アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

親父の小言

2014-09-28 06:00:32 | つれづれ
時々飲み屋に行くと、トイレなどに「親父の小言」というのが飾ってあることがある。だいたいが適当に酔っぱらっている状態なので、うんうんと頷いていたりする。


 いささか長くなるが、全文を紹介しよう。

火は粗末にするな 朝はきげんよくしろ 人には腹を立てるな 風吹きに遠出するな
恩は遠くから返せ 年寄りはいたわれ 人には馬鹿にされていろ 子の云うことは八九きくな
年忌法事は怠るな 初心は忘れる勿れ 家業には精を出せ 借りては使うな
働いて儲けて使へ 不吉は言うべからず 人には貸してやれ 難渋な人にはほどこせ
女房は早くもて 義理は欠かすな ばくちは打つな 大酒は飲むな
大めしは喰うな 判事はきつく断れ 世話やきにこるな 貧乏は苦にするな
火事は覚悟しておけ 水は絶やさぬようにしろ 戸締りに気をつけろ 怪我と災は恥と思へ
拾はば届け身につけるな 小商ものは値切るな 何事も身分相応にしろ 産前産後大切にしろ
神仏はよく拝ませ 病気は仰山にしろ 人の苦労は助けてやれ 家内は笑うて封せ


 一つ一つ味わうと、なかなか沁みてくる。小生の場合ではどうだろう。
 ばくちは打たないが、大酒は・・・(汗)。大めしは食べていないつもりだが、ジロリアンではダメかなあ・・・(苦笑)

 借りては使っていないが、働いて・・・るとは言えないくらいの窓際で、いいのかなあ。人に貸してやったり、難渋な人にはほどこすことは大丈夫だぞ。
 人に馬鹿にされることにかけては天下一品(爆)だが、その一方で、割合人に腹を立てているかも・・・

 こうしてみると、小生どちらかというと小言の対象になってしまうことが多いのかも。この小言を若者時代に知っておけば、もうちょっとまともになったかも。
 なんて、たまには冷静に自戒の念を・・・と、ちょっと待て。「人の苦労は助けてやれ」と言っている一方で、「世話やきにこるな」とある。微妙にニュアンスは違うが、近いといえば近いところでは・・・(汗)

 「火事は覚悟」しておく一方で、「災は恥」だとなると・・・うーむ、なんとなく、何をどうしても小言になってしまいそうだ(苦笑)
 でも・・・まじめに味わいたい小言ではある。
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