昨夜は、北京五輪のフィギュアスケート女子のSPが行われた。ドーピング問題で最後まで揺れたワリエワの件もあり、何かと話題には事欠かないのだが、かねてより樋口推しの小生にとっては、何をおいても樋口の健闘が大切なわけで・・・
樋口新葉の滑走は第四グループの二番目、最終グループはROC(流通卸売センターか)の3人も含め、世界ランク上位となれば、いたしかたないところか。
そんな中、団体戦ではトリプルアクセルを回避した樋口新葉は、ここ一番の冒頭で、トリプルアクセルを見事に成功させた。
その後の3回転ルッツ3回転トゥループのコンビネーションも成功させ、単独の3回転フリップも着氷、見事なパフォーマンスを示してくれた。
さすがにここ一番の集中力と、4年間の思いが集約された素晴らしい演技。こりゃあ、80点台も出るかも・・・と。
実際、こんな記事も出ているくらいだ・・・が、得点は73.51。えっ・・・団体戦でトリプルアクセルを回避したときよりも低いって?
これはずいぶん厳しいぞ・・・ひょっとしてこの後の演技者を考えて低めの査定をされた? なんて・・・勘ぐってしまった。
確かにトリプルアクセルでクリーンな着氷直後には加点がついたが、その後審議のランプに変わり、コンビネーションも審議、3回転フリップも審議と採点ボードは黄色だらけだった。
締めてみればトリプルアクセルは認定され、わずかに加点されたが、コンビネーションは回転不足、フリップはロングエッジで加点なしと。
その他スピンでも取りこぼしがあったようだが、正直おいおい、ここまで低いの? と思ってしまったのは小生だけではないだろう。
だが、その後の第四グループはもちろん、最終グループも得点が伸びず、終わってみれば樋口はROCトリオと坂本の次の5位になった。
これで、彼女は五輪史上5人目のトリプルアクセルの成功者になったという。ちなみに日本人としては3人目。あとの2人は、長洲未来とワリエワと聞けば、彼女のこの演技は偉業なのかと。
そうか、紀平はまだ五輪に行けてないんだ・・・って。またトゥクタミシェワもできていなかったのね・・・と。
そして結果として、フリーは最終グループになったわけだが、滑走後のインタビューでまず口にしたのが、「悔しい」だった。
おお、これぞ樋口新葉だよ。美辞麗句でくるまず、正直に思いをぶつけるため、ともすれば性格悪いなどとも言われる彼女だが、そんなストレートなところが小生はお気に入りだ。
フリーのライオンキングは、きっとやってくれる。彼女の熱い思いがストレートに出てくるプログラムだからだ。
最後のステップは、ビクトリーロードになるイメージのはず。ライオンキングだけにシンバならぬ新葉の素晴らしい演技に期待したい。
頑張れ! 樋口新葉
追伸: SPで樋口の前に滑った韓国のキム・イェリムって選手。優雅な演技で、かつての今井遥みたいでファンになりそうです。
見た目もあだっちーみたいで・・・って、相変わらず節操のないこと(苦笑)
*「樋口新葉選手の魅力は実は坂本花織選手にも共通する日本人特有の美」
おそらく、お師匠様が樋口選手の「何処」を観ておられるのか? は想像がつきますし自分も同じです。実は、この傾向は過去「伊藤みどり選手」はじめ更に遡る事1970年代活躍の某選手等等にも共通している事でして(当然、例の安藤美姫選手などにもあてはまる) 実は此処に日本人特有の「美」があるはずなのですが、お師匠様は解っておられますよね?
*「今回特に金銀独占のロシア選手=シェルパコア、トルトソの両選手は整い過ぎていて不気味」
そうなのです、自分には「シェルパコアもトルトソもサイボーグ? 改造人間? の様に見えて仕方ない」のです。異常なまでに均整の取れ過ぎたプロポーション、細すぎるのに長すぎる足、それなのに「無理矢理出るを抑えた?かの様な上半身」更に演技中の感情の起伏を押さえた能面の様な表情、、、、何か異様なものを感じたのは自分だけでしょうか? 実はお師匠様御贔屓の「樋口選手も自分御贔屓の坂本選手も、1970年代の女性選手の皆様から比べたら確かに身長も伸びてプロポーションも良くなってはおりますが、実は基本的にそう変わってはいない」と感じます。これは映像を観れば簡単に比較できますがどうしても「一見表面上の上っ面は、正直ロシアの選手たちには到底敵わない」ですね。しかしですよ実は、どちらが、、、何と言いますか、、、難しいのですが「良く言えば女性的 悪く下品なセクハラ的言い方をすれば感じる?」と言うのは実は圧倒的に「日本の樋口選手 坂本選手等」なのです。自分の様に幼稚園児4歳から今日まで都合61年音楽やってきた爺にして解るのは「均整の取れ過ぎた美は、実はあまり美しくは無い」のだと。例えて言うなら「全て機械でノーミスで演奏されるカラオケ/ ミスやアクシデントは在っても人間が奏でる生オケ」の相違と言えるでしょうか。自分の様にまぁ自惚れと言われれば謝りもいたしますが「本当に美というものが理解できる爺=お師匠様もそうと思われますが」観ればきっと解って頂けると思います。
*「ワリヱワ選手の件は残念であり極めて疑問」
正直まだ15歳であり才能実力様端麗申し分の無い選手でありながら、非常に残念です。そもそももう少しまともな科学的な言い訳申し開きが出来なかったのか、、、おかしいのは、申し訳ないが「爺婆の口の中ってぇ臭くって汚い」のですが、その爺の使ったカップを使い回したってぇのは、正直どう考えてもおかしい。15の若い娘がそんな不潔な事をするだろうか?と。まぁ彼氏や恋人なら別ですが。
自分の見解ではおそらく彼女のコーチや取り巻き上層部、最終的にはあの「プーチンだか チンだかの策略」が在ったと確信しています。まぁあのプーチンだか チンだかの輩も「寸足らずのナルシシスト」ですからね。気色悪いったらありませんや。
今後相当に長く尾を引く問題となるでしょう。此処で注意したいのは
*「今回の坂本花織選手の銅メダル=ワリエワの失敗から転がり込んだ銅等では絶対に無い。ワリエワは敗れるべくして敗れた」
そうなのですこれが真実事実です。坂本選手の演技はまさに芸術そのもの、一点の曇りも無くパーフェクトでした。しかも大技を持たず使わずに。彼女が今後大技を持つ事が出来たなら無敵となるでしょう。そしてワリエワ選手、、、何か今後の「ロシア&プーチンの行く末凋落を観る」かの様なのは自分だけでしょうか? 奢れる平家は久しからず 自分も他山の石として心に命じたいと思います。敬具
ご指摘の通り、ロシア(ROC流通卸売センター)の選手たちのサイボーグ感は半端ないですよね。なんでも平昌のザキトワなども同じで、五輪に出られる年齢を計算して、才能のある選手を促成栽培よろしく仕上げていくのがパターンと。平昌のときのメドベージェワとの死闘はまだ記憶にありますが、メドベージェワまではまだ、人間のにおいがしたようにも・・・
そして、ザギトワも前回の大会で即引退で、今は五輪の解説などをしている由。おそらくはワリエワもその他のROCの選手も、来年度にはすべていなくなりそうと。逆にいえば、それだけ促成栽培で無理を強いている証拠かと。
さて、翻って日本人選手たちは、失礼ながらスタイルがいいとは言いにくいのですが、あのスポーツを健全に鍛えれば、足は太くなるのは当然と。学生時代に生でフィギュアの男子日本代表に出会いましたが、スーツのパンツが醜いくらいにパンパンでした。健康な美しさこそ、あるべきき姿と。
そして、それに加えて小生が樋口びいきなのは、気持ちがどんどん前に出てくる男前なところです。皮肉にも、サイボーグ軍団を除けばこの五輪は日本人のワンツーフィニッシュだったということですよね。ショートのときに、坂本の演技に米国のメディアがこれぞ真のフィギュアだと言ったとか。
今朝某局のテレビに出ていた樋口・坂本両選手の明るい顔にホッとした小生です。