たり前なのですが。
 

 白樺湖を経てビーナスラインに入ると、一気に眺望が開けました。
 さすがにここまで来るとだいぶ涼しい!やはり高原の空気は爽快です。


 この道は走ってるだけで楽しいのですが、たまにに後ろを振り返ると違ったアングルの景色が見えたりします。
 そんな調子で頻繁に止まっているもんですからなかなか先に進みません。
 でもこれが自転車のいい所。車じゃ好き勝手に止めるわけにはいきませんからね。




 今年はお盆前まで雨が多く涼しかったので、ひょっとしてニッコウキスゲが咲いてたりしないか?と期待していましたが、さすがにそれは虫が良すぎたようです。
少しだけ残っているところもありましたが、数的にも距離的にも写真に収められませんでした。
 しかしそれを差し引いても、今日は天候に恵まれて視界良好。先日のアスピーテラインに続き、久々に絶景を堪能できたので満足です。



 帰りは県道40号をダウンヒルして上諏訪駅へ。途中にある立石公園からは諏訪湖を一望できました。
 ダウンヒルをしていると気温がどんどん上がってくるのが肌で分かり、この公園の時点ではすっかり真夏の風情。
下界に帰ってきたことを実感していたところに不意打ちを受けた、といったところです。最後にいいものを見れました。



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