雁舎で酒粕味噌ラーメン

越後湯沢の駅って、バブリーな頃にはよくスキーの時に利用していたが、スキーに来なくなってからはずっと利用していなかった。



　バブル崩壊後のスキー人口の激減で、どうなっているんだろうと思っていたら、大変革を遂げていた。駅ビルが、一大ショッピングモールのようになっていた。
その中でまずは昼食を・・・と思い、立ち寄ったのが、魚沼ラーメン「雁舎」というお店。これで「がんや」と読ませるらしい。


　なんとなく味噌ラーメンがメインな雰囲気があり、目に留まったのが期間限定の酒粕味噌ラーメン。よし、これにしよう・・・と思ったら、麺はどうしますか?と。
　メニューを見ると、普通麺とこしひかり米粉麺があり、食感も異なるという。さすれば、ここはこしひかり米粉麺だろうって。

　ほどなくしてできてきたのが、トップ写真のこれ。ラーメンの上に白く見えているのが酒粕である。これを溶いてまずはスープをいただく。
　ズズッ・・・おっ、まさに酒粕の香りだ。思ったより強く酒粕の香りがして、味も甘く感じる・・・マイルドな感じである。

　七味をかけたが、それでもややマイルドなくらいだ。逆に、メリハリを感じないくらいかも・・・ということで、少し醤油を足して調整した。
　ちょぅどいい加減になり、酒粕効果もあり、かなり身体が温まる感じになった。ジャンクな感じとは対極にある感じだが、なかなかおいしい。


　そうそう肝心な麺を忘れてはいけない。こちらは中太の麺で、ふれこみどおり、もちもち感のあるもの。
　コシも割合あり、麺としてはなかなかおいしいと感じた。ただ、あくまで個人的な好みの問題だが、この主張の強い麺ならば、味噌の味も「味噌一」のようにちょい濃い目のものにした方がバランスがいいかも・・・って感じた。

　この麺で、濃いめの味噌味のつけダレにして、つけ麺として食べたらかなりおいしいのではって・・・
　なんてことを考えながら、しっかり完食。野菜は入っていたものの、チャーシューがなかったことが、少し残念。

　そういえば、「げんまん・どみそ」にも入っていなかったが、最近の味噌ラーメンって、これが定番なの?　
　なんだかんだ書いたが、けっしておいしくなかったわけではなく、越後湯沢に来たら立ち寄る価値があるお店だなと感じた。
　おそらく、ここに来るときはいつも冬だろうから・・・期間限定のこれ・・・また食べることになりそう(汗)